多くの自治体で行われている「生ごみ処理機の助成金制度」をご存じでしょうか?
電動生ごみ処理機は安い買い物ではないけれど、助成金が出るなら買ってみようかなという人も多いはず。
札幌在住の我が家も先日、札幌市の「電動生ごみ処理機助成金」に申し込み、購入した電動生ごみ処理機の半額程度の振り込みがなされたばかりです。
しかし、調べてみると自治体により助成を受ける条件や金額が細かく違うため、お得な購入方法やオススメの商品も条件により異なることが分かりました。
本記事では、生ごみ処理機のお得な購入方法、助成申請の注意点や購入した生ごみ処理機のレビュー等を動画付きでまとめています。
札幌市の購入助成に申し込んでみた
自治体毎にルールを設けて行っている「生ごみ処理機の助成金制度」。
自治体により、対象となる生ごみ処理機の種類等は異なりますが、私の住む札幌市では「電動生ごみ処理機の購入助成」が行われているため、申し込みをしてみました。
なお、自治体により以下の様々な条件やルールの違いがあります。
- 助成の有無
- 先着順か抽選か
- 助成額の上限
- 購入価格に対する助成額(50%、80%等)
- 対象金額の税込・税抜
- 申請のタイミング(購入前か購入後か)
- 指定業者の有無
- 世帯当たりの助成対象台数(1台か2台か等)
私は「抽選、負担額1/2、税抜価格に対する助成、上限15,000円、購入前の申請、販売店指定なし」という条件の元、申込・購入・申請を行いました。
申込~入金までの流れ
随時自治体のHPなどからも助成金情報は確認できますが、私は広報誌をチェックして情報を得ていました。
申し込み方法は各自治体によりますが、札幌市の場合電話またはHPから申し込みをし、
当選の場合、届いた申込書類に従って、該当の生ごみ処理機の購入、申請を期日までに行います。
私はネットでレビューが良かった「PPC-11 生ゴミ減量乾燥機 パリパリキュー」を購入しましたが、助成内定から書類提出の期限が1か月足らずと短いため、速やかな購入と申請が必要でした。
購入のタイミングや商品により助成対象外となるため、申込前によく自治体のページを読み込むことが重要です。
また、ネット購入の場合は期間内に到着するかも大事なポイントです。
あとは、免許証の写しや口座情報、領収証原本、申請書などの必要書類を期限内に提出します。
書類提出期限から約1か月ほどで助成金の入金が確認できました。
申込~入金まで最長で3か月ほどかかるようです。
購入はネットがお得
自治体によっては「自治体内の販売店からの購入」や「ネット購入不可」など、購入方法に指定がある場合がありますが、札幌市のように販売店指定がない場合には「ネット購入」がお得です。
理由はポイント還元があるからです。
ポイントを使っての支払い分は助成対象にならない場合が多いですが、購入後に付与されるポイントについては別です。
こちらは市に提出した実際の領収証ですが、札幌市の場合は税抜価格に対して半額(15,000円上限)の条件だったため、今回の対象金額は税抜の29,216円で助成金額は14,000円でした。
しかし、実際にはポイント還元があるほか、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのお得なお買い物デーに合わせて購入することで、さらに還元率を高めてお得に購入することが可能です。
私は楽天お買い物マラソンの時期に購入したので、約4,000ポイントの還元がありました。
助成金と合わせると定価から実質18,000円引きとなるため、かなりお得です。
毎月のお得なお買い物デーについては以下の記事でまとめています。
生ごみ処理機(PPC-11 生ゴミ減量乾燥機 パリパリキュー)レビュー
購入する生ごみ処理機については、各自治体の助成金上限などを鑑みて決めることをオススメしますが、我が家が購入したのはキッチンなどに置くことのできる「パリパリキューPPC-11」です。
