キャンプやお花見、公園やバーベキュー時など大活躍なアウトドアチェア。
ホームセンターやバラエティショップ、100円均一まで、春夏は各所で多くのイスが販売されています。
そんなアウトドアチェアはサイズの大小・用途など種類が様々ですが、本記事では100円均一、無名ブランド、LOGOSを含めた「背もたれ+折り畳み式」で持ち運びも容易、大きさも価格も手ごろなコンパクトなローチェアに絞って比較してみました。
本記事では、ダイソー商品も含めた4つのアウトドアチェアの価格・背もたれ・寸法・座り心地や持ち運びやすさ等についてまとめています。
比較するのは330~2,520円までの4商品
今回比較するアウトドアチェアはは100円均一商品2点、無名ブランド、有名アウトドアブランド各1点の計4商品です。
- 100円均一:ダイソー 背もたれ付レジャー椅子
- 100円均一:ダイソーアームチェア
- 無名ブランド代表:WAKU FIMAC アウトドアキャンプチェア
- 有名ブランド代表:LOGOS タイニーチェア
大変失礼ですが「WAKU FIMAC」さんを無名ブランドという位置づけにさせて頂きました。
有名ブランドではない椅子の中で、レビューが非常に良かったからです!
ダイソー 背もたれ付レジャー椅子
まず、1点目はダイソー330円(税込)商品の背もたれ付レジャー椅子です。
ダイソーには背もたれ無しの220円(税込)の椅子もありますが、100円追加で背もたれがついてくるためオススメは断然こちらです。
562gという持ち運びに便利なコンパクト設計で、畳めば薄くて場所も取りません。
ただし、耐荷重が50kgのため、小柄な大人や子供に適したサイズ感です。
開くだけで誰でもすぐに使用できるため、庭先でちょっと座るにも持ち運びにも便利なリーズナブルなアウトドアチェアです。
ダイソー アームチェア
2点目はダイソー1,100円(税込)商品のアームチェアです。
ダイソーにはスリーポールチェア(330円)やコンパクトチェア(550円)など様々な種類のアウトドアチェアがありますが、最も座り心地と機能性に優れているのが、このアームチェアです。
1キロ越えですが、専用の袋に収納すれば肩にかけられてとても便利です。
開くだけなので面倒な組み立てはありません。
同じくダイソー商品(税込110円)の収納ハンモックを取り付ければ、
風で飛びそうな帽子やお菓子などをイスの下に収納出来て機能性抜群なイスに変身します。
(取り付けたまま畳めます)
アームがあるだけで座り心地が全然違います!
アーム有りで税込1,100円はダイソーにしか出来ない価格設定です。
WAKU FIMAC(ワクフィマック) アウトドアキャンプチェア
3点目は、失礼ながら無名ブランド代表とさせていただいたコスパ抜群なアウトドアブランド「WAKU FIMAC」のキャンプチェア1,480円(税込)です。(価格は購入時のものです)
こちらの椅子は今回購入した中で唯一、利用時に組み立てが必要なのでご注意ください。
こちらも収納袋込みで1キロちょっと。
座面とポールが分かれているので、コンパクトに収納が出来ます。
組み立てに少しコツがいりますが(説明書無し)、ポールはゴムで繋がっているので上手く伸ばしながらはめ込むとすぐに組み立てられます。
使用前に1度家で練習するのがオススメです。
組み立ての必要はありますが、座り心地は最強です。(後述します)
LOGOS(ロゴス)ROSY タイニーチェア
4点目の有名アウトドアブランド代表は、LOGOSのROSYタイニーチェア2,520円(税込)です。(価格は購入時のものです)
重さは他と同等で、
こちらもダイソーのアームチェア同様、この状態を引っ張るだけで組み立て不要です。
アームが無いのに4つの中で1番お高いですが、作りの良さはピカイチです。(後述します)
コンパクトなローチェアを比較
上記ではそれぞれの特徴をさらっと解説しましたが、価格や耐荷重、寸法等を以下の表にまとめました。
※寸法や収納サイズは公表値を参考に、以下の要領で重量や背もたれなどは自分で計測しています。
大きさ・耐荷重を比較
本体の重量を比較すると、ダイソーの背もたれ付レジャー椅子を除いては、どれも1kgちょっとと大差なしです。
しかし、大切なのは「その椅子に座れるか」という耐荷重です。
ダイソーの背もたれ付レジャー椅子(330円)は耐荷重、背もたれや座面の高さ、お尻の幅を考えても子供用としての利用にオススメです。
今回比較したのはコンパクトチェアということもあり、耐荷重はWAKU FIMACとLOGOSの80kgが最大です。
それ以上大柄な人は、買って座れなかったを防ぐために耐荷重100kgや150kgのものを購入しましょう。
座り心地・背もたれ、座面の高さは?
