以前から一部店舗で導入されていたファミリーマートのセルフレジ。
最近になって私の住む北海道でもセルフレジの導入店舗が増えてきたため、実際に会計し、使い方や支払い方法、ポイントのほか、セルフレジで買えるもの、買えないものについて調べてみることにしました。

本記事では、ファミマセルフレジの使用方法を画像付きでまとめています。
導入店舗
まず「ファミマのセルフレジってどこで導入されているの?」という疑問ですが、ファミリーマートではホームページの店舗検索から、セルフレジ設置店舗を絞ることが出来ます。


例えば東京では本記事作成時点で2379店舗中、1654店舗にセルフレジが設置されていました。約70%に導入されているので、見たことがある人も多いはずです。
セルフレジで会計してみた
実際にセルフレジでお買い物をしてみました。
ファミリーマートのセルフレジは
- 現金 + キャッシュレスセルフレジ
- キャッシュレス専用セルフレジ
の2種類があるらしいのですが、今回はキャッシュレス専用セルフレジで実践してみます。
セルフレジの全体像はこんな感じで、バーコードリーダーは中央下部のほか、ハンディスキャナもあります。
このお店ではスープンや有料レジ袋もセルフで取れるようになっています。

早速会計です。
これが初期画面で、初めにポイントカードとファミペイの有無を選択します。(この時点でファミペイを選んでも最後に別の支払い方法を選択できます)
私はファミペイにポイントカードを登録しているので、右上の「ファミペイのみお持ちの方」をタップし、


ここが少し厄介なので、後ほどもうちょっと詳しく解説します。
次にファミペイバーコードを読み込ませます。読み込ませるのは画像の赤丸部分か、ハンドスキャナを利用します。

すると、ファミペイの情報がレジに反映され、ファミペイ残高やポイント残高が表示されます。

続いて商品のバーコードを全て読み込ませたら「お支払へ」に進んで、

支払い方法を選択します。

今回はクレジットカードで支払いました。

あとはレシートを取って完了です。
慣れれば簡単で、なおかつ自分のペースで出来るため私はコンビニはセルフレジ派です。

ファミペイ・ポイントカード有無の違い
ファミリーマートのセルフレジを試してみて、1番分かりにくいと感じたのが初めの選択画面です。
画像のように4つのボタンがあり、初見ではどれを押せばいいのか若干わかりにくい…

これらの使い分けは
- 【左上】ファミペイにポイントカードを未登録だけども、dポイントやTポイントなどを貯めたい人
- 【右上】ファミペイにポイントカードを登録済み、またはポイントを貯めていない人
- 【左下】ファミペイユーザ以外で、ポイントを貯めたい人
- 【右下】ファミペイも使ってないし、ポイントも貯めていない人
となります。
ちなみに「ファミペイのポイントカードを登録」というのは、この部分です。
ここにdポイントやTポイントのポイント数が表示されている人は、登録済みとなります。

ポイントカード未登録のファミペイユーザーが、左上の「ファミペイとポイントカードの両方をお持ちの方」をタップした場合には、ファミペイ読み込み後にポイントカード選択画面が表示されます。

以下の記事で詳しく解説していますが、ファミペイアプリにポイントカードが連携していると、別のポイントカードにポイントを貯めることはできませんのでご注意ください。

ちなみにポイントカード登録済みファミペイで、左上(ファミペイとポイントカードの両方をお持ちの方)をタップしても、ポイント選択画面は表示されませんでした(ファミペイのポイント登録が優先される)。
支払い方法・Tポイントや現金は?
今回取材したファミマのキャッシュレス専用セルフレジは現金非対応です。
しかしクレジットカード、電子マネー、ポイント支払いなど多くの決済方法に対応しています。


私の生活範囲では見たことがありませんが、現金が利用できるセルフレジ設置店もあるようです。
ファミペイを読み込んだ時の支払い方法選択画面はこんな感じです。
そのままファミペイで支払いたい人は右上の青丸ボタンをタップ、ポイントで払いたい人は右下の赤丸ボタンをタップします。
ポイント利用時は「全額ポイント払い」のみが対応していて、「ポイント + クレカ」などの支払いは出来ません。


