「ポンキーペンシル」は小さいお子様のお絵描きから大人の趣味まで幅広く使える、優秀な画材。
その魅力にハマり、大人になってから購入する方も多い、注目の多色ペンシルです。
しかし、ポンキーペンシルの外観は緑色の背景にペンシル本体とロゴというシンプルなデザイン。
良くも悪くも無難な見た目なので、「もう少しオシャレなデザインがいい」「子供が喜ぶデザインのものが欲しい」という方もいるのではないでしょうか。
そこで、ポンキーペンシルのケースと本体を可愛くアレンジする方法をリサーチし、実際にオリジナルのポンキーペンシルを作ってみることにしました。
本記事では、ポンキーペンシルのケースとペンシル本体をアレンジしてオリジナルポンキーを作る方法を紹介します!
ポンキーペンシルとは
ポンキーペンシルは三菱鉛筆の商品名で、クレヨンと色鉛筆の中間のような画材。
小学生がよく使っているクーピーペンシルに近いものです。
ポンキーペンシルには以下のような特徴があります。
強度が高く、折れにくい
全部が芯になっている色鉛筆はほかにもありますが、使っているうちにポキッと折れてしまうことはありませんか?
ポンキーペンシルは芯に紙を巻いた構造になっており、芯だけの状態よりも強度が高くなっています。
その構造のおかげで折れにくく、筆圧の強いお子さんでも安心して使えます。
紙が巻かれてあることで手が汚れにくくなるというメリットもあります。
発色が良い
発色の良さもポンキーペンシルの魅力のひとつ。
濃く、くっきりと描けるため濃い色の紙でもきれいに発色します。
また、クレヨンや色鉛筆では描けないような石やガラス、ペットボトルなどにも描けるため、工作に使うのもおすすめです。
混色ができる
ポンキーペンシル最大の特徴が、混色ができることです。
ポンキーペンシルはセットの12色と別売りの白色の計13色しか販売されていません。
ですが、ポンキーペンシルは色を合わせて別の色を作ることができるので、実は色のバリエーションがかなり広いんです!
お子さんが遊びながら混色の練習ができるのは嬉しいですね♪
小学校受験でポンキーペンシルを使用する学校もあるんですよ。
ポンキーペンシルは大人が使っても面白い、高機能色鉛筆!
絵を描く楽しさが詰まっています。
「ポンキーペンシル・クーピー・クレヨンの違い」については以下の記事で比較否しています。
キャラクターデザインは入手困難
大人も子供も楽しく使えるポンキーペンシル。
緑のパッケージが特徴ですが、実はキャラクターがデザインされたものも販売されています。
私が調べた限りでは、5種類のキャラクターデザインがありました。
- ディズニー
- トイストーリー
- トーマス
- ポケモン
- ぼんぼんりぼん
1本1本にキャラクターがデザインされていてとても可愛いです♪
しかし、このキャラクターデザインのポンキーペンシルは入手が難しく、価格も高めなのが最大の難点です。
例えば、ディズニーとトイストーリーはディズニー限定商品で、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで手に入ります。
ですが、通常のポンキーペンシルが12色セット1000円程度であるのに対し、ディズニーのポンキーペンシルは定価が1,800円。フリマアプリなどで購入すると若干プレ値がついていて2,300円程度です。
ポケモンとぼんぼんりぼんに関しては販売しているショップが見当たらず、Amazonや楽天でも取り扱いがないため、フリマアプリで手に入れるしかありません。価格は2,000円前後です。
フリマアプリに出品されているキャラクターデザインのポンキーはすぐに売り切れてしまうため、やっと見つけたのに買えなかった……ということも往々にしてあります。
実際にポンキーペンシルをアレンジしてみた
ないのであれば作ればいい!ということで、今回オリジナルポンキー作りに挑戦してみました。
通常のポンキーペンシルは全国の文房具店やホームセンターなどで1,000円程度で購入できます。
