最近のスマートフォンは画質がきれいなものが多いので、専用カメラを持たずにスマホで撮影される方が多いかと思います。
私もその一人なのですが、例えばフリマアプリに出品する写真を撮る際に光の反射が邪魔になったり、細かいものを撮ろうとするとピントが合わずにぼやけてしまうなど、小さな悩みが沢山あります。
そこで本記事では100円均一キャンドゥで買える話題のスマホレンズ3つを使って、100円商品でも使い物になるのかを忖度なしで検証します。
偏光レンズ
トップバッターは偏光レンズです。前から欲しかったのでようやくゲットできました。
レンズを回して調整することで、乱反射・映り込み・ちらつき等を抑えてくれるとのことです。
パッケージのイメージ画像によると、乱反射を調整して海の中がキレイに見えるのだとか。
クリップになっているので、スマホのカメラに合わせて挟むだけです。
レンズカバーも付いています。
まずこれはレンズなしで撮影した物。
水の中にクレヨンしんちゃんを沈めました。
ガラス×水でなんだかチラチラしています。
そして、偏光レンズを取り付けたのがこちら。
…?私には違いがわからない…撮り方が悪いのか?
パソコンやスマホの画面を撮影したり、コップの水を撮ったりと偏光レンズを調整しながら何パターンも撮影したのですが私には何の変化もさせることができませんでした。
それなりのお値段のものなら何か違うのでしょうか。
しかし、色々なサイトを見てみるとキレイに撮れている方も中にはいるようで、やはりカメラは奥が深い。
センスと技術が要るようです。
2倍望遠レンズ
続いては望遠レンズ。
デジタルズーム使用時の画像劣化を軽減してくれるそうです。
これがあれば子供の発表会もスマホでキレイに撮れるかな?と期待を込めて買いました。
このスマホレンズシリーズはどれもクリップが共通のため、先ほどの偏光レンズともレンズのみ付け替えて使用が出来るそうです。
クリップが壊れても安心です。
早速実験です。
左の写真はズームなし・レンズなし撮ったもの。
右が望遠レンズを付けて撮影したものです。
ソファの映り込み具合を見ればズームされていることが分かります。
続いてスマホのカメラを2倍にズームしてみました。
左はレンズなしで2倍撮影。
右は望遠レンズ使用で2倍撮影です。
望遠レンズで2倍になるので、合わせて4倍になったようです。
次にスマホのカメラを4倍にズームします。
左はレンズなしで4倍撮影。
右は望遠レンズ使用で4倍撮影です。
さすがにかなりぼやけます。
最後に同じ倍率で比較をします。
左はレンズなしで4倍撮影、右は望遠レンズ使用で2倍撮影です。
ん~どうでしょう、レンズが無い方がキレイ・くっきりな気が…
スマホの相性が悪いのかと、別のスマホでも試しましたが変わりませんでした。
確かに「2倍望遠」はされていますが、パッケージの「大きくキレイに」はならないのかな…?という印象。使い方が悪い可能性もありますが劇的な効果は得られないことがわかったのでお蔵入りです。
広角&マクロレンズ
最後に検証するのが1商品で広角とマクロが叶う高コスパレンズです。
100円なのに小袋付きなのも良いですね。
まずは広角レンズから。
左がレンズなし、右が広角レンズ有りです。
ケラレ(画面端の影のような写り込み)が目立ちますが、明らかに背景が広くなったのが分かります。
広角レンズはインカメラの自撮り撮影時に使用されることが多いため、インカメラでも実験です。
左はインカメラでレンズなし、右は広角レンズありです。
こちらはかなり背景が広く写り込んでいます。
続いてマクロレンズで撮影します。
レンズが2枚重なっているため、上の[WIDE]と書かれたレンズを外すとマクロレンズとして使用できます。
マクロレンズで子供のモコモコ靴下の繊維を撮影します。
左はレンズなしで接写(レンズを物に近づけて写すこと)したもの。
右はマクロレンズ有で接写です。
レンズなしの接写だとひつじのショーンがぼやけていますが、マクロレンズを使うと細かい糸がはっきりと写ります。
これで植物や野菜を撮影したら楽しそうです。
おわりに
3つの中だと断トツで広角&マクロレンズが良い仕事をしてくれたように思います。
暖かくなったら子供とマクロレンズを持ってお散歩に行けば植物観察等、興味深い時間にもなりそうです。
今回はキャンドゥでしたがダイソーやセリアでも同様の商品が手に入ります。
どのレンズも多少ケラレが気になり、後付け感がありますので大事な写真には向きませんが個人で楽しむ分には問題ないかと思います。
他にもダイソーに関する記事をまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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