優待利回りが良好なことで有名なヤマダ電機。
2019年12月20日現在、一時期に比べるとだいぶ株価が戻ってきつつありますが…今後に期待です。
そんなヤマダ電機の株主優待が2019年12月中旬に到着しました。
2019年9月期分の優待です。
ヤマダ電機 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
3月と9月、年2回です
優待内容
通常優待特典は下記の通りです。
3月と9月で優待の内容が変わります。
100株〜 | 年間3,000円相当 (3月:1,000円、9月:2,000円) |
500株〜 | 年間5,000円相当 (3月:2,000円、9月:3,000円) |
1,000株〜 | 年間10,000円相当 (3月:5,000円、9月:5,000円) |
10,000株〜 | 年間50,000円相当 (3月:25,000円、9月:25,000円) |
継続保有株主優遇制度は下記の通りです。
100株〜 | 1年以上:年間2,000円相当 (3月:1,500円、9月:500円) 2年以上:年間2,500円相当 (3月:2,000円、9月:500円) |
優待利回り
株価を550円と仮定した場合の優待利回りです。
まずは通常の優待特典の優待利回りから。
100株 | 5.45% |
500株 | 1.81% |
1,000株 | 1.81% |
10,000株 | 0.90% |
次に「1年」継続保有特典を踏まえた優待利回りはこちら。
100株 | 9.09% |
500株 | 2.54% |
1,000株 | 2.18% |
10,000株 | 0.94% |
最後に「2年」継続保有特典を踏まえた優待利回りはこちら。
100株 | 10% |
500株 | 2.72% |
1,000株 | 2.27% |
10,000株 | 0.95% |
継続特典を含め、優待目的だったら100株保有が圧倒的にお得ですね。
2年保有時の優待利回りは10%(株価550円時)になるのは驚異的です。
利用単位
1枚500円の優待券です。
利用制限
500円の優待券は、購入金額1,000円(税込み)につき1枚しか利用できません。
また1回のお会計で最大54枚(優待27,000円分、購入金額54,000円以上)しか利用できません。
例)お会計が2,200円(税込み)だった場合→500円の優待券が2枚利用できます。
ちなみに同業他社のビックカメラの株主優待は利用制限がありませんので、利用のしやすさではこちらに軍配が上がります。
お釣り
全額優待券で支払いができないため、お釣りは出ません。
利用可能店舗
「ヤマダ電機」および「ベスト電器」等で利用可能です。
利用可能店舗は株主優待に同封されている店舗リストで確認できる他、下記Webサイトで最新情報が確認可能です。
優待到着時期
3月期分 | 6月下旬に到着 |
9月期分 | 12月初旬〜中旬に到着 |
権利確定日からだいたい3〜4ヶ月くらいで到着します。
数年保有していますが、3月期分は6/25頃、9月期分は12/15頃に到着する印象です。
有効期限
3月期分(到着は6月下旬) | 同年7月1日〜12月31日まで |
9月期分(到着は12月初旬〜中旬) | 翌年1月1日〜6月30日まで |
有効期限は約半年です。
注意すべきは優待券の到着後にすぐ利用ができないこと。
例えば今回12/15頃に届いた優待ですが、優待券下部に「2020年1月〜6月末まで」と記載があります。
受け取り時には利用できない優待券が届きますのでご注意を。
利用制限が厳しい
先述した通り、ヤマダ電機の株主優待は「会計1,000円ごとに500円の優待券を1枚利用可能」という中々に厄介な制限を設けています。
「株主優待だけでお買い物」が出来ず、必ず他支払い方法と併用が必要です。
優待利用分にはポイントがつきません
家電量販店の醍醐味とも言えるポイント還元ですが、株主優待利用分にはポイントが付与されません。
大型ポイント還元キャンペーンを開催しているときには、株主優待の利用を後回しにしたほうが得をする場合があるかもしれませんね。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
ヤマダ電機の株価はなかなかに乱高下しますが、優待制度自体は大変優秀です。
さらに長期保有で利回りが増えるため人気を博しています。
私はソーダストリームを利用しているのですが、ソーダストリームのガスシリンダーはヤマダ電機で交換可能です。
ガスシリンダーの支払いに本株主優待券が利用できるため、重宝しています。
株価も安価(100株で5万円〜6万円)で、株主優待デビューに相応しい銘柄と言えます。
長期保有特典を生かすためにも、是非積極的に取得を検討してみてはいかがでしょうか。
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