家族の要望で我が家にも全自動コーヒーメーカーが導入されること3年。
どうせ買うなら高くてもいいから高機能なものを…と探しているうちにたどり着いたのが有名メーカーのデロンギ製コーヒーメーカーでした。

本ページではデロンギのコーヒーメーカー「マグニフィカS ECAM23120BN」を使い倒した感想・レビューをまとめています。
デロンギってどこのメーカー?
デロンギはイタリアに本拠地を置くメーカーです。
イタリア製のコーヒーメーカーってだけで響きがカッコいいですよね(?)。
デロンギはコーヒーメーカーのほか、オイルヒーターやケトル・オーブン等のキッチン家電も製造・販売している会社です。
日本では1995年からデロンギ・ジャパン株式会社という日本法人を設立し、輸入販売を行っています。
もちろんカスタマーセンター等のお問い合わせ窓口も日本にあるため、万が一のトラブルのときも安心です。
マグニフィカS ECAM23120BNの機能・特徴
マグニフィカS ECAM23120BNには複数のセールスポイントがありますが、特筆すべき機能は下記の8つです。
- 豆を挽いて1杯ずつ、挽きたてのコーヒーが淹れられる
- 粉のコーヒーからも淹れられる
- ボタン1つでエスプレッソ
- 2杯同時に淹れられる
- コーヒーの濃さ、量が1杯ずつ調整可能
- フローサーで、ミルクが泡立てればカフェラテやカプチーノも作れる
- カフェ・ジャポーネ機能
- 給湯機能でカップを温められる
さすが定価10万円超えのコーヒーメーカーですね。なかなかに高機能です。
我が家では置く場所に限りがあったことから「コンパクト」という点にも魅力を感じて購入しました。

カフェ・ジャポーネってなに?
ちなみにこのコーヒーメーカのウリの1つに「カフェ・ジャポーネ」が淹れられる機能があります。
カフェ・ジャポーネは、豆をハンドドリップのように蒸らしながら抽出する、旨味を凝縮した日本限定のレギュラーコーヒーのようです。
好みによるのか、我が家では「薄い」と感じるためこの機能の出番はなしです…。
個人的な感想ですが、コクがあるアメリカンと言った感じでしょうか(豆の相性にもよるかと思います)。
基本の使い方
使い方はとっても簡単です。
①豆か粉を入れる
②水を入れる
③主電源を入れる
④抽出口にカップを置いて電源ボタンを押す
(内部洗浄が始まりお湯が出てくるため)
⑤再度カップをセットしボタンを押す
⑥カップをセットして電源を切る。
(まだ内部洗浄が始まりお湯が出ます)
これでいつでも挽きたてのコーヒーが頂けます。
飲む人の好みに合わせて都度、豆量と抽出量が調整できるので家族皆で手軽にお好みのコーヒーが頂けます。
カプチーノの作り方
カプチーノは慣れれば簡単に作れるかとは思いますが、最初はちょっと難しかったです。
①ミルクをミルクジャグ(別売)にいれる
②フロッサーを使ってミルクを泡立てる
③エスプレッソを淹れる
④泡立てたミルクをエスプレッソに注ぐ
⑤フロッサーの掃除をする
簡単に書きましたが②の泡立ては練習とセンスが必要で⑤はとにかく面倒です。
上級者向けとして、 取説に書いてある通りにミルクの泡立て方を変化させるだけで、カプチーノ・カフェラテ・カフェオレに合ったミルクの泡を作ることができます。

お手入れ
毎使用後のお手入れと、月に一度のお手入れで清潔に保ちます。
毎使用後のお手入れ
①給水タンクの水は毎度捨てます
②溜まったコーヒーカスも毎度捨てます
③水洗い(食洗機NG)
トレイ、カップ受け、水滴受け、カス受けを水洗いして乾いたら戻します
④コーヒー抽出口を軽く拭き、つまりは爪楊枝で取り除く
⑤フロッサー使用時はフロッサーも洗う

月一のお手入れ
中に隠れている抽出ユニットを取り出し洗う(洗剤、食洗機NG)

石灰除去
水の石灰質が徐々にマシンに付着するため、専用の清掃作業が必要です。
洗浄のランプが点灯し始めると、石灰を除去するまで使用が出来なくなります。(所要時間30分程)
いつ点灯するか分かりませんが我が家では1年半ほど使用して初めて点灯しました。
初期は本体付属の除石灰剤を使用しますが、2回目以降は別途購入が必要です。
いつ必要になるかわかりませんので、1本は常備しておきましょう。
また、いつもミネラルウォーターや浄水器を使用の場合、週に1度は水道水で内部洗浄を数回行うことで洗浄効果が高まります。
使用しているコーヒー豆
コーヒーメーカーを購入することで楽しめるものの1つにコーヒー豆選びがありますよね。
我が家でも複数種類試しましたが、最近はコストコで販売しているKIRKLANDのコーヒー豆を、Amazon等で買っています。
この豆だと、1杯あたり約25円。
密封して冷蔵庫保管していれば約3ヶ月、美味しいコーヒーが飲めます。
他の豆も試しましたが、コスパ・味ともに満足でこれに落ち着いています。
マグニフィカS ECAM23120BNの価格・値段
定価は税込みで110,000円もする本マシンですが、各ECサイトでは定価よりお安めに販売されています。
タイミング75,000円〜78,000円で販売されていることが多いようです。
それでも8万円近い価格は二の足を踏みますよね…。
もちろん安い買い物ではないので、購入前にはオンライン上で公開されている取扱説明書を読んで、自分の用途に合うと思ったら購入をすると良いかと思います。
費用対効果・コスパは?
極端な例ですが、毎日コンビニコーヒーを108円を1年間買い続けると、100円×365日で36,500円です。
これを1杯あたり25円のコーヒー豆を使用し、1年間飲み続けると25円×365日で9,125円です。
その差は1年間で27,375円。
本体代が3年もかからずに回収できます。
実際にはコーヒー豆の値段に左右されたり、電気代や、持ち歩くのであれば水筒代も別途かかりますが、外でコーヒーを買うよりは抜群のコスパであることには間違いありません。
おわりに
購入して3年が経過しますが、良い買い物をしたと思える一品でした。
- 朝起きてすぐにコーヒーが飲める
- インスタントとは雲泥の差の味、香り
- 好きな時に好きな濃さで好きな量飲める
- コンビニコーヒーを飲まなくなった
- 急な来客にも困らない
高い買い物ですが、発売当初に比べ価格も落ち着いてきた印象です。
最新のマシンだと定価20万オーバーなんてものもある中、7万円は検討の価値ありです。
関連記事:
コメント