多種多様なブランド・業態で多くの店舗を運営しているクリエイト・レストランツ・ホールディングス。
2020年3月には株主優待の拡充を発表したことで話題になりましたが、先日、優待拡充後2回目となる株主優待が到着しました。2021年2月期分の優待です。
クリレスHD 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
2月と8月、年2回です
優待内容
クリレスHDでは2020年3月に株式分割および優待制度の拡充を発表しました。
今回届いた優待は「拡充後」の内容になります。
拡充後の優待特典は下記の通りです。
継続保有株主優遇制度は下記の通りです。
(1年以上継続して400株以上保有されている株主限定)
優待利回り
株価を750円と仮定した場合の優待利回りです。
まずは通常の優待特典の利回りから。
100株 | 5.33% |
200株 | 5.33% |
400株 | 4.00% |
600株 | 3.56% |
1,000株 | 2.67% |
3,000株 | 1.42% |
6,000株 | 1.07% |
9,000株 | 0.89% |
次に継続保有特典を踏まえた利回りはこちら。
(1年以上保持している前提での利回りです)
100株(追加進呈なし) | 5.33% |
200株(追加進呈なし) | 5.33% |
400株 | 5.33% |
600株 | 4.44% |
1,000株 | 3.20% |
3,000株 | 1.78% |
6,000株 | 1.33% |
9,000株 | 1.13% |
通常保有であれば100株もしくは200株保有がお得です。
継続特典を含めると100株・200株・400株の優待利回りが同じになります。
継続特典も含めると600株保有までは優待利回り4%超と、「高利回り」と言える水準の内容になっています。
利用単位
1枚500円です。
点線に沿って切り、レジで渡すだけの単純な優待です。
下の画像は4シート分です。
上が通常優待分、下が継続保有追加分です。券面は同じですね。
利用制限
同時に複数枚利用可能です。
クーポン等との併用はできないようですが、店舗によってはメルマガクーポンなどと併用できました。
ダメ元で会計時に提示してみるといいかもしれません。
その他注意事項は裏面の通りです。
お釣り
お釣りは出ません。
利用可能店舗
優待到着時に同封されている「ご優待利用店舗一覧」という冊子に都道府県別の利用可能店舗が記載されています。
また、公式サイトでもPDFで利用可能店舗を閲覧することが可能です。
クリレスHDは利用可能店舗の拡充に積極的なので、最新の利用可能店舗を確認したい場合には電子データで確認しましょう。
優待到着時期
2月期分 | 5月中旬に到着 |
8月期分 | 11月中旬に到着 |
権利確定日からだいたい3ヶ月〜4ヶ月くらいで到着します。
数年保有していますが、遅れて到着したことはありません。
有効期限
2月期分(到着は5月中旬) | 同年11月30日までの約6ヵ月間 |
8月期分(到着は11月中旬) | 翌年5月31日までの約7ヵ月間 |
1年間が有効期限の優待も多いのですが、クリレスHDの優待は約半年です。
少し短い気もしますが、豊富な利用店舗でカバーです。
商品引換え制度は用意されていません
外食系優待でよくあるのが、優待券を返送することで自社商品と交換ができる「商品引換え」制度。
2021年5月13日現在、クリレスHDではこの制度が存在しません。
外食が敬遠されている世情ですので、今回は引換制度があるかな…?と期待したのですが無かったですね…ちょっと残念です。
優待改悪の可能性は?
クリレスは言うまでもなく感染症の影響で大きい損失を計上しています。配当も無配です。
株主優待に関しては2021年4月の決算発表で維持となりました。また2022年の業績予想を黒字回復予想としています。
しかしこの発表から1カ月後には緊急事態宣言が再発令され、時短営業もしくは致し方なく休業している店舗が多数…。クリレスは店舗が多いのでダメージは計り知れません。
このような状況なので「優待を拡充したばかり」&「優待維持も発表したばかり」ではありますが、優待改悪の可能性も考えなければなりません。
優待大好きおじさんの私としては、応援の意味もこめて現物ホールドをする予定です。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
日本国内でこれだけバラエティに富んだ店舗を運営しているのはクリレスだけ。
しかもM&Aで吸収した店舗をどんどん優待利用可能店舗にしているので、外食優待好きにはたまらない銘柄です。
しかし株価・業績はなかなか厳しいため、年単位での辛抱が必要になってきそうですね。
現物をしっかり握りしめ、これからも応援させて頂きます。
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