すき家では人手不足解消のために積極的な自動化を進めています。
例えばすき家の多くの店舗で、お持ち帰り注文専用タッチパネルの導入がその一例です。
本ページではこのお持ち帰り専用のタッチパネルの使い方や支払い方を中心にまとめています。
すき家のお持ち帰り専用端末とは?
「入り口付近」もしくは「レジ付近」にこのような端末があるすき家は、お持ち帰り注文をこの端末で行います。
私がよく利用する店舗にはこの端末が2つ設置されていました。
ゼンショーに問合せをしたところ、2019年12月15日現在ではすべての店舗でこの端末を設置しているわけではないようです。
このような端末がないすき家に関しては、従来通りレジにて店員さんにオーダーをする形となります。
実際に利用してみましたが、直感的でわかりやすく、スムーズに利用が出来ました。
利用手順
まずは注文したいメニューのカテゴリを選びましょう。
今回は牛丼を注文したかったので「牛丼弁当」を選択しました。
つぎに牛丼の種類を選択します。
今回はノーマルな牛丼を注文することにしました。
下の画像のように「つゆだく」「つゆぬき」など、細かなオーダーにも対応しているのはありがたい限りです。注文内容に問題がなければ右下の「注文リストに追加」を選択します。
右側に選択した商品が追加されました。
まだ注文がある場合には、再度メニューカテゴリを選択します。
「明太マヨ」と「高菜明太マヨ牛丼」を追加しました。
右下の「注文する」を選択して注文を完了します。
以上で注文が完了です。
タッチパネル形式なので直感的でわかりやすいですね。
下から伝票が出てきますので、これをレジにいる店員さんに渡します。
あとはお会計をして商品を受け取る従来の流れとなります。
支払い方法は?
お持ち帰りの支払い方法は店内飲食と同様、様々な支払い方法が利用可能です。
「クレジットカード」をはじめ、「Edy」「iD」「QUICPay」「Suica」「Alipay」等。
ただ店舗によりクレジットカードが使えない等、支払い方法が異なりますので、気になる場合には公式サイトの店舗情報を確認しましょう。
もちろん株主優待券でも支払い可能です。
今回のお会計は計算して1,000円ちょうどにしていますので、500円の優待券を2枚渡すだけで会計が終了。
スムーズにお持ち帰りすることが出来ました。
タッチパネルは不評?
私は比較的スマートフォン等のタッチパネル形式に慣れ親しんでいる世代ですが、タッチパネルに馴染みがない・または従来のメニュー表に強く慣れ親しんでいるご年配の方にはどうやら不評のようです。
すき家では持ち帰りのみならず、通常注文のタッチパネル化を急ピッチで進めています。
先日お伺いしたすき家では通常注文のタッチパネル導入直後だったようで、来店されていたお客さん(特にお年寄り)から「わからない」「いつもの頼み方で頼みたい」「腹が立つ」等の声が聞こえました。
おわりに
お持ち帰り注文にタッチパネル端末を導入することにより、店員の拘束時間が大幅に減りました。
客としての立場に立っても、迷いながら持ち帰り注文をしているお客さんがいるおかげで、会計を待たせれたことがありましたので、タッチパネル導入はWin-Winの関係と言えるかと思います。
しかしながらタッチパネルに馴染みが無い人にとっては、正に晴天の霹靂。
着席と同時に「並1つ」の一声で済んでいたものが、タッチパネルをポチポチしなければなりません(並1つ、でも対応してくれるかもしれませんが)。
特に新しく覚えることを嫌いな人にとっては「わからない」ではなく、「わかろうとしない」「わかりたくもない」という声がありありと聞こえてきます。
お持ち帰りのみならず、通常注文のタッチパネル化を浸透させるには、もう少々時間が必要なようです。
※2019年12月15日執筆時
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