おいしいかつ丼やトンカツがお安く食べられる「かつや」を運営しているアークランドサービスHD(3085)。
最近ではラーメンコロッケやコーンフレークかつなど、奇をてらうメニューでも話題になりましたね。
そんなアークランドサービスHDの優待ですが、2020年3月28日に2019年12月期分の優待が届きました。
アークランドサービスHD 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
6月と12月、年2回です。
優待内容
100株以上 | 1,100円分のお食事券 |
200株以上 | 2,200円分のお食事券 |
1,000株以上 | 11,000円分のお食事券 |
アークランドサービスHDの株主優待は紙形式です。
優待利回り
株価を1,400円と仮定した場合の優待利回りです。
100株 | 1.27% |
200株 | 1.27% |
1,000株 | 1.27% |
外食系優待は保有株数によって優待利回りが変わる銘柄が多いですが、アークランドサービスHDはそれに該当しません。
いずれの保有数でも優待利回りは変わりありませんが、200株を超える株数を持つなら1,000株保有を目指しましょう。
利用単位
優待は1枚550円相当です。
300円でも500円でもなく、550円です。ちょっと計算し辛いですね。
端数は現金のほか、クレジットカード・電子マネー等が利用できます。
利用制限
アークランドサービスHDの優待券は利用制限がありません。
1会計で何枚でも利用可能です。
ただし株主優待利用時は他の各種割引券との併用はできません。
が、従業員さんも理解しておらず利用できたことがあります…。
出前・宅配での利用
アークランドサービスHDには「てんや」等の出前が利用できる店舗があります。
アークランドサービスHDに確認したところ「出前が可能な店舗では、事前に電話でお伝えいただければ株主優待券が利用できる」とのことです。
しかし注文元が店舗ではなく出前館等の場合には、そこまでオペレーションの周知が進んでいないため、優待が利用できない可能性が大きいとの返答でした。なんだかはっきりしないお返事…。
お持ち帰り(テイクアウト)での利用
株主優待券は店内飲食のほか、お持ち帰りでも利用可能です。
お釣り
お釣りはでません。
先述した通り端数は他の支払い方法と併用可能です。
利用可能店舗
アークランドサービスHDが展開しているかつやのほか、下記店舗で利用可能です。
- かつや
- からやま
- 江戸前天丼はま田
- Cento per Cento
- 肉めし岡むら屋
- 野菜を食べるごちそうとん汁
- 野菜を食べるカレーcamp
具体的な利用可能店舗は公式サイトの店舗検索を見ると一目瞭然です(PDF形式です)。
URL:http://www.arclandservice.co.jp/ir/%E5%BA%97%E8%88%97%E4%B8%80%E8%A6%A7.pdf
また株主優待券に同封されている利用可能店舗一覧でも確認可能ですが、新店・閉店を確実に知るにはWebサイトをチェックすることをオススメします。
優待到着時期
6月期分 | 9月中旬に到着 |
12月期分 | 3月下旬に到着 |
数年保有している実績から、9月中旬到着分は13日〜16日頃に、3月下旬到着分は26日〜29日頃に到着するイメージです。
有効期限
株主優待の有効期限は到着月の半年後の月末までです。
外食系優待の中では短めな有効期限です。
なお新型肺炎が流行している現在では、1つ前の株主優待の有効期限延長措置が取られました。良心的な対応ですね。
利用方法
優待券の利用方法は至って単純で、使いたい枚数だけ会計時に店員さんに渡すだけです。
商品引換は出来ない
他の外食系優待によくあるような「商品引換制度」は利用できません。
アークランドサービスHDは豊富な店舗数もウリの1つですので、利用先にはあまり困らない印象です。
株主優待改悪の可能性は?
外食系優待で常にささやかれる「優待内容改悪」の噂ですが、アークランドサービスHDの優待改悪の可能性は低いと考えています。
アークランドサービスHDの売上高・客単価は右肩上がりで成長しており、業績は堅調です。
しかし本記事を作成している2020年3月現在は、新型肺炎の真っ只中です。
一時2000円を超えていた株価も1400円を下回るほどに下落しています。
ただアークランドサービスHDの財務状況は良好そのものです。
まだコロナショックが始まってからの売上速報は出ていませんが、個人的には株価が下がりすぎなのでは?と思っています。
新型肺炎の影響でただでさえ株価が下がっているのに、このタイミングで株主優待を改悪するのは考えにくい、と個人的には思っています。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
最大で年間22,000円相当の優待がゲットできるアークランドサービスHD。
しかし利回り(優待+ 配当)はコロナショックで株価が下がった現在でも、良くて3%前後とあまり優秀ではありません。
これからの株価の伸びに期待ですね。
なおコロナショックの現在では「出前」と「テイクアウト」が注目されています。
アークランドサービスHDにおける外食事業の中核を担うかつやでは「出前」と「テイクアウト」の両方に力を入れています。
特に最近は出前館やdデリバリー・ウーバーイーツ等のサービスを利用しての販路拡大をしており、「出前」「テイクアウト」に対応していないお店よりも売上の落ち込み方は緩やかなものと思われます。不幸中の幸いですね。
かつやのカツ丼は元より、惣菜の揚げ物テイクアウトも大好きな我が家。
株価が下がっても、しばらく現物ホールドで愛用させて頂きます。
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