外食系株主優待でトップ5に入る有名度を誇るコロワイド(7616)。
株主優待をうまく利用して株価を上昇させ、M&Aを繰り返してきたことでも有名な企業です。
そんなコロワイドの優待ですが、2019年12月20日に2019年9月期分の優待が届きました。
コロワイド 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
3月と9月、年2回です。
優待内容
500株 | 10,000ポイントを計4回(年間40,000円相当) |
1回の権利確定で2回に分けて優待特典が付与されます。
優待利回り
株価を2,200円と仮定した場合の優待利回りです。
500株 | 3.63% |
100株や200株では優待特典がないため、500株を保有する必要があります。
利用単位
1ポイント = 1円で利用できます。
利用単位も1ポイント単位で利用できるため、全額株主優待でお会計することも可能です。
株主優待で有名な桐谷さんではありませんが、現金を使わずお会計できるのは大変ありがたいです。
利用制限
利用ポイントの制限はありません。
ホットペッパー等のクーポンとも併用可能です。
しかし株主優待ポイントを利用したことで付与されない特典も存在します(後述します)。
お釣り
お釣りはでません。
そもそも1,000円のお会計に対し、1000ポイントを超えるポイントを利用することが出来ません。
利用可能店舗
コロワイドが展開している「甘太郎」や「えこひいき」等の居酒屋で利用できるほか、「アトム」や「かっぱ寿司」などの「コロワイドグループ」店舗でも利用が可能です。
利用可能店舗は中間報告書に同封されている「店舗一覧」でも確認できますが、最新情報は「コロワイドグルメサーチ」という公式サイトで確認が可能です。
優待到着時期
3月期分 | 6月と9月に到着 |
9月期分 | 12月と3月に到着 |
1回目の付与は権利確定日からだいたい3ヶ月くらい。
2回目の付与は権利確定日からだいたい6ヶ月くらいです。
数年保有している実績から、だいたい下記の日程で付与されます。
- 3月期分の6月付与:6月23日〜26日
- 3月期分の9月付与:9月30日
- 9月期分の12月付与:12月20日
- 9月期分の3月付与:3月31日
有効期限
ポイント付与日から1年後の月末までです。
後述する専用サイトで有効期限の確認が可能です。
利用方法
優待カードをレジ付近にあるタッチパネルにかざしてポイントを支払いに充当します。
詳しい利用方法は公式サイトに資料がありましたので、そちらをご確認ください。
利用方法:https://www.colowide.co.jp/ir/pdf/preferential.pdf
優待カードは大切に保管を
コロワイドグループ(コロワイド・アトム・かっぱ寿司)の株主優待は「株主様ご優待カード」というカードにポイントが付与されます。
このカードは連続して株主名簿に記載されている限り、同じカードを利用することになります。
誤ってカードを破棄しまったり、紛失すると再発行に500ポイントがかかってしまいますのでご注意ください。
保有ポイントは専用サイトで確認できます
株主優待カードに入っているポイント数は専用サイトで確認できます。
株主専用サイトURL: https://www.colowide.com/
IDとパスワードの登録方法については初回の優待カードと同封されている書類に記載があります。
専用サイトでは以下のことが可能です。
保有ポイントの確認
ログイン後のトップページで保有ポイントが確認できます。
商品引換の申込み
最寄りに利用店舗がない等、ポイントが消費できない株主用に商品引換制度が用意されています。
商品引換制度は多くの企業で実施していますが、大体は手元に届いた優待を郵送で送り返すもの。
コロワイドグループは専用サイトでポチポチするだけで交換が完了するので非常に利用しやすいです。
しかもパソコン等の操作が苦手な方用に、郵送対応もしているというハイブリット対応です。
有効期限の確認
先述した通り1枚の優待カードに複数回ポイントが付与されることから、有効期限の管理が若干煩わしいです。
ですが専用サイトではわかりやすい表形式で有効期限が確認できます。
ポイント利用履歴
過去のポイント利用実績も確認可能です。
株主優待を利用するデメリット?
株主優待ポイントを利用することで、お得ではなくなるケースが存在します。
キャンペーンの適用外
コロワイドグループでは株主優待ポイントを除外するキャンペーンや企画が存在します。
例えばステーキ宮等で開催されている「チケットバックキャンペーン」。
本記事作成時点では店舗限定で20%チケットバックキャンペーンの告知がされていました。
しかし下部の注意事項にあります通り、株主優待ポイントではチケットバックされません。
ポイント利用分の領収書が発行されない
これはコロワイドの優待に限らないのですが、ポイント利用分は領収書の金額から除外されます。
具体的には、会計が5,500円・ポイント利用が5,000ポイントだった場合、領収書を発行してもらうと「500円」しか記載されません。
満額の領収書が必要な場面では、優待ポイントを利用しないほうが良さそうです。
複数の優待カードも利用できます
コロワイドグループでは「コロワイド」「アトム」「かっぱ寿司」の3社で同様の株主優待プログラムを導入しています。
私は3社とも保有しているので3枚の株主優待カードを持っています。
コロワイドグループの株主優待は1回の会計で複数枚利用可能です。
タッチパネル操作時に「続けて会計」を選択することで、複数枚の優待カードが利用できます。
株主同士で1ポイント単位の「割り勘」なんてことも簡単に出来ますね。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
コロワイドは100株や200株での株主優待特典が存在せず、500株保有しなければならないのがネックです。
株価にもよりますが投資額が100万円を超えることもあり、少々ハードルが高いですね。
ただし優待ポイントが1ポイント単位で利用できたり、様々な店舗・ブランドで利用できたりと、投資金額を上回る魅力を持ち合わせています。
ちなみに私が住む札幌では関東圏ほど多彩な店舗がありません…。
ただ「やきとりセンター」や「カルビ大将」がちらほら出来てきたのは嬉しい限りです。
是非札幌への積極的な店舗進出を是非是非お願いいたします。
これからも応援させて頂きます。
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