非接触の推進や効率化、人手不足などを補うことを目的とし、スーパーだけでなく今やコンビニや飲食店でもセルフレジや注文時のタッチパネルが導入されています。
当ブログでも以下の代表的なチェーン店で、セルフレジやタッチパネルの実践をしています。
- セルフレジ
- タッチパネル
- レジカート
- スマホレジ
人気のあまりいつもレジに行列が出来ている無印良品も最近はセルフレジ導入によりレジ前の列が少なくなっているのをご存じでしょうか。
私が住む札幌でも「札幌ステラプレイス店」が2022年3月1にのリニューアルされ、セルフレジが導入されました。
分かりにくい、使いにくいの声もあるセルフレジですが、無印良品のセルフレジはどのような仕様なのでしょうか。

本記事では無印良品札幌ステラプレイス店で実際にセルフレジを使用し、使い勝手や支払方法、行列は緩和されたのか?等についてまとめています。
セルフレジ導入店舗
無印良品のセルフレジは2015年から試験運用がされていますが、最近はリニューアルと同時に徐々に導入店舗を増やしています。
公式サイトでは店舗情報に「セルフレジ導入」の情報がないため、実際に無印良品に問い合わせてみると、

もうほとんどの店舗にセルフレジが導入されています。(2022年4月16日時点)
とのことで、2022年4月時点ではほぼほぼセルフレジの導入が完了している旨の回答が得られました。
無印良品 札幌ステラプレイスに行ってみた
2022年3月1日にリニューアルオープンし、人気の「冷凍食品」や「量り売り菓子」も導入した「札幌ステラプレイス店」に行き、実際にセルフレジに挑戦してみることにしました。

お菓子の量り売りについてはこちらでまとめています。
待ち時間なし、大量のセルフレジ
店舗に行って驚いたのはそのセルフレジの数です。
平日ということもあり多くのセルフレジは「休止中」でしたが、パッと見で15台ほどあり、待ち時間0の状態でした。
台数は店舗の規模にもよりますが、十分な数のレジを設けていると思われます。

セルフレジで会計してみた
実際にセルフレジを使って、大好きな無印のお菓子を買ってみました!
セルフレジには案内係が入り口に1名、レジ内に1名と常時2名のスタッフがついているようでした。

セルフレジとスタッフレジの振り分け
これは札幌ステラプレイス店の場合ですが、レジ前にはスタッフと共に案内看板があり、
- 現金・交通系IC・クレカ(スクエアカードを除く)➡ セルフレジが利用可能
- 上記以外 ➡ スタッフレジを利用・セルフレジ利用不可
という案内がされていました。
店舗にもよるとは思いますが、iD・Edyなどの電子マネーがセルフレジで使えないのは結構不便です。


「現金・交通系IC・クレジットカード」でも、もちろんスタッフレジを選択することも可能です。
セルフレジの流れ
今回はクレジット払いでセルフレジを利用してみました。
セルフレジはこんな感じで、まずは「かご置き場」に商品を置きます。
ただよくスーパーにあるような会計前と後の重さを量るタイプではありません(会計前後の重量チェックはありませんでした)。

それでは早速画面操作を行います。
困ったときの「係員呼出」ボタンは常に左下に出ているので安心です。
まずは、希望の支払方法がセルフレジ対応かを確認し「はい」をタップします。

