最新のルンバ、フラーバ、ダイソンドライヤーなど、高価な家電を手軽にお試しできるレンタルサービスの「kikito」と「Rentio」。
両社は同じ「家電のレンタルサービス」なだけに、どちらを選ぶべきか迷いますが、せっかくなら品揃えが豊富でお手頃価格、レンタルや返却方法が簡単な方を選びたいものです。
そこで、両サービスを利用した経験をもとにkikitoとRentioを比較してみることにしました。
本記事では、kikitoとRentioの
- 運営会社
- 品揃え
- レンタル期間・価格
- 延長・買取
- 返却方法
- 送料
- ポイント・支払い方法
の7つの違いをわかりやすく解説します。
kikitoでpopIn Aladdin2をレンタルした流れはこちらの記事でまとめています。
運営会社の違い
kikitoは2021年から始動の比較的新しいサービスですが、NTTドコモのレンタルサービスであるため安心感があります。
利用に「dアカウント」は必須ですが、dアカウントはドコモ利用者以外もこちらから無料で作成することが出来ます。
一方Rentioは2015年から「家電お試しサービス」として発足した「レンティオ株式会社」という家電レンタルに特化した会社で、品ぞろえの豊富さが魅力です。
レンティオ株式会社は本記事作成時点で上場はしていませんが、資本金8億円超、メディア掲載多数の大きな会社なので、こちらも安心してサービスが利用できます。
品揃えの違い
レンタルするうえで最も重要な「借りたいものがあるか」という点ですが、品揃えに関しては、「kikitoはキッチン家電と大型家電以外のデバイスはだいたい揃う」という感じです。
そもそもkikitoは「デバイスお試しサービス」、Rentioは「家電お試し」なので差があるのは仕方ありません。
しかし、kikitoにあってRentioにないものは「Magic Leap」くらいなのに対し、Rentioはkikitoにないキッチン家電やテレビ、テプラなどの事務用品、充電器、ペット用品、キャンプ用品、ベビーカー、工具、楽器等々・・・さらには最新のドラム式洗濯機まであります。
キッチン家電や、電化製品以外のものを探したければRentio一択です。
レンタル期間・価格の違い
商品によりレンタル期間や選べるプランは異なりますが、最短のレンタル期間で比較をすると
- kikitoは2泊3日~
- Rentioは3泊4日~
と、kikitoのほうが短いレンタル期間が選択できます。
Rentioは最短が3泊4日~ですが、最短が7泊8日や14泊15日の商品も非常に多いです。
両社とも共通して、商品により1ヵ月プランや12か月使うとそのままもらえるプランなどがあり、長期で借りるとほとんど価格は変わりません。(若干kikitoの方が安いものが多い)
ただし、「少し試したい」時には短い期間からレンタルできるkikitoの方が出費が圧倒的に少なく済みます。
例えばこちらのハンディ掃除機をkikitoで借りれば最短4日間のレンタルで1.980円~ですが、
同じ商品でもRentioなら14泊15日が最短期間のため、ちょっと使いたいだけなのに8,980円(税込)もかかってしまいます。
しかし試しにくい価格だからなのか、kikitoですぐに借りられないものもRentioなら在庫が残っているメリットがあります。
少しだけ使ってみたい場合には、試しやすい期間と価格のkikitoがおすすめです。
延長・買取の違い
kikito、Rentio共にレンタルプランによっては延長できないことはありますが、基本的に次の予約が入っていなければレンタル中にマイページから延長が可能です。
延長料金は商品により異なりますが、例えばpopIn Aladdin 2の延長料金がkikitoでは1泊あたり400円(税込)なのに対し、
Rentioでは1泊あたり900円(税込)するなど、ものによっては倍以上も価格が違うため注意が必要です。
両社とも、「買取OK」や「そのまま購入可能」と記載のある商品であればレンタルしたまま購入が可能です。
ただし買取時に新品が手元に届くわけではなく、現在レンタルしている商品が買取の対象となりますので、どこの誰が何回使用したかも分からない品を買い取るのは個人的に抵抗があります。
中には「新品」をレンタルできるプランもありますので、そのまま購入しそうな場合は「新品」を選ぶことをお勧めします。
買取価格もそんなに安くないので、個人的には短期間レンタルで使用感を試し、Amazon等のセールを狙って新品を購入するのがおすすめです。
返却方法の違い
両社とも、返却時にはマイページから「返却手続き」を行う必要があります。
手続と言ってもとても簡単で、返却方法を選んで、返却日までに送り返すだけです。
kikitoは、セブンイレブンかファミリーマートへの持ち込み、またはヤマトによる集荷が選択できます。
Rentioは、ヤマトによる集荷の他、持込先が郵便局、ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、ヤマトの営業所、PUDO、と返却の選択肢が豊富です。
Rentioは返却時のテープまで同封してくれているので、ガムテープなどが無くても安心です。
送料の違い
両社とも配送料込みのお値段のため、既定の返送方法を利用すれば往復送料は無料です。
家電レンタルはこの往復送料がかなりの負担になっているので、できれば長い期間レンタルしてもらうことで収益を上げています。
その点、Rentioは長めのレンタル期間の商品が多いですが、Kikitoは多くの商品で短いレンタル期間が選択できるので、ちゃんと黒字になっているのか心配になります…
ポイント・支払い方法の違い
kikitoはNTTドコモのサービスであるため、dポイントで支払えるだけでなく、レンタル、延長料金、買取価格に対して100円につき1dポイントが貯まります。
dポイントは1P=1円以上の価値を持つ使い勝手の良いポイントです。
おすすめの利用方法についてはこちらでまとめています。
一方、Rentioにはポイント制度がありませんが、「Amazon Payで支払える」強みがあります。
Amazon Payのギフト券支払いを選べば最大1.0%還元でクレジットカード支払いよりもお得です。
おすすめはどっち?
以上の比較をまとめると、私がおすすめするレンタルサービスは「kikito」です。
kikitoはdポイントが貯まるお得さもありますが、Rentioよりも短期間でレンタルできる傾向にあるため、出費も少なく抑えられ「ちょっと試したい」をより気軽に手ごろな価格で実現できるのが最大のポイントです。
また、dポイントに絡めたキャンペーンが豊富なのも魅力です。
ですが、kikitoの欠点は「取扱商品が圧倒的にRentioに劣ること」です。
特に、「ちょっと使ってみたい」調理家電や、めったに出番が無いけれどしまう場所もない寝具やキャンプ用品などはRentioが狙い目です。
実際に私もRentioで試してみたかったクックフォーミーをレンタルしました。
Rentioを初めて利用される方は、以下のリンクを含めた、本ページからレンタルで自動的に500円引きが適用になります。
カート内で「プロモーション(お友だち紹介特典)が適用されているのをご確認の上、ご利用ください。
おわりに
レンタルサービスのkikitoとRentioを様々な角度から比較してみましたが、申込みから返却までの流れに大差はないものの、取扱商品と最短レンタル期間が大きく異なることが分かりました。
最短レンタル期間が短いkikitoの方が、少ない料金でサクッと手軽に借りられる魅力がありますが、品揃えの豊富さはRentioが随一ですので、用途に合ったサービスを利用されることをお勧めします。
他にも、おすすめのサブスクについてまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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