最初にファミペイをスキャンした場合は「ファミペイ」をタップするだけで、再度読み込ませる必要はありません。
つまり、ファミペイクーポンを使用する際は1番最初にクーポンをセットする必要があります。
ポイントは貯まる?
ポイントカードの登録(ファミペイに連携済みの場合は不要)をすると、楽天ポイント、dポイント、Tポイントのいずれかが貯まります。

貯めるポイントと支払いに充てるポイントを別の種類にすることは出来ません。
クーポンは使える?
ファミリーマートのセルフレジではレシートクーポンや紙の引換券は利用できませんが、バーコードの付いた電子クーポンや、

「お試しクーポン」を始めとしたファミペイアプリ内のクーポンはセルフレジでも利用可能です。
ただし、最後の支払い画面ではなく、1番初めに以下のようにクーポンを選択した状態のファミペイをスキャンする必要がありますのでご注意ください。

ファミペイクーポンについてはこちらで詳しくまとめています。
コーヒーは買える?
ホットコーヒーなど、店員さんからカップを受け取る必要のある飲料は店舗によりセルフレジの利用可否が違います。
購入可能な店舗では「バーコードのない商品はこちらから」をタップすることでコーヒーが選択でき、コップもセルフで取れる場所に設置されているようです。

しかし、防犯面などからコーヒー類を有人レジのみに設定している店舗もあり、その場合は「バーコードのない商品はこちらから」をタップしてもコーヒーボタンはありません。
新聞やレジ袋はファミマセルフレジで買える?
セルフレジでは以下の商品も購入可能です。
- 新聞(バーコードのない商品はこちらからボタン)
- 有料レジ袋(バーコードあり)
写真赤丸のように、レジ袋にもバーコードがあるため、スキャンすることでレジ袋が購入できます。

お酒やたばこは?ファミマセルフレジで買えないもの
全店共通でセルフレジでは対応していない商品・サービスは以下の通りです。
- お酒
- タバコ
- カウンターフーズ(ホットスナックなど)
- 温めてほしいもの
- 値下げシールの貼られたもの
- POSAカード類
- 公共料金支払い
- Famiポートサービス
- 電子マネーのチャージ
- 青年向け雑誌
- 宅配受付
- 医薬品
など、主に店員による工程を必要とするものがセルフレジの対象外となります。
実際にセルフレジでお酒のバーコードをスキャンしたところ以下のようなエラーメッセージが表示されました。

また、バーコード付きであっても以下のような割引シールはセルフレジ非対応です。

支払い上限に注意
ファミリーマートのセルフレジには支払い上限があります。
一度の会計上限金額はなんと3,999円(税抜)まで。

意外と低いかも…?
ちょっとお高めの商品を買う場合や、大量に買い込む際は有人レジを利用しましょう。
イートインとお持ち帰りで税率は分けられる?
セルフレジにはイートインボタンがありますが、


店内飲食したいものとお持ち帰りしたいものを一緒に買った際は、商品ごとに税率が分けられるの?
と思い、ファミリーマートに問い合わせてみたところ、

「イートイン」を選択すると、すべての税率が10%になってしまいます。
イートイン分と持ち帰り分で飲食を合わせて購入する際は、会計を分けるか有人レジにお並びください。
とのことで、セルフレジでは「イートインでお弁当を食べたいけど、お菓子は持って帰りたい」ということが出来ません。
有人レジで会計したところで、コンビニでわざわざ「これはイートイン利用ですか?」なんて聞いてくる店員さんに出会ったことはありませんが…
ファミペイは紹介コードで始めよう
本記事をご覧の方は既にファミペイ利用者かと存じますが、これからファミペイを利用する人は、ファミマアプリを新規会員登録後
- 6日以内に紹介コードを入力
- 10日以内にファミマで提示してお買い物
をすると、100ptがもらえます(2025年2月28日まで)。

もし身近にファミペイを使っている人がいなければ、私の紹介コード
を使っていただけると嬉しいです。
おわりに
ファミマのセルフレジを利用したところ、個人的にはローソンよりややこしく、制限も多く使いにくい印象を受けました。
最近のローソンでは、ホットストナックもセルフサービスになっているためからあげくんなどがセルフで買える店もありますし、電子レンジがセルフで使えるお店もありますので、これからの改善に期待したいです。
ただ少量の買い物をするとき、しかもファミペイユーザーはかなりスピーディーに会計が出来るため、慣れたら便利そうな一面も見えました。
当ブログでは他にもファミリーマートやセルフレジについての記事を多くまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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