北海道民のカップ焼きそばそいえば、ペヤングでもUFOでも一平ちゃんでもなく、”やき弁”こと東洋水産の「マルちゃん やきそば弁当」です。
道内ならコンビニでも必ず手に入るため北海道旅行のお土産にも大人気です。
また、やきそば弁当には大判サイズや、ちょい辛、旨塩、たらこバター、あんかけなど実は多くの種類が存在します。
そんなシリーズに「1分で食べられるやきそば弁当」が仲間入りしました。
本記事では通常の「やきそば弁当」と「1分で食べられるやきそば弁当」のカロリーや量、麺、かやく、ソース、味などを比較してまとめました。
やきそば弁当 いつもよりちょっとQuickって?
2021年9月6日より、「マルちゃん やきそば弁当」46周年を記念して「旨コクあんかけ風」と「Quick」が新発売しました。(北海道地区限定)
今回比較するのは「Quick」で、正式名称は「やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick」と長めです。
スーパーでも特設コーナーが設けられるほど今イチオシの商品です。
店舗販売は北海道のみですが、Amazonや楽天でも買えるようです。送料もあるのでちょっとお高めですね。
従来のやきそば弁当と比較
従来のやきそば弁当とQuickを比較してみます。
左が「通常のやきそば弁当」、右が「Quick」です。
パッケージも似すぎていて間違えて買ってしまいそうですが、「1分」と「Quick」の文字で見分けましょう。
以下では実際に食べ比べて分かった6つの違いをまとめています。
早さの違い
quickなので当たり前ですが熱湯を注いでから、湯切りをするまでの時間が大きく違います。
これは包装をとった状態ですが、左の通常のやきそば弁当には「3分」、右のQuickには「1分」と書かれています。
カップ焼きそばはどのメーカーも通常3分、長くて5分なので1分は驚異的です。
量の違い
実は両者、内容量に差があります。
通常のやきそば弁当は「めん100g」(青枠記載)とありますが、
Quickは「めん90g」(青枠記載)と若干少なめです。
どちらも希望小売価格は193 円(税抜価格)と同じで、店頭販売価格も105円(税込)と同じだったのでQuickはちょっと損した気分かも?
カロリーの違い
左の通常のやきそば弁当は581kcal、右のQuickは546kcalと容量が少ない分若干低カロリーです。
麺の違い
中を見てみると一見同じに見えますが、
近くで見ると麺の太さが違います。
左が通常のやきそば弁当、右がQuickです。
Quickの方が細いのが分かります。
これが3分と1分の違いです。
かやくの違い
付属の小袋を見てみると、どちらも液体ソース、中華スープ+ふりかけ、かやくが入っています。
中華スープとふりかけは同じもののようですが、ソースとかやくが違います。
左の通常のやきそば弁当のかやくは、肉が四角い「味付チキンダイス」を使用していますが、右のQuickの肉は「味付挽肉」です。
野菜は同じに見えますが、3分と1分の違いは肉の大きさにも反映されていました。
ソースの違い
ソースの原材料名を比較してみると、
通常のやきそば弁当は「ソース、たん白加水分解物、砂糖、植物油、食塩、酵母エキス、香辛料」、
Quickは「ソース、糖類、植物油、たん白加水分解物、食塩、酵母エキス、香辛料」と、材料は同じでもQuickは糖類が多く甘めのソースのようです。
実食
同時に出来上がるよう、通常のやきそば弁当にお湯を注いだ2分後に、Quickにお湯を入れて作ってみます。
見た目
時間になったらまずは予めカップに入れておいた中華スープに「湯切り」のお湯を150mlほど注ぎます。
中華スープは同じです。
全ての湯を切り終わったらいよいよ中身とご対面です。
左が通常のやきそば弁当、右がQuickです。
めんの量は10gの差でしたが、お湯を注いで麺がふやけると思ったよりボリュームに差が出ました。麺の量もそうですが、太さの違いも大きいと思います。
ソースを入れます。
若干右のQuickの方がソースの色が黒っぽいような気がしないでもありません。が、見た目じゃよく分かりません。
ソースとふりかけを混ぜて完成です。
やはり右のQuickは少なく見えますね。
味
それでは頂きます。
まずは通常のやきそば弁当から。
道民の私にとっては食べ慣れたソース焼きそばで、飽きが来ません。
他のメーカーを食べてもやはりここに戻ってきてしまう、不思議な味です。
続いてQuick。
麺が細い!そして、ちょっと甘い!
美味しいけれど甘くて飽きてしまうかもしれないから、90gなのが丁度よいかもしれません。
公式によると
いつものやきそば弁当を1分で戻る細麺に変更。ソースは細麺に合うように旨味のバランスを調整しました。
https://www.maruchan.co.jp
とのことで、やはり細麺+ソースが違うんですね。
おすすめはどっち?
値段の同じ2つのやきそば弁当を比較してみましたが、私のオススメは
家で食べるなら「通常のやきそば弁当」、会社で食べるなら「Quick」です。
「やきそば弁当」は3分かかるので、家でゆっくり作れてオススメです。
お湯を入れた後に、サラダや飲み物を用意して、テーブルを拭いてと色々やっているとあっという間に3分経ちます。
半分食べたら辛子やマヨネーズで味変したり、横にご飯を入れても合います。
好きに食べられるのは自宅ならではです。
通常のやき弁もちょっと割高ですがAmazonや楽天で購入できます。
「やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick」は会社など外で食べる時にオススメです。
お湯を注いで気が付けば1分経っていますので、1秒でも惜しい昼休みにオススメです。
お湯を捨てなければならないカップ焼きそばって、給湯室に3分いなきゃならなくてちょっと不便ですよね。
Quickなら一瞬で出来上がるので一目も気にせずやきそば弁当が食べられます。
おわりに
1分で食べらるやきそば弁当とはなかなか衝撃的な新商品が誕生しました。
早さばかりにこだわって味はどうなの?と思いましたが、若干細麺ではあるものの通常のやきそば弁当に負けない美味しさでした。
細麺や甘めのやきそばが苦手な人には向きませんが、お湯を入れてから湯切りまでが一瞬なので、せっかちさんや会社等の昼食にめちゃくちゃオススメです。
また、意外と知られていませんが、マルちゃんのやきそば弁当には沢山の種類があるので、色々試してみるのも楽しいですね。
当ブログでは他にも色々と味やコスパの比較をしていますので宜しければご閲覧ください。
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