牛丼チェーン大手の吉野家では2020年2月からスマホでテイクアウト予約ができる「モバイルオーダーシステム」を導入しました。
画面をタップするだけで好きな商品を注文することができるため、20代〜40代を中心に利用者が多いようです。
非接触の推進により、各社モバイルオーダーの導入・宣伝が積極的な昨今。
牛丼・ハンバーガーなどファストフードを中心に広まっています。
当ブログでは以下の代表的なチェーン店でモバイルオーダーを実践しています。よろしければ合わせてご確認ください。
- ファストフード
- 寿司
- ファミレス
- 定食屋
- お弁当
- パン
- スイーツ
- コンビニ
- その他
本ページでは吉野家モバイルオーダーの利用手順や、クーポンは使えるの?支払いはどうしたらいいの?という疑問を解決します。
吉野家の予約方法は2通り
吉野家でお持ち帰り注文をしたい場合の注文方法は「モバイルオーダー」と「電話予約」の2通りあります。
モバイルオーダーの利用条件
モバイルオーダーを利用するには「Android」もしくは「iOS」を搭載している端末が必要になります。
PCや従来ガラケーで画面を開くと注文ができませんのでご注意ください。
上画像の注意事項を見る限り、AndroidもしくはiOS搭載のタブレットなら注文できそうです。
個人的にはPCから注文できないのはちょっと痛いです…。
対応端末を持っていない人は従来の電話予約を利用する必要があります。
注意事項として、注文時にショートメール(SMS)を受け取れる電話番号を入力する必要があります。
SMSを受け取れる完了にない場合には電話予約をオススメします(一応SMSを受け取れない電話番号を入力しても、注文自体は可能です)。
電話予約の利用条件
電話予約には利用条件はありません。
ガラケーユーザでもPCユーザでも、電話さえ出来れば利用できます。
ただし吉野家店舗の電話番号はフリーダイヤルではないので、電話代を負担する必要があります。
ちょっとマニアックな注文の仕方や、質問があるときなどはモバイルオーダーは不向きなので電話予約をオススメします。
また一部メニューではモバイルオーダーに対応していないものもあります。
例えば2020年4月〜5月のテイクアウト限定メニュー「ファミリーセット」はスマホオーダーでは注文できないため、電話予約のみになります(牛皿のファミリーパックはモバイルオーダーできます)。
注文の手順
実際にモバイルオーダーを利用してお持ち帰り予約をしてみました。
まずは「吉野家 お持ち帰り」で検索するか、下記URLに対応端末でアクセスし「今すぐスマホで予約する(店舗検索へ)」をタップします。
URL:https://www.yoshinoya.com/service/bentou/
次に注文したい店舗を検索します。位置情報をONにしている場合には最寄りの店舗が表示されるので便利ですよ。
注文したい店舗を見つけたら「スマートフォン専用 テイクアウト注文へ」をタップします。
店舗に間違いがないかよく確認し、「注文する」をタップします。
注文したいメニュー選んだら、下部の「追加」をタップします。
つゆだくやご飯の量もワンタップで決定できるのはありがたいですね。
単品で注文すると漏れなくセットメニューを勧められます。客単価の向上に余念がありません。
全ての注文が終わったら下部の「注文確定へ進む」をタップします。
受け取り時間を選択します。
「今すぐ受け取る」または「今日・明日の時間指定」が可能です。
あとはショートメール(SMS)が受信できる電話番号を入力するし、下部の「注文を確定」をタップするだけです。
個人情報の入力はこの電話番号のみになります。氏名・住所は必要ありません。
以上で注文は終わりです。念のため注文内容に間違いがないか確認します。
注文完了時にショートメールが届きますので、万が一注文内容に訂正がある場合には速やかに電話連絡をしましょう。
受け取りの手順
商品が出来上がったらこのようなショートメールが届きます。
このメールを確認後、レジに「伝票No」もしくは「注文完了画面で表示されたバーコード」を提示します。
バーコードは店側にも同じものがあるため、「伝票No」を伝えるだけでも受け取ることが出来ました。
あとは会計をして、商品を受け取るだけです。
この流れは通常のテイクアウト時と全く同じなので困ることはありません。
会計はモバイル決済ではなく店舗会計になります。
現金も利用できるのでクレカ・電子マネーを持たない主義の人も利用可能です(支払い方法の詳細は後述します)
クーポンは使える?支払い方法は?
吉野家のモバイルオーダーは「受け取り時に店舗で支払い」のため、いつもの支払い方法と同じように会計することが出来ます。
クーポンは会計時の「伝票番号等」を伝えるときに提示すると適用されます。
支払いは「現金」のほか「クレジットカード・電子マネー・QRコード決済」など吉野家で対応しているすべての支払い方法が利用可能です。
実際にモバイルオーダーを利用して「テイクアウト30円引きクーポン提示&株主優待&LINE Pay支払い」という店員さんにとって面倒な支払い方をしたレシートが下になります。
注文時に決済するタイプのモバイルオーダーだとこのような自由は効かないため、個人的には店舗支払いを採用してくれたのは有難い限りです。
なお今回は提示しませんでしたが、Tポイントカードもしくは楽天カードを提示するとポイントが貯まりますのでお忘れなく。
ファミリーメニューなど、一部メニューがわかりにくい?
モバイルオーダーの欠点として、「注文したいメニューを探す」という作業をしなければいけません。
今回モバイルオーダーを利用するにあたり「牛皿ファミリーパック」というものを探すのに若干手間取りました…。
結局は「牛皿ファミリーパック」というメニューはなく、牛皿の中の…
量の選択にファミリーパックがありました。
電話注文であれば口頭で伝えるだけで注文ができますが、この「探す」という作業はモバイルオーダー最大の欠点になります。
おわりに
電話予約という道を残しつつ、モバイルオーダーを導入した吉野家。
お客にとっては話さず・電話代もかからずにタップ操作で注文できます。
お店にとっては電話を受けている時間を拘束されずに済みます。
正にWin-Winの関係と言えるのではないでしょうか。
またマクドナルドのモバイルオーダーと違い、お店で会計をするためクーポン・支払い方法・ポイントカードの提示など、全てにおいて自由度が高いのも魅力的です。
ただ「注文時に会計も済ませたい」という需要は一定数あると思いますので、会計を「事前支払い」か「店舗支払い」かを選択できると、なお良いのかなと感じました。
便利なシステムであることには変わりないので、これからも利用させて頂きたいと思います。
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