我が家には仕事で利用している電動紙やすり(サンダーといいます)があります。こんな感じの機械です。
サンダーは主にサビ・ペンキ落としや、木材の表面仕上げに利用するものなのですが、先日ふと「珪藻土マットのメンテナンスに使ったら楽かも…?」と思い利用してみると、すごく快適に削ることができました。
本ページでは珪藻土マットのやすりがげが「疲れるな」「面倒だな」と思っている人向けに、電動やすり・電動サンダーの素晴らしさをまとめています。
珪藻土マットは紙やすりで復活するけれど大変・疲れる
珪藻土マットはずっと使っていると水を吸わなくなるので、定期的なやすりがけが必要です。
珪藻土マットが流行り始めた当初はやすりがけは余り知られていませんでしたが、最近では珪藻土マットを買うと紙やすりも一緒に付属するほど一般的になっています。
しかし手作業でやすりがけをするのって結構大変です…
私自身3回ほどやすりがけをしたのですが、思ったより力がいるし、けずる範囲も広いしでかなり手が疲れます…
電動紙やすり(電動サンダー)を使おう
そんな時に思いついたのが電動かみやすりを使う方法です。
仕事で利用していた電動紙やすりですが、本来の利用用途は「サビ・ペンキ落としや、木材の表面仕上げ」です。
なので「電動サンダーで珪藻土マットを削ろう」という発想に至りませんでしたが、いざ使ってみるとかなり快適。今までの苦労は何だったの〜という感じです。
ちなみに我が家で使っているのはニトリの珪藻土マットなのですが、ネットで買った方がかわいいデザインが多くてオススメです。
カラフルなものや木目調まで、いろんな種類から選べます。
機種の選び方
電動サンダーを買う時に見るべき点は2つあります。
1つ目は他の紙やすりが流用できるか否かです。
サンダーには初期付属品として紙やすりが同梱されていますが、それを使い切ったあとに100均等で購入した安価な紙やすりを簡単に取り付けられるかがポイントです。
ちょっと複雑な形に切らないとダメだったり、そもそも純正品じゃなければダメというのはイマイチなサンダーです。
2つ目は電源ON固定機能があるかどうかです。
サンダーはグリップを強く握ったら電源ONになるタイプが多いのですが、電源ONにしたままにする機能がないと長時間削るのがちょっと大変です。
この機能の有無で作業の楽さがだいぶ変わってきます。
個人的にはこの2つを満たした安価な電動サンダー = 良いサンダーである、と判断しています。
ESD-150 オービタルサンダーを選ぶ理由
我が家で利用しているのは「ESD-150」という電動紙やすりです。
この機種を選んだ理由は上記で説明した「紙やすりが付け替えれること」と「電源ON固定機能」の2点を満たしているからです。
初期付属品として3枚の荒さが違う紙やすりが付いていますが…
紙やすりをレバーで挟んでいるだけの単純な仕組みなので、100均の安い紙やすりでも代用可能です。
また電源をONにした状態で丸い黒いボタンを押せばスイッチが固定できる機能もついています。
ちなみにサンダー本体の大きさはこれくらいです。そこまで大きくはないですが、小さくもない感じの大きさです。
実際にサンダーで削ってみた
実際に珪藻土マットを電動サンダーで削ってみました。
ちなみに音はかなーーりうるさいです。
マンションにお住まいの方がこれをやるのであれば、夜間は絶対やめましょう。
ががが〜っと30秒ほど削ったものがこちら。ところどころ白くなっているのがわかりますね。
手前の赤丸部分に溜まっているのが削りカスになります。
たった30秒でこれだけ削れるのは上出来です。
手で削るとこの状態になるまでさえもかなり大変です…。
コツは体重をかけること
珪藻土マットをサンダーで削る場合にはググッと体重をかけて削りましょう。
なでるように削ってもいいのですが、均等に削れないのと、何より時間がかかります。
上からサンダーを押し付けるように削るのがコツです。
マスクを忘れずに
電動サンダーで珪藻土マットを削ると削りカスがかなり舞いますのでマスクが必須です。
だたの紙やすりだと外やベランダで削ればカスが気になりませんが、電動サンダーだと動かすために電源(コンセント)が必要なので室内になることが大半…
何度かマスクなしで削ったことがありますが、1時間ほど喉がイガイガしたのでお気をつけて。
おわりに
珪藻土マットは快適ですし洗濯物が出ないのでなかなか便利ではありますが、水を吸わなくなったときにやすりがけが面倒です。マット全体を削るのは本当に大変。
しかし電動紙やすりを使うことでこの作業が劇的に軽減されます。
私のように珪藻土マットがだいぶ水を吸わなくなってるけど、やすりがけが面倒だから見て見ぬふりをしている人がいましたら、是非電動サンダーを導入してみてはいかがでしょうか。
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