ウイルス等が気になる昨今は空気清浄機も加湿器も欠かせません。
我が家では4年ほど、シャープの加湿空気清浄機KC-F70を使用しています。
加湿器にはフィルターがないタイプもありますが、シャープの加湿器はフィルター付きのものが多いです。
加湿器は小まめに掃除をしないと水垢やカルキ等の汚れが溜まり、すぐに悪臭を放ちます。
我が家も定期的に重曹でお手入れをしていましたが、それでもフィルターに黄ばみが発生したため、フィルターを買い替えることにしました。
フィルターを買い換えるときに「正規品」と「互換品」があったのですが、今回は物は試しと「互換品」を購入してみることに。

本記事では購入した互換品フィルターのレビューと、出来るだけ汚れるペースをゆっくりにするための工夫をご紹介します。
KC-F70は古い機種ですが、現在販売されている機種にも応用できる内容です。
フィルターの黄ばみと雑巾臭
加湿器は便利で風邪予防等にも効果的なのですが、ちょっと掃除をサボると吹出口から風と共に悪臭が放たれます。

公式の通り背面の脱臭フィルターや集じんフィルターに掃除機をかけたり、
月に1回のペースで加湿フィルターを重曹でつけ置き洗いしています。
掃除をすると水垢や臭いは消えますが、真ん中の黄ばみが落ちません。
汚れを取ろうと歯ブラシを突っ込んだのでフィルターもボッコボコです。

消耗品の交換頻度は?
こんなに汚れが気になる加湿フィルターですが交換頻度は10年ごと!(機種によって異なります)
今回は汚れがひどかったため、10年待たずに交換することにしました。
ちなみに機種によって異なりますが加湿器には交換部品がたくさんあります。
例えば年1回交換のAg+イオンカートリッジや、月1交換の使い捨てプレフィルターは交換頻度が高いのに見落としがちなので、まとめ買いが良いですね。
互換品フィルターを購入・開封
交換用の加湿フィルターですが、互換品のものを1,200円程でヤフーショッピングで購入しました。

購入した「互換品フィルター」を開封します。

色・形・素材共に正規品と遜色はなさそうです。



では、汚れたフィルターと交換してみます。

フィルターの枠を外します。黄ばみがスゴイ…

通常、フィルターお手入れの際も枠は外さないため、枠の内側には取りきれていなかった溜まった水垢が…

純正品の交換前フィルターと互換品の新品フィルターです。
並べてみても大差ありません。

キレイにした枠に互換品のフィルターをはめるとピッタリです。

実際に使用してみましたが、純正品と遜色なくしっかりと加湿してくれました。
安物の互換品フィルターと侮っていましたが、意外と互換品でも十分かもしれませんね。
正規品の値段で互換品が2個買える
今回購入した互換品の加湿フィルターは1,200円程でした。

純正品はAmazonで2,000~2,500円で売られていましたから、互換品のお得さが分かります。
純正品1つで互換品が2つ買えるお値段です。
フィルターの交換目安は10年とのことですが、人によっては水垢や臭い、変色、フィルターの型崩れ等でその2~3倍のペースで交換が必要になるかもしれません。
以前勤めていた会社でもシャープの加湿空気清浄機を何台も使用しており、高頻度で清掃を行っていましたがやはり汚れは蓄積されていました。
そういうものだと割り切って、安価な互換品を数年毎に買い替えるのが衛生面・コスパ面共にベストではないかと思います。
使わない時は乾かす
加湿フィルターの買い替えを機に、今までやっていなかった「使わない時は乾かす」をやるようにしました。
我が家の加湿器は朝から1日中稼働しっ放しなのですが、夜は洗濯物による湿度に頼り、電源を落としています。
タンクとトレーの水を捨て、朝まで乾かしておくことで水垢もだいぶ付きにくくなりました。
水を継ぎ足して使うなんてもってのほかです。
フィルターの買い替え頻度を減らすためにしっかりと清掃や予防をしておきましょう。

おわりに
加湿空気清浄機は欠かせない生活必需品ですが、お手入れは面倒だし、折角お手入れしても少しずつ取れない汚れが蓄積されていきます。
そんな時は思い切ってフィルターを買い替えましょう。
互換品なら純正品と遜色なく、格安で購入できるためオススメです。
加湿空気清浄機は多少のランニングコストはかかりますが、毎日過ごすお部屋の空気をキレイにするためにも頻繁なお手入れと消耗品の交換をすることが必要です。
結果的に1つの家電を長く使うことができ、コスパも上がります。
最近、加湿器の掃除をサボっていた、消耗品を交換したことが無い、加湿器から雑巾臭がする…と心当たりのある方は1度加湿器や空気清浄機の中を覗いてみて下さいね。

パナソニック 気化式加湿機のフィルターを非純正品に交換した話はこちらでまとめています。
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