先日、炊飯器を東芝の「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」に買い替えました。
見た目は流行りのブラック家電でスタイリッシュ。
超高級!って呼ばれるほどの炊飯器でもないけれど、初めて見た炊飯器の真空技術には驚きました。
本記事では、価格コムの調理家電部門で大賞を受賞した売れ筋炊飯器RC-10VSPの特長や開封、炊飯、保温についてレビューします。
炎匠炊きRC-10VSPの特長
炎匠炊きRC-10VSPは、強火でお米をふっくら立たせ、細かい火力調整により甘みと旨みを引き出してくれます。
美味しいのは大前提ですが、技術と価格のバランスの取れた大人気炊飯器RC-10VSPの優れた機能をご紹介します。
スタイリッシュ
まずは見た目。
最近の主流はスタイリッシュなブラック家電です。
タッチパネルなので表面もフラット、そして付属のしゃもじは便利な自立式なのでしゃもじ立てがないのもまた素敵です。
浸水不要で時短
炎匠炊きRC-10VSPはお米の浸水時間が不要です。
普通お米って最低30分は浸水させるっていいますし、時間が無くてあまり浸水しないと芯が残ることが多いです。
ですがRC-10VSPは炊飯開始時、予約開始時に真空状態になり、お米の芯まで吸水させるため白米・玄米に関わらず洗米後すぐに炊くことが出来ます。
真空になる際はポンプが作動して空気が抜ける音がします。
最初はとても新鮮で面白いです。
私見ですが、浸水時間が長いと通常より柔らかくなりすぎる傾向がある気がしています。
翌朝のご飯を前日の夜にセットするなど、浸水時間が長くなる場合は水少なめがおすすめです。
真空保温
しばらく炊飯器を開閉せずにいると自動的に真空ポンプが作動します。
密閉することでご飯の水分の蒸発を防いでくれるので保温後数時間経っても美味しく食べられます。
今までは炊きあがりすぐに食べない分はすべて小分けにしてラップをしていましたが、RC-10VSPにしてからは朝炊いたものを昼も美味しく食べています。
炊飯時間が細かく設定できる
「ねらい炊き」という機能により、30分後に食べたい、50分後に食べたいなどに合わせて炊飯時間が設定できます。
もちろん、炊飯時間が短いと硬めの食感になりますがおかずを調理する時間に合わせて都度設定することが出来ます。
また、普段の予約炊飯も5分刻みに時間が設定できます。
以前使用していたものは10分刻みだったので、お風呂を上がるタイミング、帰宅時間などに合わせるとこの5分が結構大切で、とても助かっています。
食感が選べる
上記の「ねらい炊き」の他に通常の炊飯や予約炊飯でも炊き上がりの食感が選べます。
カレーライスや丼ものには硬めの「しゃっきり」、粘りのあるふっくら軟らかが好みなら「もちもち」、その間のバランスが取れた「おすすめ」と水加減はそのままにボタンで調整できるのは大変便利です。
一膳から炊ける
「少量」コースにより、自動で火力を細かく調整し一膳分でもおいしく炊飯してくれます。
お米が1合も無かった、炊き立てしか食べたくないという人には助かる機能です。
コースが多い
まず、お米の種類も
- 白米
- 無洗米
- 玄米
- 麦ごはん
- 雑穀米
と選べるほかに、
しゃっきり・おすすめ・もちもち・そくうま(早いけど美味しい)・早炊き(とにかく早い)・お弁当(冷めても美味しい)・エコ・炊込み・炊込みおこげ(おこげのある炊込みご飯がすき)・おこわなど…あらゆる状況、多様な好みに合わせてくれる万能炊飯器です。
炊飯器調理可能
炊飯器調理が出来るのはとても助かります。
炊飯器調理ってだいぶ定番化してますが、中には炊飯以外の調理で使ってはいけない炊飯器もあります。
RC-10VSPには「調理」ボタンがあるため温泉卵やローストビーフなどの低温調理も取り入れられます。
開封
実際に届いた真空圧力IHジャーRC-10VSPを開封してみます。
炊飯器はいつも黒の我が家ですが、操作部がフラットなだけで高級感がすごいですね。
中身は本体・立つしゃもじ・説明書などです。
ツルピカでタッチパネルなのでフラットです。
表示はこんな感じ。
中には釜と計量カップが。
内側はダイヤモンドチタンコートで底が波打っています。
外側は銅コートです。
釜底が5mmの丸底です。
炊いてみた
早速RC-10VSPでお米を炊きます。
我が家は北海道米の代表格、甘くてもっちりが特長のゆめぴりかです。
RC-10VSPは内釜でお米を研げる仕様ですが、我が家では内釜を傷めないように米とぎボウルを使用しています。
底に穴が開いていてすぐに水が切れるし、子供のお手伝いにもオススメです。
初めてなので「本かまど おすすめ」で炊きました。
つやつやふっくらで美味しいです。
1時間ほどたつと自動で真空保温され、数時間保温後も美味しく食べることが出来ました。
お手入れ簡単
お手入れの手軽さは本当です。
お手入れがしやすいポイントは4つあります。
フラットだから拭きやすい
以前使っていた炊飯器は蓋を開けると裏蓋についた水滴が赤丸部分に流れ落ちて溜まっていたのですが、RC-10VSPでは今のところ水滴が溜まることはありません。
パッキン一体型だから洗いやすい
この内蓋、ここから何も外れません。
このまま丸洗いすれば良いだけなので気持ちも楽に洗えます。
細かい部品が無い
蒸気口は内側から外すタイプなので、蓋を開けた時に蒸気口がポロっと外れることがありません。
また、外した蒸気口は半分に開けることができますが細かい部品はありません。
まるごと流水で洗えば中のボールや小さな穴もキレイになります。
お手入れコース
保温時間が長かったり、毎度蓋まで洗えない人には便利な「お手入れコース」もあります。
時間が経って落ちにくくなったカピカピネバネバも落ちやすくしてくれます。
お手入れが楽だからこそ、毎度苦にならずにキレイにすることができます。
総評
見た目のスタイリッシュさ、機能に対するコスパの良さ、便利な立つしゃもじ、お手入れのしやすさ、浸水不要の時短…とどれをとってもピカイチで大変満足しています。
特に主婦にとって部品が少ない、洗いやすいの2点は毎日のことなのでとても重要です。
その中でもデメリットが2つあります。
- 意図せずタッチパネルに触れてしまう
- 浸水時間が長いと軟らかくなりがち
炊飯後、内蓋と蒸気口を取り外そうとすると必ず毎回「予約」に手が触れてしまい、その都度「切」ボタンで取り消しています。
これは私だけじゃないはず…
そして浸水不要で美味しく炊けるのは良いのですが、浸水時間が長いとかなり軟らかくなるように感じるので、予約炊飯の場合は水を減らすことをお勧めします。
しかし、トータルでは機能・価格・美味しさ共にとても良い炊飯器です。
おわりに
今回RC-10VSPに買い替えたことで、炊飯器を拭く・洗うストレスからかなり解放されました。
美味しいお米を使えば、今時どの炊飯器でもそれなりに美味しいですから、それ以上に扱いやすさ、手入れのしやすさってとても重要なポイントだなと感じます。
RC-10VSPは美味しいは大前提に、値段も高すぎず、使い勝手が良かったため人にオススメできる炊飯器です。
炊飯器の購入に迷われている方の参考になれば幸いです。
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