運動会や子供の水遊びの監視など、長く座る際に大切なのが座り心地ですが、座り心地に直結するのが背もたれと座面の高さです。
この中で圧倒的な座り心地を誇ったのが、無名ブランド代表「WAKU FIMACのキャンプチェア」です。
WAKU FIMAC アウトドアキャンプチェアは、背もたれが33cmと圧倒的に高く、座面も35cmとコンパクトチェアにしては高さがあるため、大人が長時間座っても疲れにくいです。
特徴的な形状で、大きな布で体をすっぽりと支えてくれるため、座ったまま眠れそうなくらいです。
唯一の肘掛け付き「ダイソーアームチェア」も座り心地が良く、肘掛けの重要性が分かりました。
収納・持ち運び・組み立てを比較
組み立てやすさと運びやすさを重視したい人は、LOGOSタイニーチェアがオススメです。
WAKU FIMACとLOGOSはさすがに袋がしっかりしていて、収納袋までしっかり考えられているところが高評価です。
また、ダイソーアームチェアとLOGOSは、この状態で収納可能、またここから広げるだけで座れて手間なしです。
組み立てに関しては、WAKU FIMACが慣れるまで大変ですが、その分座り心地が抜群なので許容範囲です。
生地の厚みや丈夫さを比較
生地や骨組みの丈夫さ、安定感などが最も良かったのはLOGOSタイニーチェアです。
作りが似ているダイソーアームチェアと比較しても、脚や底がしっかりと重みがあるのはLOGOSでした。
また、WAKU FIMACのような細い脚だと土にめり込んでしまうため、ダイソーやLOGOSの安定した脚底が良かったです。
また、袋の肩掛け部分のつくりもLOGOSがしっかりしており、やはり品質は価格に比例するのだと感じました。
ダイソーアームチェアもコスパは最強ですが、袋の縫い目などにほつれがみられました。
また、4種の椅子の布地を比較すると、やはり耐荷重80kgのWAKU FIMACとLOGOSは厚手で裏地もしっかりとしていました。
しかし、座り心地抜群なWAKU FIMACですが、どこか「本当に80kgでこの布破れない?」という不安が付きまとい…(個人の感想です)
座ったときの安定感や、作りが良く長持ちしそうなのは大差でLOGOSという結果になりました。
小さい子供なら330円で十分
座り心地ではWAKU FIMAC、耐荷重の大きさや作りの頑丈さではLOGOSが圧勝でしたが、正直子供用なら耐荷重50kg、税込330円のダイソー 背もたれ付レジャー椅子で十分だと感じました。
こちらは実際に我が家の3歳が座った姿ですが、座面の低さも子供には丁度良かったです。
コスパ最強はダイソーアームチェア
1,100円(税込)のダイソーアームチェアが機能性、コスパ共に最強です。
この価格で耐荷重70kg、アーム付き、ドリンクホルダー付きは、まさに痒い所に手が届く商品!
子供も大人も使い勝手抜群のアウトドアチェアです。
また、このような大き目な商品はダイソーネットストアでの購入で自宅に届くためオススメです。
座り心地はWAKU FIMACが最強
組み立てにコツがいるため、他の椅子に比べて使うのにちょっと面倒なWAKU FIMACのアウトドアキャンプチェアですが、背もたれと座面の高さ、体をすっぽりと包み込むような座り心地は唯一です。
そのため、長く座る際や出しっぱなしにしておける状況であれば、私は迷わずWAKU FIMACを選びます!
耐荷重も80kgなので、人によっては子供を抱っこした状態でも座ることが出来ます。
作りの良さはLOGOS
繰り返しになりますが、生地や骨組みの丈夫さ、安定感などが最も良かったのはLOGOSタイニーチェアです。
座ったときの安定感や、作りの良さ、長持ちするものをお求めの方はLOGOSタイニーチェアがオススメです。
1つだけ選ぶなら…LOGOS タイニーチェアがオススメ
以上4つの商品を比較してみましたが、この中で私が1つだけ選ぶならLOGOS タイニーチェアです。
まず、ダイソー330円(税込)の背もたれ付レジャー椅子は耐荷重が50kgで、家族みんなで使うことが出来ない点がネックです。
1,100円(税込)のダイソーアームチェアは、コスパが最強でアームやドリンクホルダーも最高だったのですが、やはり作りが甘いため、1~2年持てば万々歳という印象を受けました。
そして、WAKU FIMACのアウトドアキャンプチェアは本当に座り心地が最高でしたが、面倒くさがり屋の私にとっては組み立てが億劫でした。
そうなると、この中ではお値段は張るものの、耐荷重80kg、収納簡単、組み立て不要、作りも丈夫なLOGOS タイニーチェアが長持ちもして結果的にコスパが良いんじゃないかと感じました。
耐荷重80kgあれば、たいていの場合、誰に貸すことも出来るのも魅力です。
また、併せて持ちたいワンタッチテントについてはこちらの記事でまとめています。
おわりに
何かと使い勝手の良い、コンパクトなアウトドアチェアの価格や耐荷重、座り心地などを比較してみました。
ダイソー商品でも十分役割を果たしてくれるものの、やはり少しお値段のするものは作りも丈夫で安定感があるということが分かりました。
最高の座り心地を求めるのであれば、座面の高いタイプやリクライニングのものなど選び放題ですが、年に数回使う程度であれば場所も取らず持ち運びも片付けも簡単なコンパクトチェアをオススメします。
当ブログでは他にも100円均一に関する記事や、様々な商品・サービスの比較記事をまとめています。
宜しければ併せてご閲覧ください。
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