すき家・はま寿司・ココスなど、誰もが聞いたことのある有名ブランドをいくつも手掛けている外食最大手のゼンショーグループ。
そんなゼンショー店舗では、3つのポイントが貯まります。
しかし「どのポイントが1番お得なの?」と迷ってしまいます。
そこで、各ポイントのお得度、使い道についてリサーチしました。
本ページではゼンショーで貯まる・使えるVポイント、楽天ポイント、dポイントについて、
- どのポイントを貯めたらお得なの?
- 各ポイントの使い道
- おすすめのポイント
についてまとめています。
2022年7月でPontaポイント付与が終了
2022年7月4日、ゼンショーグループの各店でPontaポイントの取扱いが終了となりました。
終了のアナウンス自体は2022年5月中旬に行われています。
ここで気になるのが「なぜPontaポイントの取扱いが終了したのか」という点ですが、ゼンショーグループの広報によると
定期的にポイントサービスの見直しをかけているなかで、今回の判断に至りました。
とのこと。
元々ゼンショーグループではPontaを含めて4つのポイントカードに対応していたため、
- 単純にポイントサービスが多すぎる
- Pontaが他のポイントに比べて利用頻度が少なかった
- ポイント導入維持費を考えるとメリットのほうが小さい
などが具体的な終了理由だと思われます。
CooCa(クーカ)終了
ゼンショーグループでは、CooCa(クーカ)というポイント&マネープログラムが存在していましたが、2025年4月21日でポイントの利用は終了、2024年4月22日時からはポイントが貯まらなくなりました。
CooCaポイントが貯まる
会計時にCooCaポイントカードの提示で、ポイントが貯まります。
200円で1pt貯まるので、0.5%の還元を受けることが出来ます。
また、CooCaポイントは株主優待券支払い時にお得です。
誕生日特典がもらえる
CooCaではバースデー特典があり、誕生月の翌月10日に90ptが付与されます。
CooCaマネーはオススメしない
CooCaはポイントが貯まるほか、現金をチャージをすることが可能です。
このチャージされた現金を「CooCaマネー」と呼びます。
CooCaマネーは店舗での現金チャージの他、Webからのクレジットカードチャージも可能です。
CooCaマネーのチャージは、特定の日に1万円以上チャージすることで+3%のポイントプレゼントがあったのですが、2019年2月末で終了しています。
終了する前までは、クレジットカードのポイントと特典ポイントの二重取りが出来ていたのですが、現在では使えないようです。
直接クレジットカードで支払いするのとお得度が同じなため、わざわざCooCaにチャージする意味がありませんので、オススメしません。
ゼンショーで使えるポイント
Pontaポイント、CooCa(クーカ)が終了し、本記事更新時点(2024.11.29)でゼンショー店舗で利用(貯まる・使える)可能なポイントは、以下の3つです。(ロッテリアはVポイントのみ)
クレジットカードや電子マネーで支払ってもポイントが貯まるため、ポイントカードの提示は忘れないようにしましょう。
どのポイントカードでも200円毎に1pt付与されます(還元率0.5%)。
ただ株主優待券を使用した分はポイントが付与されません。
ポイントが使える店
ゼンショーグループで3種のポイントが貯まる・使えるのは以下の店舗です。
・すき家
・なか卯
・はま寿司
・ココス
・ビッグボーイ、ヴィクトリアステーション
・ジョリーパスタ、ジョリーオックス
・華屋与兵衛
・熟成焼肉いちばん、牛庵、宝島
・かつ庵
・久兵衛屋
・モリバコーヒー、カフェミラノ
・ゼッテリア
ロッテリアではVポイントのみ利用可能です。
どのポイントを貯めるのがお得?
どのポイントも基本は200円 = 1ポイント(還元率0.5%)で貯まりますが、貯められるのはいずれか1つのみ。
どれを貯めようか迷ってしまいますよね。
個人的には「自分が1番よく使うポイントを貯める」というのがオススメですが、以下ではお得度の観点から貯めるべきポイントをチェックしていきます。
Vポイントを貯めたほうがいい場合
Vポイントは近くにイオンやウエルシアがある人におすすめのポイントです。
2024年4月より新たに加わったVポイントですが、Vポイントの最大の魅力はWAONポイントへの即時交換です。
WAONポイントはポイントバックキャンペーンやウエル活(毎月20日のウエルシアお客様感謝デー)など1ポイント1円以上の価値で使うのが容易なポイントです。
「WAONポイントに交換する」手間はありますが、お得度はピカイチです。
また、現在は終了していますが、Vポイントはニューオータニプレミアムクーポンに交換することで、破格で食事券や宿泊券が入手できます。
楽天ポイントを貯めたほうがいい場合
楽天ポイントは、
- 楽天Beautyの支払い
- 西友ネットスーパーの支払い
- 楽天Pay支払い
など多くの支払いに充てることが出来ますが、その欠点は1P = 1円以上で使うのが非常に難しい点です。
唯一高価値で利用できるのはファミペイのお試しクーポンくらいです。
また現金化や、他のポイントへの移行が難しいため積極的に貯めるべきポイントではありません。
そのため、以下のように楽天ポイントだけが優遇されているキャンペーン開催中のみ楽天ポイントカードを提示することをお勧めします。
dポイントを貯めたほうがいい場合
dポイントは楽天ポイント同様、ファミペイ お試しクーポンを使えばお得にポイントが利用できます。
またローソンのお試し引換券も利用できるため、楽天ポイントより利用の幅が広がります。
またdポイントは
- JALマイルに5,000Pt ➡ 2,500マイルで交換できる
- 通常ポイントはdポイント投資に使える
- 通常ポイント・期間限定ポイントどちらも日興フロッギー証券で現金化できる
など、幅広い用途があります。
「dポイント5つのおすすめの使い道」については以下記事で詳しくまとめています。
ローソン・ファミマのお試し引換券でお酒やお菓子、アイス等を交換する人はdポイントがおすすめです。
どうしてもPontaポイントを使いたい場合は?
ここからは蛇足ですが…
僕はどうしてもどうしても、Pontaポイントをすき家やココスで使いたいんだー!!
という珍しい人は、支払い方法を工夫することで間接的にPontaポイントが利用できます。
例えばPontaポイントはコード決済のauPAY残高にチャージ出来るので、auPAY支払いをすることで間接的にPontaポイントでの支払いが可能です。
またauPAYカードで支払って、後日PontaポイントをauPAYカードの支払いに充当することも出来ます。
この方法でもPontaポイントを間接的に利用可能です。
Pontaポイントは用途が幅広く、現金化することも容易です。詳しくはこちらの記事でまとめていますので、是非合わせてご覧ください。
おわりに
ゼンショーでPonta、Coocaポイントの取扱いが終了しました。
しかし、Vポイント・楽天ポイント・dポイントが残っているため、困る人は少ないと思います。
ちなみにPontaポイントの維持コストは月額5,000円~(店舗規模や、マーケティング分析などの委託作業によって内容が異なる)と言われています。
ゼンショーほどの規模になると負担する費用は結構重かったのかも…と推測されます。
今後は「キャンペーンを行っているポイントカードを提示する」のが1番ではありますが、キャンペーンが無い時は1P=1円以上の価値で使いやすいVポイントまたはdポイントを貯めることをお勧めします。
当ブログでは他にも「飲食店」や「節約・お得」に関する記事を多くまとめています。
宜しければご閲覧ください。
コメント