使い方がとっても簡単だったので、実際の開封~使用の様子をまとめました。
外箱と収納時はこんな感じで、
本体(幅230mm×奥行270mm×高さ270mm、約4.1kg)と説明書、水切りネットの他、
脱臭フィルターが入っています。
使用頻度や乾燥するものによっても脱臭フィルターの変え時は異なりますが、4~9か月に1度の交換です。
その他、専用の水切りネットもありますが、ドラッグストアで安く買えるものを
ビヨーンと伸ばせば同じような大きさになったため代用可能ですし、使用後のネットは乾燥するので繰り返し使えます。(自己判断ですが)
そのため、初期費用の他に発生するのは電気代(1回約16~45円で、モードや時間による)とたまの脱臭フィルター交換のみです。
使い方は簡単で、三角コーナー同様に専用バスケットに生ごみを入れ、運転をするだけです。
今回は枝豆の皮、りんご、トマトのヘタ、ピーマンの種を乾燥させてみます。
少ないので4~5時間のソフトモードで運転を開始するだけです。
運転中の音はこんな感じで、近くにいないと分からないレベルです。
キッチンで動かしていても、テレビの音の邪魔もしないし、夜中に動かしてもうるさくありません。
乾燥後の野菜はこんなにパリパリになり、臭いもありません。
買って分かった生ごみ処理機のメリット
実際に電動生ごみ処理機を購入して感じたメリットは5点です。
- 使い方が簡単
- 生ごみのカサが減って、ごみ袋代節約
- 生ごみ臭に悩まないから、燃えるゴミの日が待ち遠しくない
- 夏のコバエ対策
- 「電動式」はコンパクトだから室内に置ける
メロンやスイカの皮、トウモロコシの芯などかさ張る生ごみの多い夏は電動生ごみ処理機が大活躍です。
臭いやコバエ対策にもなるから1台あれば快適です。
買って分かった生ごみ処理機のデメリット
実際に電動生ごみ処理機を購入して感じたデメリットは5点です。
- 助成金が出ても支出が大きい
- ゴミ袋代を節約しても電気代がかかる
- 若干場所をとる
- 手間が増える(ごみ袋に直行した方が楽)
- 乾燥させても肥料にする等の使い道がなければ捨てるだけ
電動式はコンパクトではありますが、我が家の狭いキッチンではちょっと場所を取ります。
また、折角ひと手間加えて生ごみを乾燥させているのに「電気代とフィルター代」が発生するとなるとゴミ袋代より高くつくかもしれません。
電動生ごみ処理機がオススメなのはこんな人
というわけで、助成金制度を利用して是非、電動生ごみ処理機を購入してほしいのはこんな人です。
- 所属する自治体の助成額が大きい
- ゴミ収集日が待ち遠しい
- 生ごみの匂いやコバエを防ぎたい
- 乾燥したゴミを家庭菜園などの堆肥にしたい
- ゴミ袋代を節約したい
- 環境問題に関心がある
生ごみ処理機も、合う合わないがあるため、臭いやコバエ対策をしたい人、少しでも興味のある人で、助成金の出る地域にお住まいの方は是非購入をお勧めします。
また、堆肥にしても使い道のない人はお住いの地域で「生ごみ堆肥の回収」や、
野菜への交換イベントなどがあるかもしれません。
おわりに
生ごみの臭いと夏のコバエ対策のため、自治体の助成金制度を活用して電動生ごみ処理機を購入してみました。
助成金制度のない自治体も多くあるため、まずはお住いの自治体のホームページでのご確認をお勧めします。
また、自治体により助成額や購入場所の制限、申請方法など条件が異なるため、損をしないためにもしっかりと事前リサーチが必要です。
特にネット購入が可能な自治体にお住まいの方は、楽天市場やヤフーショッピング等のキャンペーン情報を把握することで、よりお得に購入が出来ます。
当ブログでは他にも、様々な商品やサービスのレビュー、北海道に関する記事等をまとめていますので、宜しければご閲覧ください。
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