続いてMUJIパスポート・MUJIカードの有無を選択します。
今回は「MUJIパスポートアプリ」を持っていたため、スキャナにかざしました。

次にマイバックの有無を選択します。

今回は「はい」を選択したので、画面に常に「マイバック有」と表示されていました。
ここで商品の読み込み開始です。
バーコードは感度よく一発で読み込めました。

全ての商品を読み込んだら「お支払いへ」進みます。

今回はクレジットカードを選択し、

確定をタップして、

カードリーダーに挿入またはスワイプします。

これで決済完了です。
最後に「確認」を押すと、

レシートが出てきて買い物終了です。
とても分かりやすく初めてでも迷うことなく直感的に利用することが出来ました。

また、レジ横の台が大きいため、手荷物を置いたり袋詰めに利用するなどとても便利です。

支払方法は?
無印良品では商品券やMUJIギフトカードなどの利用が可能ですが、基本的にセルフレジで対応なのは、
- 現金
- 電子マネー
- クレジットカード
- MUJIショッピングポイント
の4つです。
しかし、商業施設のテナントに入っていることの多い無印良品は電子マネーやクレジットカードなど、その施設の経理によるため、店舗によって支払方法はまちまちです。
実際に、札幌ステラプレイス店のセルフレジで利用可能な電子マネーは「交通系IC」のみで、クレジットカードも「スクエアカード(実際にはオリコ系カード)」は利用不可となっていました。

紙袋が無料
セルフレジで困ることと言えば、マイバッグを持参していなかった時に店員さんから袋を貰わなければいけないシーンですよね。
折角セルフレジで会計をしているのに、店員さんを待つのは何だか気が引ける人も多いはず。
しかし、無印良品のセルフレジは台の下に大きさ別に無料の紙袋が設置されているため、店員さんを呼ばずに袋が貰えます。

また、シェアバッグ(デポジット150円で、袋の返却で返金)、保冷剤、保冷バッグもスタッフ対応が必須ではありますがセルフレジでも利用可能です。

ポイントも貯まる
無印良品ではdポイントカードや楽天ポイントカードのような見せるだけでポイントが貯まるカードには対応していません。
ですが、独自のMUJIマイルサービスを貯めることで買い物に使える「ショッピングポイント」がゲットできます。
「MUJIマイル」は、
- 会計時に「MUJI passport」「MUJI Card」「LINE公式アカウントの会員証」のいずれかを提示(購入金額1円につき1マイル)
- ネットストアでのお買い物(購入金額1円につき1マイル)
- MUJI passport「チェックイン機能」の利用(チェックイン1回で10マイル)
で貯まります。
また、MUJI passportは優待クーポンや誕生日プレゼントがもらえるなどお得な会員サービスです。
お得なポイントカードアプリの「MUJI passportやMUJI passport Pay」、持っているだけでお得な「MUJIカード」についてもまとめていますので宜しければご閲覧ください。
無印のセルフレジは使いにくいのか?
「無印良品 セルフレジ」の検索すると、「わかりにくい」などとヒットするため使い勝手が悪いものと思っていましたが、実際に私が使った感じだと「かなり分かりやすく使いやすい」と感じました。
確かに、支払方法によってスタッフレジとセルフレジに別れる必要があったり、保冷剤や保冷バッグの利用時にはスタッフを呼ぶ必要があるなど完全にセルフで完結しない点もありますが、それはどこのスーパーのセルフレジでも同様のことです。
むしろ無印良品のセルフレジは、
- 豊富なレジ台数
- セルフレジにもスタッフ常駐
- スタッフが支払方法に応じてスタッフレジとセルフレジに振り分けてくれる親切仕様
- 無料の紙袋もレジ下にある
- サッカー台が広い
- 「MUJIパスポート会員ですか?」「マイバッグをお持ちですか?」などとレジが問いかけてくれる
という非常に親切な作りです。

沢山のセルフレジの導入により、いつも列が出来ている無印良品の会計が待ち時間0だったのは驚きました!
おわりに
初めて無印良品のセルフレジを利用してみましたが、すでにほとんどの店舗に導入されているということでした。
今回利用したのはリニューアル後間もない札幌ステラプレイス店でしたが、セルフレジの数が驚くほど多く、しかも分かりやすいレジだったので迷うことなく1人で会計が出来ました。
セルフレジでもポイントを貯めたり、無料の紙袋に広いスペースで袋詰めが出来るなど特に不便を感じることはなく、むしろ会計の待ち時間がないという大きなメリットがありました。
対応の支払方法は店舗によるため、人によってはスタッフレジが向いている場合もありますが無印良品のレジの長さに利用をためらってしまう人には朗報だと感じました。
「無印良品のネットストア」や「お得な購入方法」についてはこちらでまとめています。
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