「豊富な種類の丼」と「京風うどん」をウリにしている「なか卯」。
なか卯を運営しているのは「すき家」「はま寿司」「ココス」など誰もが1度は聞いたことのあるブランドを展開している「ゼンショーHD」です。
そんなゼンショーHDは株主優待券を発行していることで有名です。
ゼンショーの株主優待券は紙媒体のものですが、2020年9月期分(到着は2020年12月上旬)の優待から券面にQRコード(画像の黒い部分)が付きました。
関連記事:2020年9月期 すき家・はま寿司のゼンショーHDの株主優待が到着。優待利回りは?到着時期は?QRコードが搭載?

なか卯は大部分の店舗が券売機制なのですが、優待券にQRコードが搭載されたことで、2021年3月からなか卯の券売機で株主優待が利用可能になりました。
しかし、QRコードのない紙クーポンなどはどのように使用したら良いのでしょう?

本記事では、なか卯の券売機で紙の株主優待券やクーポンは使えるのか、またどのように使えば良いのかを検証してみました。
なか卯で株主優待・紙クーポンは使えるの?
結論から言えば、券売機制のなか卯でもゼンショーの株主優待券はもちろん、QRコードがない紙クーポンは利用可能です。
2021年2月までは、株主優待券が券売機に対応していなかったため、優待やクーポン利用時は店員さんに声をかけて直接支払う必要がありました。
しかし、2021年3月からはQRコードがついていれば株主優待券やwebクーポンでも券売機で利用できます。
券売機利用の流れ(優待券利用)
実際に券売機で株主優待を使って注文してみます。
今回は店内飲食のため「店内メニュー」を選び、

商品を選択したら「お支払いへ」をタップします。

クーポン・株主優待券の有無を聞かれるので「持っている」を選択します。
ちょっと見づらいですが、「QRコードのないクーポン等は従業員まで」と表示されています。

続いて株主優待のQRコードを読み込ませます。

今回は利用しませんが、スマートニュースなどのwebクーポンもここでかざします。

続けて「読み取り完了」をタップすると、

「ゼンショー株主優待券500円」が適用になり、残金が「50円」になりました。
「お会計」に進みます。

続いて端数の支払い方法を選択します。

なか卯は様々なコード決済、クレジット、電子マネーに対応していますが、
クレジットカードも、差し込み、スライド、タッチに対応しています。

案内に従い右横の機器で会計します。

会計後、「発券ボタン(領収証の有無選択)」をタップすると、

このような券が出てくるため、席に座り店員さんに手渡すだけです。

おつりは出ない
ゼンショーの優待券はおつりが出ません。
なので490円の「和風牛丼」のみを注文し、500円の優待券を利用後に「お会計」をタップすると・・・

このように「お釣りが出ない」旨の注意喚起が出ます。
10円分もったいないですが「OK」をタップすると、先ほど同様に会計が終了します。

紙クーポン「特別お試し券」の使い方
今回はQRコードのない「1杯無料のうどんクーポン」と「プリン無料券」も一緒に交換します。

これらのクーポンは「ゼンショーサポーターズクラブ」でゲットしたものです。
「ゼンショーサポーターズクラブ」についてはこちらをご参照ください。
なか卯では発券後、席を確保したら店員さんがお茶を運んできてくれます。
そのタイミングで券と紙クーポンを提示ます。
すると親子丼+クーポンのプリン、

牛丼+クーポンのうどんを一瞬で運んできてくれました!早い!

QRコードなしの割引券はどうやって使う?
今回私が使ったような無料クーポンの場合は、クーポンを提示するだけですが、支払いも発生するQRコードなしの割引クーポンはどのように使用したら良いのでしょう。
割引クーポンを使う場合は券売機をスルーして着席しましょう。
ここで、店舗によっては「券売機で食券をお求めください」のように案内されることがありますが「割引券を使いたいので直接頼みます」と店員さんに伝えてください。
頼むものが決まっていない場合は、店員さんに「メニューをください」というと持ってきても貰えます。(店舗によりテーブルに備え付けのメニューがないことがあります)
メニューが決まったら店員さんを呼んで注文しましょう。
支払いは前払いになりますので、注文が終わったと同時に支払いすれば完了です。
利用済みの優待券は混ざらないように
ゼンショーの優待はQRコードが搭載され、なか卯などの券売機でも気軽に利用できるようになりました。
なか卯で株主優待券を利用した場合は手元に利用済みの優待券が残りますので、使っていないものと混ざらないようにご注意ください。
万が一混ざってわからなくなった場合には、ゼンショー公式サイトには株主優待券の利用可否確認ツールが公開されています。
その優待券が使えるかどうか、店頭に行かなくても確認が出来ますので活用をオススメします。
実際に使用済みの優待をQRコードが映るようにスマホで撮影し、こちらのツールを使用してみると・・・
画像が読み込まれたあと、すぐに「判定結果」が表示され、利用済みであることが判明しました。


利用状況だけでなく、利用日時や店舗まで一瞬で分かるのは凄いですね。
おわりに
以前は券売機で株主優待券やクーポンが利用できなかったため、都度店員さんに説明する必要があり面倒でした。
しかし、券売機がQRコードに対応したためスムーズにお会計が済むようになりました。
なかにはQRコードなしの紙クーポンも存在しますが、その際は着席後に店員さんに渡すなど柔軟に対応しましょう。
もちろんゼンショーの株主優待は同じ牛丼チェーンの「すき家」でも利用可能です。
すき家のテイクアウトでは半セルフレジの導入が進んでいますが、支払い方法は店員さんが柔軟に対応してくれるため、株主優待や各種クーポンをノンストレスで利用することが出来ます。
他にも、なか卯やすき家、はま寿司など「ゼンショー」に関する記事をまとめていますので宜しければご閲覧ください。
コメント
松屋でかつてジェフグルメカードが使えた頃に定員に直接注文してレシートとお釣り受け取りました。なか卯も松屋と同じ方式ですね。