おいしいかつ丼やトンカツがお安く食べられる「かつや」を運営しているアークランドサービスHD(3085)。
感染症流行により風当たりが強い外食産業ですが、かつやは店舗滞在時間の短さや、テイクアウト・デリバリー対応などでなんとか売り上げを落とさずに対応しています。
そんなアークランドサービスHDの優待ですが、2020年9月11日に2020年6月期分の優待が届きました。
アークランドサービスHD 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
6月と12月、年2回です。
優待内容
100株以上 | 1,100円分のお食事券 |
200株以上 | 2,200円分のお食事券 |
1,000株以上 | 11,000円分のお食事券 |
アークランドサービスHDの株主優待は紙形式です。
優待利回り
株価を2,100円と仮定した場合の優待利回りです。
100株 | 1.04% |
200株 | 1.04% |
1,000株 | 1.04% |
外食系優待は保有株数によって優待利回りが変わる銘柄が多いですが、アークランドサービスHDはそれに該当しません。
いずれの保有数でも優待利回りは変わりありませんが、200株を超える株数を持つなら1,000株保有を目指しましょう。
利用単位
優待は1枚550円相当です。
300円でも500円でもなく、550円です。ちょっと計算し辛いですね。
端数は現金のほか、クレジットカード・電子マネー等が利用できます。
利用制限
アークランドサービスHDの優待券は利用制限がありません。
1会計で何枚でも利用可能です。
ただし株主優待利用時は他の各種割引券との併用はできません。
が、従業員さんも理解しておらず利用できたことがあります…。
出前・宅配での利用
アークランドサービスHDには「てんや」等の出前が利用できる店舗があります。
アークランドサービスHDに確認したところ「出前が可能な店舗では、事前に電話でお伝えいただければ株主優待券が利用できる」とのことです。
しかし注文元が店舗ではなく出前館等の場合には、そこまでオペレーションの周知が進んでいないため、優待が利用できない可能性が大きいとの返答でした。なんだかはっきりしないお返事…。
お持ち帰り(テイクアウト)での利用
株主優待券は店内飲食のほか、お持ち帰りでも利用可能です。
お釣り
お釣りはでません。
先述した通り端数は他の支払い方法と併用可能です。
利用可能店舗
アークランドサービスHDが展開しているかつやのほか、下記店舗で利用可能です。
- かつや
- からやま
- 江戸前天丼はま田
- 浅草縁からあげ
- Cento per Cento
- 肉めし岡むら屋
- 野菜を食べるごちそうとん汁
- 野菜を食べるカレーcamp
- 東京たらこスパゲティ
- プルコギスンドゥブ
- 東京とろろそば
- マンゴツリー
- ダンシングクラブ
- 天ぷら魚新
- 天よし
- TORO トーキョー
具体的な利用可能店舗は公式サイトの店舗検索を見ると一目瞭然です(PDF形式です)。
URL:https://www.arclandservice.co.jp/cms/wp-content/themes/arclandservice-hd/assets/img/ir/shop-list.pdf
また株主優待券に同封されている利用可能店舗一覧でも確認可能ですが、新店・閉店を確実に知るにはWebサイトをチェックすることをオススメします。
優待到着時期
6月期分 | 9月中旬に到着 |
12月期分 | 3月下旬に到着 |
数年保有している実績から、9月中旬到着分は13日〜16日頃に、3月下旬到着分は26日〜29日頃に到着するイメージです。
有効期限
株主優待の有効期限は到着月の半年後の月末までです。
外食系優待の中では短めな有効期限です。
利用方法
優待券の利用方法は至って単純で、使いたい枚数だけ会計時に店員さんに渡すだけです。
商品引換は出来ない
他の外食系優待によくあるような「商品引換制度」は利用できません。
アークランドサービスHDは豊富な店舗数もウリの1つですので、利用先にはあまり困らない印象です。
株主優待改悪の可能性は?
2020年9月10日に外食業界大手のすかいらーくが株主優待の改悪を発表しました。
感染症による自粛での赤字を埋める格好となります。
もちろん株価も下落傾向です。
しかしアークランドサービスHDは同業他社に比べて堅調な売り上げをみせています。
下の表は2020年8月までの売上速報(前年対比)です。
前年に比べ全体的に売上高が伸びているのがわかります。
それを支えているのは圧倒的な客単価です。
マクドナルドや吉野家でも同様の現象がみられますが、テイクアウトが多くなると客単価が大きくなります(家族全員分を買うことが主な要因と見られます)。
アークランドサービスは「かつや」と「からやま」が主力です。
どちらもテイクアウトに強い業態なのが功を奏していますね。
もちろん株価も好調です。
このような状況で株主優待の改悪は行われないと思われますし、そもそも優待利回りが高いわけではありません。
総じて株主優待改悪の可能性は極めて低いと考えます。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
最大で年間22,000円相当の優待がゲットできるアークランドサービスHD。
前回の優待到着時は株価が1400円ほどでしたが、本記事作成時は2100円程度まで回復しています。
現物ホルダーとしては嬉しい限りです。
かつやのカツ丼は元より、惣菜の揚げ物テイクアウトも大好きな我が家。
半年しか期限がない優待ですが、3ヶ月〜4ヶ月ほどで使い切ってしまいそうです…。
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