2021年7月、スシローとプラレールがコラボして「極み!お届け!スシロー×プラレール」が発売されました。
以前からネット上では自前でプラレールを回転ずしに見立てた遊び方が話題になっていましたが、これを公式が商品化したことで話題になっています。
本記事ではタカラトミーの「極み!お届け!スシロー×プラレール」を実際に買ってみて、自宅で使ってみた感想や、組立て方・速度・手持ちのプラレールとの互換性・おすすめの使用法等についてまとめました。
極み!お届け!スシロー×プラレール
プラレールとスシローコラボのお寿司屋さんごっこ「極み!お届け!スシロー×プラレール」は、付属のおもちゃのお寿司で、板前さんとお客さんになりきってお寿司屋さんごっこが出来るおもちゃです。
またそれだけでなく、本物のお寿司を乗せて本当の「お寿司屋さん」が出来る玩具です。
子供の誕生日等に盛り上がるのはもちろんですが、気軽に外食に行けない昨今だからこそ自宅で回転寿司気分が味わえるのは嬉しいですよね。
定価は6000円近いものですが、ECサイト等では4000円代で売れらています。
私は予約販売で購入したのですが、既に数百円安くなっててちょっとショックです…
開封・組立
お待ちかねの「極み!お届け!スシロー×プラレール」が届きました。

開封
早速開封します。
緩衝材の下に箱が見えますね。

待ってました!

こちらが本家の回転寿司プラレールです。

裏面はこんな感じ。
箱は意外と薄いです。

中身は横からスライドさせて取り出す方式で出し入れのしやすに欠けます。ガバっと縦開きだったらこの箱に戻すのもアリだったのですが…

セット内容は下記の通りです。
- 先頭車(すし特急おまち)(1)
- 大漁旗(1)
- 貨車(3)
- 皿(6)
- シャリパーツ(3)
- ネタパーツ(えび、まぐろ、たまご ×各1)(3)
- のりまき(1)
- すしゲートスタンド(2)
- お客さん駅(1)
- 直線レール(3)
- 1/2直線レール(1)
- 曲線レール(4)
- 板前ストップレール(1/2ストップレール)(1)
- 往復レール(水色、緑色×各1)(2)
- 車止め(2)
- お客さん駅ボード(1)
- すしゲート(1)
- 紙小物(おてもと×2、わさび、七味、塩×各1)(5)
- 取扱説明書(1)

バラすと、全くかさばらないので箱は処分してジップロック等の大きめの保存袋に入れておくのがオススメです。
これらの細かい部品は全て紙です。薄めの厚紙なので折れたり濡らさないよう注意が必要です。

組み立て
まずは単3電池1本(別売)を車両に入れます。

貨車とお皿は溝でぴったりハマります。少し揺れたくらいでは落ちないので安心です。専用品ならではですね。


プラレールが苦手な大人でも説明書のレイアウトを見れば簡単にレールが作れます。

完成したのがこちらです。

お客さん駅には箸やワサビがあるのでごっこ遊びも盛り上がります。

実際に動かしてみると、緑色のレールと水色のレールに差し掛かると、車体裏面の赤丸部分が切り替わり、自動的に往復してくれる優れものです。

本物のお寿司を乗っけてみた
本物のお寿司を乗せて「お寿司屋さん」をやってみました。スシローではなく銀のさら…

動く様子はこちらです。
思ったより速い印象です。よく売られているトーマスと速度を比較してみましたが、全く同じ速度でした。欲を言えば3段階の速度調節が出来たらよかったです。

回転寿司用に遅めの設定になってるかと思いきや速かった…

ですが子供はお寿司を取る際、赤枠のレバーを「STOP」にしてからお皿をとり、お皿を戻したら「GO」にすると慌てずに済みます。

出前やテイクアウト、はたまた手作りのお寿司もいつにも増して特別感が出ますね。

互換性はあるのか?
通常のプラレールと「極み!お届け!スシロー×プラレール」の互換性を検証しました。
レールの互換性
まずはレール。
曲線・直線共に右側が「極み!お届け!スシロー×プラレール」のものになりますが、重ねてみてもぴったりで違いは見られませんでした。

もちろん双方を繋げることが出来ました。

車両の互換性
続いては車両同士の連結です。
通常のプラレールに寿司用貨車を連結することは出来ましたが、

寿司用貨車に通常のプラレールはハマりませんでした。

また、通常のプラレールと合体させて大きな回転寿司レールを作る際、お皿に衝突するためこのようなトンネルや駅の使用は出来ません。

また我が家にはありませんが、ダイナミックなコース作りが出来るブロック橋脚は最上部のみが通過できると思われます。
大きな回転寿司を作ってみた
取扱説明書には「プラレールの改造は絶対にしないでください」と記載があります。
取扱説明書に記載のレイアウトは「参考」という位置付けのため、レールを増やしたり組み替えることは問題ないとの解釈で、「往復」ではない「クルクル回るお寿司屋さん」を作ってみました。

動く様子はこちらです。
公式のレイアウトで作った場合、往復レールで折り返す度に衝撃でレールがズレてしまっていたので、ひたすら回転し続ける方が我が家には合っていました。
往復で使う場合にはツルツルしていない場所で使うとズレずに済みそうです。
スシロープラレールのイイ所
「極み!お届け!スシロー×プラレール」を使用して感じた良いところは下記8点です。
- 子供が喜ぶ
- 通常のプラレールと互換性がある
- パーツが少なくて組立が簡単
- 箱を捨てれば収納場所を取らない
- お寿司を買えば洗い物も少ない
- 回転寿司気分が味わえる
- 特別感により子供が沢山食べる
- 手作りのプラレール回転ずしと違い、お皿の安定感がある
我が家の子供は回転寿司店の「魚べい」のように新幹線がお寿司を運んでくることに大喜び。そのため同じく電車がお寿司を運んできてくれるプラレールは子供の心に刺さったようで、すごく喜んでいました。
外食気分を味わえること・子供が喜ぶことはもちろんですが、親目線では組み立てや片付けが意外と楽なので苦にならずに使えること、特別感により子供が進んで食べてくれることが「買ってよかった」と感じるポイントでした。
スシロープラレールのイマイチな所
反対に、イマイチだと感じた点は下記3点です。
- 紙の小物やシールがあるので水に弱い
- 価格
- 速度調整が出来ない
特に気になるのは価格です。
プラレール製品はもともと安くないので妥当な価格かもしれませんが、ECサイトで4,000円~5,000円で販売されています。結構お高いですよね。
自宅でお寿司屋さんをする頻度を考えると高額ですが、スイーツを回転させたり、おもちゃとしても使えて通常のプラレールとの互換性もあるので、普段使いする人にオススメです。
おわりに
2021年7月に発売されたばかりのタカラトミー「極み!お届け!スシロー×プラレール」を使用して実際に自宅でお寿司屋さんをやってみました。
子供が喜んでよく食べたることと、想像以上に組み立てや片付けが簡単で苦にならずに使用できるため、我が家にとっては「買った良かった商品」です。
特にプラレールや回転寿司好きなお子さんがいるご家庭におススメの商品です。
どこにも行けない連休にも、たこ焼き・流しそうめん・串揚げなどと並んでいつもの食事が「パーティ化」できますよ。
子供が喜ぶステイホームご飯では「流しそうめん」や「串揚げ」もオススメですよ。
また、プラレール以外にも自宅でできる回転寿司グッズがありました。
お手頃のものやダイナミックな観覧車などそれぞれ特長があって面白いです。

「寿司屋」感の強い小物を外せばおやつやスイーツを回転させたりと色々なパーティにも使えそうです。

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