LINEが発行している「Visa LINE Payプリペイドカード」でついにLINEポイントが利用できるようになりました。
Visa LINE Payプリペイドカードの前身であるLINE Payカード(JCB)ではLINEポイント利用が出来たのですが、Visa LINE Payプリペイドカードは中々対応されず困っていた人も多いはず…
本記事ではVisa LINE PayプリペイドカードでLINEポイントを使うための設定手順と、LINEポイント利用分の還元率は?LINEポイントとLINEPay残高、どちらが優先して消費されるの?などの疑問を解決します。
Visa LINE PayプリペイドカードがLINEポイント消費に対応
2022年2月3日から、Visa LINE PayプリペイドカードでLINEポイントが利用できるようになりました。
今まではLINE Pay残高しか消費できなかったプリカですが、事前に設定をしておくことでLINEポイントが支払いに使えるようになります。
今まではLINEポイントをVisa LINE Payプリペイドカードで利用したい場合にはLINE証券を経由してLINE Pay残高に交換する作業が必須でしたが、これが必要なくなります。
なおVisa LINE Payプリペイドカードはバーチャルプリペイドカードで、物理カードが発行されないタイプのプリペイドカードになります(2022年2月7日時点)。
発行後はすぐにAmazon・楽天・ヤフーショッピングなどのECサイトで利用が出来ますし、ApplePayやGooglePayに設定をすると実店舗のiD決済・Visaタッチ決済での利用も出来ます。
そもそもVisa LINE Payプリペイドカードはどうやって発行するの?
という方はこちらの記事に詳しく発行手順をまとめています。新規発行であれば最大40万円まで6%還元、使い方によっては7%還元になりますので要チェックです。
LINEポイントを利用する手順
LINEポイントを利用する手順は至って簡単で、LINEアプリ内で「LINEポイントを利用」をONにするだけです。
具体的な手順は公式HPに丁寧なフローがあったので、そちらで割愛をさせて頂きます。
LINEのバージョンが古い場合には「LINEを利用」のメニューが表示されませんので、メニューがない人はLINEアプリを更新してから設定をしましょう。
実際にAmazonで利用してみた
実際に「LINEポイントを利用」をONにした状態で、Amazonでギフトカードを購入してみます。
Amazonギフト(Eメールタイプ)は15円~、1円単位で購入できるので新規発行特典の+5%を使い切るのにもピッタリです。
15円だけAmazonギフトを買ってみます。
すぐに支払い通知が届きました。支払いは「0円」になっていて、利用ポイントが「15P」となっていることが確認できました。LINEポイントの使い道に困っていた人にとっては嬉しいですね。
LINEポイントが優先して利用される?
Visa LINE PayプリペイドカードはLINE Pay残高を消費するプリカですが、今回の変更でLINEポイントも支払いに利用できるようになりました。
そこでちょっと気になるのが「LINE Pay残高とLINEポイント、どちらが優先的に消費されるか」という点ですが、現時点ではLINEポイントから優先的に消費されます。
そのため「LINE Pay残高で足りない分をLINEポイントで支払う」という使い方は出来ません。
そのような使い方をしたい人はLINE証券で必要な分だけ「LINEポイントをLINE Pay残高に交換する」という作業が必要になります(LINE証券の詳細は後ほど)。
LINEポイント利用分の還元率は?
Visa LINE Payプリペイドカードは終了日未定で2021年8月から、1%還元のキャンペーンを行っています(新規発行は+5%の計6%)。
ですがこの1%還元はLINEポイント利用分は還元対象外とのことです(LINEカスタマーセンターに確認済み)
1%還元のお支払金額に対しての付与とのことで、ポイントを使うとその分支払い金額が減ってしまいます。
先ほどのAmazonギフトを例にすると、支払い「0円」になっている部分のみが1%還元の対象とのこと。
つまりLINEポイント使用分を差し引いた利用金額が還元対象となるため、お得度的にはかなりイマイチだと言えます。
キャンペーン時のポイント還元は?
例えば本記事作成時点ではVisa LINE Payプリペイドカード × コンビニ(セブンイレブンまたはローソン)で6%還元のキャンペーンを開催しています。新規発行特典(+5%)と合わせれば最大11%還元の強めなキャンペーンです。
開催期間は2022年2月7日~2022年3月31日です。
ですがこのキャンペーンもLINEポイント利用分は還元対象外です。
こちらはきっちりとキャンペーンページに記載がありました。
今回のキャンペーンだけではなく、この手の還元増量キャンペーンは全てLINEポイント消費は還元対象外となるのが濃厚です。
そのためLINEポイントを利用したい人はLINE証券を使って、LINEポイントをLINE Pay残高に交換するのがセオリーとなります。
蛇足ではありますが…
LINEポイント利用の対応が2/3~で、このキャンペーンが2/7~なのは意図的に間違える人を狙い打ちしているのかな…と勘ぐってしまいますよね。
オススメは現金化かPayPay交換
LINEポイント利用は利用方法に困っていたユーザーにとっては朗報ですが、お得度を見ると還元率がないためイマイチな消費方法です。
個人的にオススメなのはLINE証券と利用する方法か、PayPayに交換する方法の2通りです。
LINE証券を使う
やはり王道はLINE証券 × LINEポイントのコンボです。
LINE証券はLINEポイントをLINEPay残高化、もしくは現金化できる唯一無二のルートです。
しかしLINE証券はポイント交換用のツールだけではなく、定期的に株のタイムセールを開催しているため、LINEポイントを原資にお得に株を購入することも出来ます。
タイムセールで購入した株はいつでも売却することが出来るので、ポイントを元手に手軽に勝率が高い投資が出来るのも魅力的です。
現在は最高3,000円分の株がもらえるキャンペーンを実施しています。
⬇️⬇️⬇️詳細はこちらから⬇️⬇️⬇️
実際の交換手順はこちらの記事に詳しくまとめています。
PayPayに交換する
もう1つのオススメ利用先はPayPayに交換する方法です。
LINEポイントは2021年3月からPayPayへの等価交換を開始しています。手順はこちら。
PayPayに交換するとPayPayボーナス運用の原資になるほか、PayPay STEPを攻略していると最大1.5%還元で消費することも出来ます。PayPay STEPに参加しなくても0.5%還元です。
LINEポイントをVisa LINE Payプリペイドカードで使うと還元率0%なので、PayPayで消費するほうがお得に活用できます。
おわりに
Visa LINE PayプリペイドカードでLINEポイントが利用できるようになりました。
しかしひと昔前と違い、現在のLINEポイントには「LINE証券」や「PayPay」といったルートが用意されているため、利用頻度は低いものと思われます。
1%の還元が対象外なのも痛手です…
ただ
お得度とかはあまり関係なく、とりあえず手軽にLINEポイントを使いたいんだ!
という人には非常に有用な使い道になりそうです。
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