暑い夏に欠かせないアイスコーヒー。
せっかくコーヒーメーカーを持っていても出番はホットだけで、アイスコーヒーはコンビニや市販品で済ませてしまう人、多いのではないでしょうか?
我が家もアイスコーヒーは市販のUCCやブレンディなどのペットボトルの商品を買いがちです。
それはコーヒーメーカーで美味しいアイスコーヒーが淹れられなかったから。
しかししっかり下調べをしたり、説明を熟読することできちんと美味しいアイスコーヒーを作ることが出来ました。
本記事では自宅で美味しいアイスコーヒーを作る5つのコツと、全自動エスプレッソマシン、マグニフィカSを使用したアイスコーヒーの作り方をまとめました。
デロンギでアイスコーヒーは作れる?
私はデロンギの全自動エスプレッソマシン、マグニフィカS ECAM23120を愛用しています。
購入して4年経ちますが、毎朝使っており欠かせない愛用品です。
しかし、どうもアイスコーヒーを作るとホットの様に美味しく感じられず…
取扱説明書にもアイスコーヒーの記載はないのでもしや作れない?と疑いながらデロンギ公式サイトを覗いてみると、どうやら全自動エスプレッソマシンでもアイスコーヒーが作れることを知りました。
しかしこの説明だけでは文中にある「ロングコーヒー」なるものや、長時間抽出ってどうやるの?どのボタン?と疑問ばかりが湧いたため、メーカーへ問い合わせてみました。
また色んなサイトも参考にした結果、次の方法で美味しいアイスコーヒーを作ることが出来ました。
おいしいアイスコーヒーを作るコツ
まず、私の事前の下調べによると、自宅で美味しいアイスコーヒーを淹れるコツは5つあることが分かりました。
全自動エスプレッソマシンで淹れる
1つ目は「全自動コーヒーメーカーの使用」です。
手動で豆を挽くのも有りですが、ミル付きの全自動コーヒーメーカーなら手間いらずで挽きたてを頂けます。
コーヒー粉でも淹れられますが風味も落ちるため、美味しさで選ぶなら豆から一択です。
さらに「エスプレッソマシン」で淹れたコーヒーは、短時間で高温で抽出するため通常のコーヒーメーカーよりも苦みが残ります。
特に冷たくて香りを感じにくいアイスコーヒーだからこそ、しっかりと苦みとコクが残り、さらに酸化することなくコップに直接注がれる全自動エスプレッソマシンが必要なのです。
しかし全自動エスプレッソマシンは安くないので、以下のコツを把握するだけでも美味しさがアップしますよ!
作り置きしない
2つ目は「淹れたてを飲むこと」です。
ホットでもアイスでも美味しいコーヒーに作り置きは厳禁。
せっかく豆から挽いても、酸化して香りもコクも飛んでしまっては意味がありません。
少々面倒でも、幸せな一杯のためには挽きたて、淹れたて厳守です。
豆は深煎り
3つ目は「豆の選び方」です。
コーヒー豆には「深煎り・中煎り・浅煎り」と種類がありますが、浅煎りは酸味が強く、深煎りは苦みが多くしっかりとした味わいになります。
氷で薄まりやすく、香りを感じにくいアイスコーヒーには深煎りがぴったりです。
実際にドートールのアイスコーヒー用の豆は「深煎」で、
タリーズのアイスコーヒーブレンドも「フルボディ(深煎り)」と記載があります。
濃い目のコーヒーを淹れる
4つ目は「コーヒーの濃さ」です。
アイスコーヒーは氷を入れるため薄まります。
そのため、濃い目に淹れることがとても重要です。
全自動エスプレッソマシンでは豆の量・挽き具合・抽出量が簡単に調整できるため自分に合った濃さのコーヒーを作ることが出来ます。
氷は沢山
ちょっと生ぬるいアイスコーヒーほど残念なものなありません。
なのでたっぷりの氷に濃い目の淹れたて熱々コーヒーを注いで作るアイスコーヒーが一番美味しいです。
氷が溶けにくい二重構造のグラスや、
ステンレス製のマグカップなどがあると、薄まらずにいつまでも美味しく飲めてオススメです。
デロンギ マグニフィカSでアイスコーヒーを淹れてみた
実際に全自動エスプレッソマシンでアイスコーヒーを淹れてみました。
使用したのはマグニフィカS ECAM23120です。
コーヒー豆は本来であれば深煎りが良かったのですが、実験のためホットでいつも飲んでいるコスパが良く美味しいスターバックスのハウスブレンド(中煎り)で入れてみることに。
実際にマグニフィカSではどのボタンで淹れるのが正解なのかデロンギに問い合わせてみた結果、次のようにつくるのが良いようです。
まずは氷を入れたコップをセットし、1杯分に対して「2杯抽出[少]ボタン」を1度押します。
抽出量は設定ができますが、このボタンの初期設定では約80mL抽出されます。
豆量の調節は好みによりますが、私はとにかく濃いのが良いので「MAX」に合わせました。
良い匂いをさせながらコーヒーが注がれます。
あっという間に挽きたて淹れたてのアイスコーヒーが出来ました。
市販のアイスコーヒーと比べてると色が薄いのが分かります。
これはおそらく中煎りを使用したためかと思われます。
出来立てをいただきます。
挽きたては香りも良く本当に美味しい!
教えてもらった「2杯抽出[少]ボタン」で淹れたことと、豆量をMAXにしたのが良かったようです。
濃い目に作ったので豆乳や牛乳と合わせても丁度良く美味しく頂けました。
トクホの豆乳を入れたらコレステロールにも効果ありでおすすめです。
トクホなのに安くて、サラッとしてて飲みやすい。
賞味期限も長いので箱買いしてます。
それでも薄かったら?
「2杯抽出[少]ボタン」がアイスコーヒー1杯分に最適とのことでしたが、それでも薄く感じる場合は、
- 豆量を増やす
- 挽き具合の調整
- 抽出ボタンの変更
で自分好みのアイスコーヒーが作れます。
薄いのが好みの方も同様に調整が出来ます。
全て同時に変更するのではなく、まずは豆量調整ノブで調整しましょう。
それでもダメだったら、豆の挽き具合が調整できます。
初期設定は「5」ですが、数字が小さいほど豆が細かくなりますので、説明書を熟読して調整しましょう。
最後に抽出ボタンです。
オススメは量も丁度良い「2杯抽出[少]ボタン」ですが、抽出量が少ないほど濃くなるため、「1杯抽出[少]ボタン」を2回押すことでより濃いコーヒーになります。
おわりに
今まで、コーヒーメーカーでは美味しいアイスコーヒーはできないと思い込んでいましたが、適切な方法を知ることで簡単に美味しいアイスコーヒーを自宅で作ることが出来ました。
使用4年目にしてようやくです。
全自動エスプレッソマシンがあることで誰でも簡単に美味しいコーヒーが淹れられます。
しかし機械自体は安いものではないので、粉をお使いの人は豆から買うこと、手動のミルでも「深煎」を選ぶこと、濃い目に淹れることなどを守るだけで薄くない、コクと苦みのある美味しいアイスコーヒーに変わるはずです。
とは言っても市販品も美味しくて何より楽なので、何が良いか分からない人は「深煎りアイスコーヒー」を購入してみるのもオススメです。
全自動エスプレッソマシン マグニフィカS自体の詳細・レビュー・コスパについてはこちらでまとめています。
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