おいしいかつ丼やトンカツがお安く食べられる「かつや」や、バラエティーに富んだからあげがウリの「からやま」を運営しているアークランドサービスHD(3085)。
感染症流行により風当たりが強い外食産業ですが、かつや・からやまは店舗滞在時間の短さや、テイクアウト・デリバリー対応などで売り上げが堅調です。
しかし直近では原材料費の高騰が直撃しているため先行きが不透明な面も…
そんなアークランドサービスHDの優待が、2022年9月中旬に届きました。
2022年6月期分の優待です。
アークランドサービスHD 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
6月と12月、年2回です。
優待内容
100株以上 | 1,100円分のお食事券が年2回 |
200株以上 | 2,200円分のお食事券が年2回 |
1,000株以上 | 11,000円分のお食事券が年2回 |
アークランドサービスHDの株主優待は1枚550円の紙形式です。
優待利回り
株価を2,100円と仮定した場合の優待利回りです。
100株 | 1.05% |
200株 | 1.05% |
1,000株 | 1.05% |
外食系優待は保有株数によって優待利回りが変わる銘柄が多いですが、アークランドサービスHDはそれに該当しません。
いずれの保有数でも優待利回りは変わりありませんが、200株を超える株数を持つなら1,000株保有を目指しましょう。
また株価が堅調なため優待利回りが1%と低水準で、配当利回りと合わせて2.3%程度と、高配当銘柄とは言えない水準です。
利用単位
優待は1枚550円相当です。
300円でも500円でもなく、550円です。ちょっと計算し辛いですね。
端数は現金のほか、クレジットカード・電子マネー等が利用できます。
利用制限
アークランドサービスHDの優待券は利用制限がありません。
1会計で何枚でも利用可能です。
以前までは株主優待と割引券(クーポン)の併用はできませんでしたが、今回到着分の優待より併用が可能になりました(詳しくは後述)。
出前・宅配での利用
アークランドサービスHDには「てんや」等の出前が利用できる店舗があります。
アークランドサービスHDに確認したところ「出前が可能な店舗では、事前に電話でお伝えいただければ株主優待券が利用できる」とのことです。
しかし配達が店舗従業員ではなく出前館・Uber等の場合には、優待が利用できないとの事でした。
お持ち帰り(テイクアウト)での利用
株主優待券は店内飲食のほか、お持ち帰りでも利用可能です。
お釣り
お釣りはでません。
先述した通り端数は他の支払い方法と併用可能です。
利用可能店舗
アークランドサービスHDが展開しているかつやのほか、下記店舗で利用可能です。
- かつや
- からやま
- 江戸前天丼はま田
- 浅草縁からあげ
- 野菜を食べるカレーcamp
- ごちとん
- Cento per Cento
- 東京たらこスパゲティ
- 肉めし岡むら屋
- スンドゥブ中山豆腐店
- 東京とろろそば
- マンゴツリー
- ダンシングクラブ
- 天ぷら魚新
- 天よし
- TORO トーキョー
具体的な利用可能店舗は公式サイトの店舗検索を見ると一目瞭然です(PDF形式です)。
また株主優待券に同封されている利用可能店舗一覧でも確認可能ですが、新店・閉店を確実に知るにはWebサイトをチェックすることをオススメします。
優待到着時期
6月期分 | 9月中旬に到着 |
12月期分 | 3月下旬に到着 |
数年保有している実績から、9月中旬到着分は10日〜16日頃に、3月下旬到着分は26日〜30日頃に到着するイメージです。
今回は9月12日に到着しました。
有効期限
株主優待の有効期限は到着月の半年後の月末までです。
外食系優待の中では短めな有効期限です。今回到着分は2023年3月末期限です。
利用方法
優待券の利用方法は至って単純で、使いたい枚数だけ会計時に店員さんに渡すだけです。
割引券との併用が可能に
アークランドサービスが運営する「かつや」や「からやま」では、頻繁に割引券を配布しています。
1番有名なのはこちらの100円割引券です。
このクーポンがあるから、かつやに行く!
という人も多いほど、根強い人気のあるクーポンです。
このクーポンは以前まで株主優待券とは併用できなかったのですが、2022年9月10日から併用が出来るように変更が入りました。こちらが公式アナウンスです。
実際に優待券を確認してみると…
こちらが過去の優待裏面の注意事項で、「本券は割引券との併用はできません。」という記述がありますが、
今回到着分の優待にはその文言が消えていました。
優待で払ったらこの割引券使えないしな~…と若干損をした気分でしたが、これからはフル活用できます!
なお有効期限2022年9月末の優待券は裏面に「併用できない」という記載があるものの、
2022年9月10日以降は前回到着分でも同じように割引券と併用ができます。
とのことでした(2022年9月13日、アークランドサービスに電話確認済み)。
商品引換は出来ない
アークランドサービスHDは他の外食系優待によくあるような「商品引換制度」は利用できません。
同社は豊富な店舗数もウリの1つですので、利用先にはあまり困らない印象です。
また「かつや」「からやま」もテイクアウトに力を入れていますので、非常に使いやすい印象です。
株主優待券の延長について
外食自粛に伴い各社は株主優待の有効期限を延長していますが、アークランドHDもその1つです。
ただ直近では延長情報はなく、2022年2月18日の延長発表が最後となっています。
- 2021年9月30日期限 ➡ 2022年3月31日期限に延長
- 2022年3月31日期限 ➡ 2022年9月30日期限に延長
お得な使い方
かつや・からやまでは定期的にセールが行われています。代表的なのは感謝祭です。以前は1年に1回の大イベントでしたが、ここ最近は半年に1回程度のタイミングで開催されています。
イートインは税込み550円・テイクアウトは税込み540円でかつ丼(竹)などのメニューを楽しむことが出来ます。
支払いは1品につき優待券1枚で済むのが魅力なので、我が家ではこのタイミングをなるべく逃さず優待消費をしています。
またからやまでは過去に150円引きイベントが行われていました。
セール期間には100円割引券等は使えませんが、絶好の優待消費タイミングと言えます。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
最大で年間22,000円相当の優待がゲットできるアークランドサービスHD。
かつやのカツ丼は元より、惣菜の揚げ物テイクアウトも大好きな我が家。
高配当株とは言えない銘柄ではありますが、かつやが大好きなのでこれからも応援させて頂きます。
当サイトではかつやに関する記事を複数掲載しています。よろしければ合わせてご覧ください。
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