自撮りや集合写真、三脚使用時にあると便利なのが、好きなタイミングでシャッターを押せる「リモートシャッター」です。
そんな便利なリモートシャッターは今やどこの100円均一にも当たり前に売られています。
でも何だか安すぎて本当に機能するのか怪しいですよね。
そこで、ダイソーで購入したリモートシャッターと、Amazonで1,000円程するリモートシャッターを使い比べてみることに。
本記事では、ダイソーと他社のリモートシャッターを使用し、使い勝手や通信距離、コスパ、誤作動などについてまとめています。
ダイソー Bluetoothリモートシャッター
こちらがダイソーのリモートシャッター、330円(税込)商品です。
ダイソーネットストアでは品切れになるほど人気のようです。
小さくても無くさない目立つ色が良いですね。
ダイソーネットストアについてはこちらで詳しくまとめています。
使い方は簡単、かつ説明も分かりやすいので誰でもすぐに使用できます。
対応機種・OSは以下の通りですが、たぶん最新のiPhone等でも問題なく動作すると思われます。
中身は本体と説明書のみです。
リップスティックと比べてもかなり小さいのが分かります。
使用ボタンはiPhone、androidにより異なるようです。
電池の事前準備がオススメ
早速設定してみると…ボタンを押しても電源が付かない…?
安かろう悪かろう?と思いながらも購入から時間が経っていたこともあり電池を交換してみると、使えるようになりました。
確かに「テスト用電池」との記載があるため、まともに使うには初めから別途電池を用意しておくのが得策です。
ネット上では他にも電池を交換したら使えたという人がいたので、電池切れは私だけでは無さそうです。
同じものが倍の価格で売られている
Amazonで「リモートシャッター」と検索すると、どうみてもダイソー商品と同じものばかりがヒットしました。
裏面の文字などの若干の違いはあるものの、恐らく同じです。
価格も本体のみのものは300円程、高いものはストラップ代でしょうか。
なので、ダイソーだからすぐ壊れるだろうということも無さそうです。
ものによってはダイソーより安いものもありますから、プライム会員なら送料無料のAmazonで買うものオススメです。
比較するのはCamKix カメラシャッターリモコン
ダイソー商品と比較するのは、Amazonで評価の良かったCamKix カメラシャッターリモコンです。
このような袋に入っており、
中身は、本体・説明書・ストラップ・カラビナです。
説明書は英語ですが、スイッチをオンにして、スマホのBluetoothとペアリングをし、シャッターを押すだけです。
こんな感じで首からぶら下げたり、
ボタンを押すときだけ首から簡単に外せたり、
またはカラビナを使用すればこのようにかさばらずに持ち歩けます。
便利なストラップやカラビナがついているので割高ですが、本体価格はダイソーと大差ないかもしれませんね。
見た目・重さ・押しやすさは?
ダイソーのリモコンも小さいと思っていましたが、CamKixはさらにスリムです。
裏面はどちらも電池蓋が付いています。
ダイソーはドライバーを使用する手間があるのが面倒ですが、CamKixはスライドするタイプです。
どちらも種類は違いますがコイン電池を使用しています。
厚みはダイソーのほうがあります。
どちらも側面にあるボタンで電源の入り切りが出来ます。
電池を入れた状態の重さは、ダイソーが11g、CamKixが8gと軽く、デザイン性、持った感じやボタンの押し心地もCamKixの方が一枚上手です。
今回使用するスマホはandroid(Xperia)ですが、ダイソーは「AB Shutter3」、CamKixは「Camkix Shutter」という表示で接続できました。
iPhoneでもどちらも問題なく接続、使用が出来ました。
ボタンを押すとズーム&音量が上がる?
androidスマホに接続し、カメラを起動させた状態でリモートシャッターボタンを押すと・・・
何度やってもドアップに。これはダイソー、CamKixのどちらにも起きた現象です。
この原因はカメラの設定の「音量キー設定」が「ズーム」となっていたため、
これを「シャッター」に直すと撮影できるようになりました。
今回用意したリモートシャッター2つは音量キーとリンクしているようで、カメラを起動していない状態で、リモートシャッターボタンを押すと音量が上がります。(下げることは出来ませんでした)
どこまで届く?通信距離を測定
どちらの商品もスマホとの通信可能距離は10mと記載がありました。
実際に廊下を使ってカメラを設定して、どこまでシャッターが押せるか実験してみました。
まずはダイソー。
マンションの廊下を使って測定したのでモザイクが多いですが…
記載の距離は10mですが、実験では約11mまでリモートシャッターでの撮影が可能でした。
それ以上離れると、ボタンを押しても何の反応もありません。
機種によるのかもしれませんが、iosボタンでも問題なくボタンが反応しました。
続いてCamKixでも同様に撮影をすると・・・
なんと18mまでシャッターを切ることが出来ました!
しかし、12mを過ぎると反応が悪くなり下の画像のように勝手に連写が始まる事態に。
よって、まともに撮影が出来たのは12mで、若干の性能差があることがわかりました。
連続してボタンを押すことに問題があるのか考えましたが、スマホの近くで撮影した場合には連写にならず、やはり距離がひらき過ぎると連写になるようです。
コスパ・オススメなのはどっち?
見た目の好みはあれど、使い方、機能性にはあまり差がないことが分かりました。
ダイソーでリモートシャッターを購入すると、330円ですが付属のテスト用電池がすぐに切れるため別途電池の購入が必須ですので、なんだかんだ500円くらいはかかりそうです。
さらにストラップが欲しいとなるともう少しお値段がするため、場合によってはカラビナ、ストラップの付いたCamKixとあまり差がなくなるかもしれません。
だって、この簡単に外せる付属のストラップ、めっちゃカッコいい。
しかし、見た目よりも使えればいい!安けりゃいい!という方は、ダイソーで電池と共に購入すれば最安値で済みそうです。
よって、見た目や付属品、押し心地にもこだわりたい人にはCamKixが、使えれば何でも良い人にはダイソーがオススメと言えます。
おわりに
今回初めてリモートシャッターを利用してみましたが、なかなか便利でした。
明るさの調整などまでは手元でできないものの、あからさまに腕が映りこんだ自撮りじゃ恥ずかしいし、これがあれば友人との集合写真をわざわざ店員さんに頼む必要もなくなります。
また、Bluetooth機能のないセルカ棒を持っている人もリモートシャッターを別途購入すれば問題なしです。
併せて、スマホリングがあれば大袈裟な三脚が無くても撮影がはかどりそうです。
他にも100円均一に関する記事を多くまとめていますので宜しければご閲覧ください。
コメント