百貨店大手の「丸井グループ」(以下丸井)。
本記事作成時点(2022年7月7日)は「そろそろ小売事業も伸び始めるかな…」と、淡い期待を抱きたいほど、世間の外出自粛モードが緩和されてきた時期でもあります。
そんな丸井の株主優待が2021年7月初旬に届きました。
2022年3月期分の優待です。
丸井グループ 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
3月と9月、年2回です
優待内容
丸井の株を100株以上保有すると、3種類の株主優待が貰えます。
- お買い物券(年2回)
- Webクーポン(年2回)
- エポスポイント(年1回、3月期分のみ)
今回は2022年3月期分なので、お買い物券・Webクーポン・エポスポイント、すべてが貰えました。
Webクーポンの引換手順は後ほど詳しく説明しますね。
優待利回り
株価を2,250円と仮定した場合の優待利回りです。
なおエポスポイントの付与はエポスカードのランクで異なりますので、それぞれの優待利回りは次の通りです。
【エポスカードの場合(非ゴールド)】
100株 | 2.22% |
500株 | 0.71% |
1,000株 | 0.67% |
5,000株 | 0.18% |
10,000株 | 0.11% |
【エポスゴールド・プラチナカードの場合】
100株 | 2.67% |
500株 | 0.89% |
1,000株 | 0.80% |
5,000株 | 0.21% |
10,000株 | 0.13% |
優待目的でしたら、100株保有が1番優待利回りが高くなります。
特にエポスゴールド・プラチナ保有時の優待利回りは2.6%超えと、配当利回りを合わせると総利回りが5%近くの高水準になっています。
優待到着時期
3月期分 | 6月下旬に到着 |
9月期分 | 12月上旬に到着 |
権利確定日からだいたい3ヶ月くらいで到着します。
今回の3月期分は7月初めに到着しましたので、若干遅れての到着となりました。
継続保有は?
一部の株主優待では「○○年以上保有していたら+1,000円追加」などの継続保有特典がありますが、残念ながら丸井グループではこの特典はありません。
お買い物券について
優待特典の1つは紙の「株主さまご優待お買物券」です。
利用単位
1枚1,000円単位の紙券です。
利用制限
同時に複数枚利用可能です。
対象外の商品もありません。
裏面の注意事項はこんな感じです。
食品街でも使えるので簡単に消費出来そうですね。
お釣り
お釣りは出ません。
利用可能店舗
マルイ各店をはじめ、グループのほぼ全てで利用できます。
Webクーポンについて
優待特典の2つ目は公式サイトで使えるWebクーポンです。
マルイウェブチャネル:https://voi.0101.co.jp/voi/index.jsp
Webクーポンの取得手順
Webクーポンを取得するにはこちらのページに「株主さま番号」と「引換えコード」を入力するだけです。
引き換えページでは下部の「Webクーポンへの引換えをする」にチェックを付けます。同時にエポスポイントの交換も出来ますよ。
Webクーポンを引き換えるにはマルイウェブチャネルのIDか、エポスNetIDが必要です。
私はエポスNetIDでログインしてみました。
引換え金額が選べ、小分けに交換も出来るようです。私は100株保有(Webクーポン1000円分)のみなので選びようがありませんでした。
以上でクーポンの取得が完了です。
Webクーポンの利用手順
マルイウェブチャネルのマイページから保有クーポンが確認できます。
1,000円クーポンが物足りない人は、有効期限がぎりぎりになりますが、次回到着分と同時に使うことも可能です。
Webクーポンは決済画面で利用できます。100円単位で利用可能なので、かなり使いやすいです。
この手の優待は公式Webサイトの商品が高額でなかなか使う気にはなれないものが多いですが、マルイウェブチャネルでは低価格商品もかなり多く取り扱っています。
また端数の決済方法をエポスカードにすると送料が無料になるほか、受け取りを丸井店舗にすると100ポイントを貰えるプログラムもあります(一部商品は対象外)。
エポスポイントについて
優待特典の3つ目はエポスポイントです。
エポスポイントもWebクーポンと同様、こちらのページに「株主さま番号」と「引換えコード」を入力します。
下部の「エポスポイントの交換申請をする」にチェックを付けて、エポスカード番号等を入力します。
なおこの手続きができるのは本人のみです。株主の名義とエポスカードの名義が異なる場合には交換できませんのでご注意ください。
私はエポスゴールドを持っているので100株保有で2,000ポイントもらえました。有難いです。
以上で引換は終了です。
エポスゴールドについてはこちらの記事でナンバーレスゴールドとの違いを比較しています。興味のある方は是非合わせてご覧ください。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
丸井の優待は最大3種類も貰えるので、他銘柄に比べると非常に楽しいです。しかも使い勝手もいいので人にオススメしたい銘柄の1つです。
丸井グループは優待だけではなく配当金や自社株買いも手厚いことで有名です。直近ではコロナ禍で苦しい中、6期連続の増配を達成しています。
株主還元への取り組みはこれからも継続していく、とのことです。
ちなみに私が住む札幌は「マルイ」と言えば全く別の百貨店を指します。興味のある人は是非こちらも合わせてご覧ください。
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