非接触の推進により、各社モバイルオーダーの導入・宣伝が積極的な昨今。
牛丼・ハンバーガーなどファストフードを中心に広まっています。
そんな中、衣服・生活雑貨で唯一無二の存在である「無印良品」でもネット注文、店舗受け取りという、いわゆるモバイルオーダーを行っています。
本記事では、無印良品店舗受け取りの流れや、支払い方法、お得な購入方法などについてまとめました。
無印良品 店舗受け取りとは?
無印良品の店舗受け取りは、公式ネットストアで注文した商品を、店舗で受け取れるサービスです。
自分で店舗に取りに行くため、もちろん送料は無料です。
対応店舗は、Café&Meal MUJI、海外店舗、キャンプ場、IDÉEを除く全店舗とのことで、非常に利用しやすいサービスです。
ネット注文店舗受取サービスは
- 配送料が無料であること
- 24時間いつでも注文して後日好きな店舗で受け取れること
- ネットストアならではの豊富な品揃え
がウリなようですが、実際はどうなのか、最寄りの店舗で検証してみることにしました。
店舗受け取りで注文してみた
物は試しと、実際に無印良品のネット注文→店舗受け取りをやってみました。
ネット注文はアプリの他、タブレットやパソコンからも注文が出来ます。
大きな画面から注文できるのは嬉しいです。
ネットストアアカウント登録
無印良品のネットストアを利用するにはMUJI.netメンバーという、ネットサービスを使うためのアカウントが必須です。
私は持っているだけでお得な「MUJIカード」の特典を受けるべく、以前よりMUJI.netメンバーアカウントを取得していました。
初めての利用の方はこちらから登録できます。
注文手順
今回はMUJI passportアプリから注文してみますが、ブラウザでも流れは同じです。
ログインした状態で、下部の「ネットストア」をタップしてお目当ての商品を探します。
私は無印良品の肌着が好きなので綿のインナーを購入します。
受取り手段に「店舗受取可」の表記があることを確認してカートに入れます。
全ての商品を選び終えたら「カートを見る」をタップして、
カートの中を確認して、
問題なければ次に進みます。
続いて注文手続きに移り、「お届け先・支払い方法」を選択します。
今回は「店舗受け取り」と「店舗支払い」にしました。
お届け予定の記載が出ますが、これは勝手に表示されたものです(自宅配送の場合のお届け予定かもしれません)。
そのまま下にスクロールして「注文内容の確認」に進みます。
最後に注文内容を確認して、
間違いなければ「ご注文を確定する」をタップします。
これでネット注文は完了です。
注文完了メールも併せて届きます。
受け取り手順
注文完了から5日後、商品が店舗に届いた旨のメールが届きました。このメールが到着したあとに店舗で商品を受け取ることが出来ます。
受取り時は指定店舗のレジにて「名前」と「注文番号」を伝えます。
1分足らずで裏から商品を持って来てくれました。
商品を確認して、問題が無ければいつも通りに会計をして終了です。
今回は店舗支払いにしましたが、事前決済だと受け取るだけなのでもっとスムーズです。
会計を終えて帰ろうとすると、レジはかなりの列が出来ていました。
店内も混雑していたため、受取り&支払いのみの今回はかなり滞在時間が短縮できました。
家に帰って商品とレシートを見てびっくり。
写真左のVネックTシャツは元値が990円だったようですが、790円で購入できていました。
無印良品では、近頃「価格見直し」に力を入れているので値下がっていました。
支払い方法
無印良品の「ネット注文→店舗受け取り」では
- 事前決済:クレジットカードまたはMUJIポイント
- 店頭決済:現金・クレジットカード・MUJI passport Pay・商品券・MUJIポイントの他、店舗によっては電子マネーやQRコード決済
が利用できます。
店頭決済のほうが多彩な支払方法に対応しています。
また、無印良品をよく利用される方はアプリと連携した決済方法のMUJI passport Payでも良いですね。
ポイントは付く?
無印ではMUJI mileというポイント制度があります。
事前決済では店頭受け取り完了後の翌日、または翌々日にマイルが付与されます。
店舗支払いではMUJI passport、MUJI Card、LINE会員証の提示で会計時に付与されます。
店舗受け取り不可商品
便利なネット予約、店舗受け取りですが店舗受け取り不可商品が実は多く存在します。
私が確認できただけでも6つありました。
- アウトレット商品
- 飲料・食品
- 家具
- 大型インテリア
- 大型家電
- 自転車
無印良品に行く度ゼリービーンズを購入している我が家としては、お菓子類が対象外なのは大問題です。
店舗受け取りでは、文具や衣料品、スキンケア用品など購入するものがかなり限られます。
なかなか手に入らない無印良品のキンパの店舗受け取りを期待しましたが、それも不可でした。
注文から受け取りまでの日数
注文から約1~2週間で受け取り可能日案内のメールが届きます。
※ 時期により3週間前後かかる場合も。
実際に私は10月27日の午後に注文しましたが、在庫取り置きのメールが来たのは5日後の11月1日の午後でした。
受け取り期間は10日後の11月11日までです。
「在庫が店舗にある場合は店舗在庫より商品をご用意いたします」との記載があったため、即時受取りを期待しましたがダメでした。
実際に店舗に行くと、形・色・サイズ共に豊富な品揃えだったため、今回は最初から店舗に行った方が早かったなという印象です。
同じ商品でも、ネットストアではサイズにより在庫切れが目立ちました。
内容変更・キャンセル・返品は出来る?
