一刻堂・ロンフーダイニングなどを展開するJBイレブン(3066)。
グルメ杵屋・元気寿司の3兄弟のうちの一角としても有名ですね。
そんなJBイレブンの株主優待が、2020年11月下旬に到着しました。
2020年9月期分の優待です。
JBイレブン 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
3月と9月、年2回です
優待内容
JBイレブンの優待特典は下記の通りです。
100株〜 | 1,000円相当(年間2,000円相当) |
500株〜 | 5,000円相当(年間10,000円相当) |
1,000株〜 | 10,000円相当(年間20,000円相当) |
2,000株〜 | 15,000円相当(年間30,000円相当) |
優待利回り
株価を750円と仮定した場合の優待利回りです。
100株 | 2.66% |
500株 | 2.66% |
1,000株 | 2.66% |
2,000株 | 2% |
JBイレブンの優待特典は100株〜1000株は株数に応じて均等に増えますので、優待利回りは同じになります。
2000株保有の場合だけ優待利回りが減る珍しい配分ですね。
またグルメ杵屋で導入している2000株以上の長期保有特典はありません。
利用単位
1枚500円です。
利用制限
同時に複数枚利用可能です。
クーポン等との併用はできませんのでご注意ください。
ただし元気寿司およびグルメ杵屋の株主優待とは併用可能です。
優待券裏面の注意事項はこんな感じです。
昨年到着分の券面になりますが、上がグルメ杵屋、下が今回到着したJBイレブンの優待券です。
券面は全然違いますが、同時に使えますのでご安心ください。
お釣り
お釣りは出ません。
優待券+他の方法(クレカや現金)での支払いが可能です。
利用可能店舗
優待到着時に同封されている「店舗所在一覧」という冊子に都道府県別の利用可能店舗が記載されています。
JBイレブンの店舗だけではなく、元気寿司・グルメ杵屋の店舗も掲載されています。
また、公式サイトでも店舗検索をすることが可能ですが、三兄弟(グルメ杵屋・元気寿司・JBイレブン)の全ての店舗を横断しての検索サイトはありません(2020年12月6日現在)。
JBイレブンのブランドURL:http://www.jb11.co.jp/bland/index.php
三兄弟(グルメ杵屋・元気寿司・JBイレブン)の全ての店舗を見たい場合には冊子が大活躍しますので捨てないようにしましょう。
優待到着時期
3月期分 | 6月下旬に到着 |
9月期分 | 11月下旬に到着 |
権利確定日から2〜3ヶ月程度で到着します。
数年保有していますが、遅れて到着したことはありません。
有効期限
3月期分(到着は6月下旬) | 翌年1月末 |
9月期分(到着は11月下旬) | 翌年7月末 |
約8ヶ月と比較的短めの有効期限です。
グルメ杵屋の優待券は2年ほど有効期限があるので、良いほうに足並みを揃えてくれると嬉しい限りです…。
商品引き換えでも利用できます
JBイレブンでは優待券と商品を交換できるサービスを実施しています。
近くに利用可能店舗がない人には打ってつけですね。
引き換え商品のラインナップは毎回変わりますが、今回は「台湾ラーメン・餃子・チャーシュー」を中心とした3種類のセットから選べました(2020年3月分と同じ)。
一番お安いCセットでも5,000円なので、100株保有者は複数名義で保有しないと難しい金額です。
引き換えについてはグルメ杵屋や元気寿司の優待券と併用はできません。
商品引換をご希望の方は注文書と優待券を同封されている封筒に入れて送りましょう。切手代がかからないのは良心的ですね。
商品引き換えは過去の優待と一緒に使える
株主優待を商品引換えできるプログラムは多くの企業が導入しているのですが、多くは「今回届いた優待券との引き換え」である場合が大半です。
そんな中JBイレブンでは「使用期限内の優待券が有効」となっており、前回届いた優待(有効期限2021年1月末まで)も含めて引き換えが可能になっています。
有効期限がギリギリな優待をお持ちの方は商品引き換えで無駄なく消費できますよ。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
JBイレブンの株主優待は1会計に利用制限がなく、またグルメ杵屋や元気寿司などの優待と併用できるため非常に使いやすいです。
私が住む北海道には残念ながらJBイレブンの店舗はありませんので、グルメ杵屋・元気寿司の店舗で利用予定です。たぶん安定の魚べいかな…。
コロナの影響で売上はもちろん、経常利益がかなり厳しい状態です。
テイクアウトやデリバリー拡充をはじめ、Withコロナ・Afterコロナへの取り組みを積極的に行っていますが、通常売上をカバーできるほど成果が出ていない状況のようです(2020年11月12日公表の四半期報告書より)。
しかしフランチャイズ展開・M&Aを積極的に行う中期経営戦略とのことで、攻めの姿勢を忘れていないことに好感が持てます。
来期での数字改善はあまり期待できないかもしれませんが、それ以降の経営改善に期待です。
これからも応援させて頂きます。
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