キッチンスポンジの人気者、ダスキンに念願のソフトタイプが登場しました。
ダスキンスポンジと言えば「抗菌で水切れ、泡切れ、乾燥が早い」という衛生面、泡立ちがよくヘタレない経済性、何より持ちやすく使いやすい利便性から人気の高いキッチンスポンジですが、特筆すべきはその硬さです。
特に使い始めのダスキンスポンジはかなり硬めで、これを好んで使ってる人も多いと思われます。
ですが長年ハードスポンジだけだったダスキンに、ソフトが新登場。
ダスキンスポンジの良さが無くなってしまうのでは・・・?と若干心配になります。
そこで、実際にソフトタイプを購入しハードタイプと比較してみることに。
本記事では、ダスキンキッチンスポンジのハードタイプとソフトタイプの機能性や見た目、大きさ、使い心地等についてまとめています。
ダスキンスポンジにソフトタイプが新登場
ダスキンキッチンスポンジは1982年発売のロングセラー商品。
そんな歴史あるスポンジに40年ぶりの時を経て、2022年7月11日、ついに「ソフトタイプ」が登場しました。
ソフトスポンジの開発はプラスチックやフッ素樹脂加工の食器が増えたことが要因とのことで、研磨剤不使用なので食器をやさしく洗えるようになりました。
どこで買える?
新登場のソフトスポンジは、従来のハードタイプと同様に
- 公式通販
- 近隣加盟店のサイトや電話での注文(自宅にお届けのみ)
- ECサイト(公式店)
- ECサイト(加盟店)
- 自動販売機
- イベント販売
などでの購入が可能です。
詳しい購入方法や安く手に入れる方法については以下の記事でまとめています。
ハードタイプとの違い
従来のハードタイプと、新登場のソフトタイプの違いを
- 価格
- カラー展開
- 構造
の3視点からまとめました。
価格
公式価格はハード・ソフト共に1個220円(税込)、3色セットで630円(税込)で、
ダスキン公式は各ECサイトにも出店しています。
カラー展開
ハードタイプはパキッとした明るいカラーから流行りのモノトーンまでさすがに種類が豊富です。
ソフトタイプは淡い色合いでソフトなイメージにぴったりです。
構造
どちらも3層構造で、表面のウレタン層と中間層は同じで、違いは裏面のみです。
ハードタイプの裏面は研磨剤入り不織布で焦げまで落とせるのに対し、ソフトタイプの裏面は圧縮ウレタンで汚れをやさしくかきとります。
どちらも中間層が意外と大事で、中間層の細かい網目気泡スポンジが泡持ちを良くし、スポンジを破れにくくしてくれているそうです。
実際に比較してみた
ハード・ソフトの両方を購入し、実際に見た目や使い心地を比較してみました。
左のグリーンがハード、右のピンクがソフトです。
大きさ
どちらも横6.5cm、縦12.5cmと縦長ですが、裏面の厚みが違います。
ハードは裏面の不織布が分厚く、厚み3.5cm、ソフトは3.2cmと若干薄いです。
重さ
裏面の厚みや素材の違いにより2gソフトが軽いですが、スポンジなのでどちらも軽いです。
ハードタイプ ソフトタイプ
素材
3構造の中で唯一の違いは裏面です。
左のハードタイプは研磨剤入りの不織布、右のソフトタイプは圧縮ウレタンです。
画像右は未使用のハードタイプ、使い古したものが左です。(カラーは異なる)
このように不織布は使っていくうちに毛玉のようになり最終的にはゴワゴワと汚らしくなります。
それに比べるとウレタンのソフトタイプは最後までキレイに使えそうで嬉しいです。
柔らかさ
スポンジの感触が伝わるように動画(音あり)を撮ってみました。
グリーンがハード、ピンクがソフトです。
続いて、細長いコップにスポンジを突っ込んでみるとハードタイプは硬くて中まで入らず、硬いためねじ込むとミシミシと音を立てます。
一方ソフトタイプもハリはあるものの、見事にコップに収まってくれました。
ソフトタイプは優しく洗うから、プラスチック製のコップや水筒も安心です。
泡立ち
表面のスポンジと中間層はどちらも同じため、泡立ちに差はありません。
裏面の素材と厚みが違うものの、水切れの良さも差は感じられずどちらも良かったです。
ハードタイプ ソフトタイプ
ソフトタイプをオススメしたいのはこんな人
以上の点から新登場の「ソフトタイプ」をオススメしたいのはこんな人です。
- プラスチック食器を使うことが多い
- フッ素樹脂加工のフライパンを傷つけずに洗いたい
- ハードタイプが硬すぎると感じる
- コップの隅まで洗いたい
ダスキンスポンジは好きだけど硬すぎると感じている人にはソフトタイプがおすすめです。
ハードタイプをオススメしたいのはこんな人
以上の点から従来品の「ハードタイプ」がオススメなのはこんな人です。
- 硬さが好き
- コゲまでキレイに落としたい
- モノトーンスポンジが好き
- 使い古しをシンク洗い用に回したい
ハードタイプは裏面でゴシゴシ洗えるので、個人的にはこれでシンクを洗うと普通のスポンジよりしっかり洗えて好きです。
おわりに
2022年7月に新登場したダスキンキッチンスポンジの「ソフトタイプ」ですが、従来のハードタイプと価格も同じため、プラスチック食器を多く使う人や、ハードタイプは硬すぎてコップがうまく洗えないなどと感じていた人には強くお勧めしたい商品です。
ソフトタイプは万人受けする硬さのため、サンサンスポンジやパックスナチュロンなどが好きな人にもお勧めできます。
人気スポンジの比較についてもまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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