アレンジは簡単にできますし、特殊な道具や材料も必要ないので、ぜひ試してみてくださいね。
用意するもの
ポンキーペンシルのアレンジには次のものが必要です。
- ポンキーペンシル
- 紙
- ボールペン
- カッター(はさみ)
- ラベル用紙
はさみでも作業はできますが、ケースのアレンジをする際にくり抜く部分がありますので、カッターの方が作業はしやすいです。
ラベル用紙は下記のような、下地が透けない強粘着のものを選びました。
ステッカーを自作するときに使うようなラベル用紙だとちょうどいいかと思います。
ポンキーペンシルにはもともとのデザインがあるので、あまり薄いものだと下の柄が透けてしまい、あまりキレイに仕上がりません。
また、後述しますが、強粘着のものでないとペンシルを削ったときに刃に引っかかったり剥がれてしまう場合があります。
私はハガキサイズで3セット入りのものを使いましたが、サイズがギリギリ足りなかったため、もう少し大きいサイズを用意すると安心です。
ケースのアレンジ
まずはケースをアレンジしていきましょう。
- STEP1カバーを外す
ケースのカバーを外していきます。
4か所ツメで止まっているだけなので、簡単に外れます。 - STEP2型を取る
中にもともと入っている台紙を使って、別の紙に型を取ります。
- STEP3デザインする
自由にデザインし、切り取ります。
- STEP4ケースにセットする
カバーを外した時と逆の手順でセットしていきます。
デザインした新しい台紙をケースに挟んでカバーを戻します。
もともとの台紙をPCに取り込んで、PC上でデザインしてもいいですね。
上の手順では娘に台紙を作ってもらいましたが、私もPC上でデザインを作ってみました。
ペンシル本体のアレンジ
次はペンシル本体のアレンジです。
もともとのペンシルはこちら。
- STEP1デザインを作る
1本1本のデザインを作っていきます。
私はCANVAというサービスを使用しました。「カスタムサイズ」で「幅11㎝ 高さ2.5㎝」を指定します。
編集画面が出るので、自由にデザインします。
デザインを作成したら右上の共有ボタンから作成した画像をダウンロードします。
- STEP2ラベルを作成する
作成したデザインをExcelなどで並べてラベル用紙に印刷します。
ハガキサイズだと1枚で5本分作成できます。
印刷したものがこちら。
- STEP3ラベルを貼る
作成したラベルを1本1本に貼り付けます。
完成したものがこちら。
ポンキーペンシルはもともと巻いてある紙ごと削るようになっています。
自作したポンキーペンシルはラベルを巻いてある分太くなっているため、少し削りづらくはありますが問題なく削ることができました。
しかし、貼ってはがせるタイプなど粘着力の弱いラベル用紙を使うと、削ったときに引っかかってそのまま剥がれてしまいます。
また、あまり厚く巻いてしまうとシャープナーに入らなくなってしまうので注意してください。
おわりに
今回の記事では、ポンキーペンシルのケースとペンシル本体をアレンジしてオリジナルポンキーを作る方法を紹介しました。
- ポンキーペンシルは折れにくく、混色もできるため子供から大人まで楽しめる
- ポンキーペンシルのキャラクターデザインのものは手に入りづらく、価格も高め
- ポンキーペンシルアレンジで使用するラベル用紙は下地が透けない、強粘着のものがおすすめ
- アレンジしたポンキーペンシルは削っても問題ないが、重なり部分が多くなると軸が太くなりシャープナーに入らなくなるので注意!
通常とは違った柄のポンキーペンシルはなかなか手に入りにくいもの。
手軽にできるアレンジで自分だけのオリジナルポンキーを作れば、より愛着を持って使うことができます。
ケースのアレンジは特に簡単なので、何パターンか作って着せ替えを楽しむのもいいですね♪ポンキーペンシルをお持ちの方はぜひ試してみてくださいね!
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