「店舗受け取り」では、ネット上での変更・キャンセルができません。
注文翌日までに受け取り店舗に電話でキャンセルの連絡をしましょう。
また、注文後の商品の数量、受け取り店舗などの変更はできないため一度キャンセル→再注文になります。
返品は可能ですが、ネット支払いと、店舗支払いで返品方法が異なります。
詳しくはこちらからご確認ください。
試着もできる
ネット注文→店舗受け取りでも、衣類の試着が可能です。
店舗受け取り時には、通常の買い物時と同様に商品の確認や試着ができます。
店舗支払いを選べば、支払い前に試着をして合わなければその場でキャンセルすることも可能です。
受取日が良品週間を過ぎてても割引される?
無印良品と言えば、年に数回行われる会員限定の10%OFFセール、”無印良品週間”が人気です。
しかし、良品週間中は混雑していたり、出遅れると目当てのものが売り切れていることも。
また、送料無料分までは買わないけど、期間中に店舗に行けない…ということもあります。
そんな時は良品週間中にネット注文をすることで、事前決済・受け取り時決済に関わらず、良品週間価格で購入することが可能です。
店舗支払い時に良品週間が終わっていても10%OFFが適用されるのは嬉しいですね。
反対に、受取日(支払日)が良品週間だったり、価格改正やセールで安くなっていると「安い方の価格」が適用される親切仕様です。
お得に購入するオススメの方法
私は無印良品の実店舗を利用することもありますが、実際のところECサイトで購入することが多いです。
なぜならクーポンや、ポイント還元、キャンペーンなど実店舗よりお得な場合が多いからです。
無印良品は楽天市場とPayPayモールにも出店しています。
公式サイトのネット注文だと5,000円以上送料無料ですが、楽天なら3,980円以上、PayPayモールなら3,850円以上で送料無料などとハードルが低いのが魅力です。
また、このように割引クーポンが利用できる場合もあります。
さらに、還元率のお得な日を狙って購入することでお得さに拍車がかかります。
食品も買えるので、ECサイトなら店舗受け取りよりも早く安く欲しいものが手に入るかもしれません。
各ECサイトの送料等、無印良品のお得なネット購入について詳しくはこちらでまとめています。
無印良品 店舗受け取りのメリット
私の思う無印良品 店舗受け取りのメリットは8点です。
- 欲しい商品を確実に手に入れられる(ネットストアで在庫切れの場合は店舗の方がある場合も)
- 24時間いつでも注文が可能
- 事前決済と受け取り時決済が選べる
- 店舗滞在時間の短縮
- 店舗受け取りにすると、注文時または受け取り時の安い方の価格が適用になる
- 良品週間期間に店舗に行けなくても、良品週間価格で購入できる
- ネットで送料無料価格まで購入しない時に使える
- MUJI ショッピングポイントの期限が迫っている時に事前決済で使い切れる(店頭支払では不可)
混雑する良品週間中にネット注文をして、後日空いている店内で割引価格で商品を受け取れるのはとても魅力です。
また、店舗に在庫が無い可能性の高い部品パーツや人気商品の購入にもネット注文がオススメです。
無印良品 店舗受け取りに向かないのはこんな人
反対に、無印良品 店舗受け取りに向かないのは下記に当てはまる人です。
- すぐに商品を受け取りたい
- 大型家具や食品など、店舗受け取り不可商品を購入する
- 受取日がすぐに明確にならないのが嫌だ
- 実物を見て買いたい
- 店舗に行き慣れているので、購入に時間はかからない
無印良品に行き慣れていて、どこに何が売っているかをよく把握している人にとっては注文番号を見せて、商品を確認してという流れこそが余計なものに感じるかもしれません。
おわりに
初めて無印良品のネット注文→店舗受け取りを利用してみましたが、店舗支払いを選べる点、ネット上に在庫があれば確実に手に入る点、送料無料な点が魅力的でした。
また私は家の近くに無印がないため、有効期限が切れそうなMUJIショッピングポイントの消費先としても活用できそうです。
しかし、注文から受け取りまで時間がかかること、受取日がはっきりしないこと、店舗受け取り不可商品が多いことなどから、利用は非常に限られるなと感じました。
近所に店舗があったり、いつも使う駅ナカに店舗があるなど、いつでも取りに行ける人や、良品週間をよく利用する人にとっては非常に便利なサービスだと感じます。
無印良品では近頃セルフレジが導入されています。
無印のセルフレジについてはこちらでまとめていますので宜しければ併せてご閲覧ください。
また、GUやしまむらでもオンラインストア購入→店舗受け取りを行っていますので宜しければご閲覧下さい。
コメント