スマートスピーカーでお馴染みのAmazon Echoですが、時々1台の値段で2台買える破格のキャンペーンがあります。
そのためAmazon Echoを複数台所有している方も多いんじゃないかと思います。
そして結局は1台を余らせてしまうパターンも多いと思います。私もその口でした。

そこで本記事では、2台のAmazon Echoで同じ音楽を同時再生する方法や、Fire TVと繋ぐことでホームシアターのように臨場感がアップするのか?をまとめました。
2台以上のFire TV Stickの使い道についてはこちらにまとめています。
活用法1:複数台で同時再生
まずは「複数台のAmazon Echoで同時に音楽を再生する」ということを試してみます。
例えば「LiSAの紅蓮華を流して」と言ったら2台同時に紅蓮華が流れる、と言った感じです。
複数のAmazon Echoで同時再生するにはAlexaアプリで「マルチルームミュージック」という端末のグループを作る必要があります。
Alexaアプリでマルチルームミュージックグループを作成
Alexaアプリを開き、「デバイス」をタップしてから右上の「+」をタップします。

「スピーカーを構成」を選び、

「マルチルームミュージック」を選択します。

接続する端末にチェックを入れて「次へ」で進みます。

グループ名を決めたら「保存」します。

これでマルチルームミュージックのグループが出来ました。

あとは「アレクサ、パーティータイムで○○流して」と言うだけで複数台から同時に再生されます。
全体の部屋
Amazonで端末を購入している場合は「アレクサ、全体の部屋で○○流して」と言うだけお持ちの全ての端末から同時再生されます。
というのも、複数のアレクサ端末があると「全体の部屋」というグループが自動的に作成されるのです。
アレクサアプリを開き、「デバイス」をタップして下までスクロールすると「全体の部屋」というグループがあります。
そこをタップすると実際に所有している端末がグループ化されていることが確認できます。


同時再生で臨場感がスゴイ

実際に同時再生をしてみると、すごい臨場感!
1台で大音量で再生するのと同じでしょ?と思いましたが、全然違います。
1台で大音量より、2台で音量普通の方が全然良い!これはびっくりです。
またEchoをそれぞれ別の部屋に置くことも出来ます。
例えば家族みんなが好きな曲のプレイリストを作成しておいて、リビングと子供部屋で音楽を流す等ができます。
活用法2:複数台でステレオ再生
次は同時再生ではなく、同じ部屋に置いた2台のEcho端末を左右のサウンド用にペアリングすることで「ステレオ」として使用する方法をご紹介します。
設定は簡単で、Alexaアプリを開き、「デバイス」をタップしてから右上の「+」をタップします。

「スマートスピーカーを構成」をタップし、

「ステレオペア/サブウーファー」を選択した後、画面の表示手順に従うのみです。

ステレオペアは同モデルのみ対応
注意すべきはほとんどが同一モデルの端末でないとペアが組めないことです。
可能なペアは下記の通りです。

私はEcho DotとShowしか手元になかったので試せませんでしたが、Echo Dotが2台など、ペアリングできる端末がある場合には試してみてはいかがでしょうか。
活用法3:ホームシアター再生
最後はEchoをホームシアターのスピーカーとして活用する方法です。
1台または2台のEcho端末をFire TVとペアリングすることで、テレビではなくEchoから音が流れ、まるでホームシアターのようになるんだとか。
早速、設定・再生をしてみました。
Amazon EchoとFire TVをペアリング
Alexaアプリを開き、「デバイス」をタップしてから右上の「+」をタップします。

「スピーカーを構成」を選び、

「ホームシアター」を選択します。

接続する端末にチェックを入れて「次へ」で進みます。

適当な名前を入れて「次へ」で進み、

グループを選択して「保存」します。

Fire TVをつけたままアプリで設定したところ、テレビ画面にechoとのペアリングが完了した旨の通知が出ました。

実際に映画を再生してみたところ、背後に置いたechoから音が流れ、まるでホームシアターです。今回は1台で試しましたが、Echoが2台余っている場合にはさらに臨場感が増すと思います。

対応するEcho端末
Fire TVにペアリングできる端末は下記の通りです。
- Echo Dot(第4世代)
- Echo Dot(第3世代)
- Echo Dot with clock(第4世代)
- Echo Dot with clock
- Echo(第4世代)
- Echo(第3世代)
- Echo(第2世代)
- Echo Plus(第2世代)
- Echo Plus(第1世代)
- Echo Studio
液晶付きのEcho Showが非対応なのでご注意ください。
使わない時はペアリングを解除
Fire TVとechoがペアリングされていると、テレビは無音になり、echoからのサウンドのみとなります。
echoの電源を落とした状態でもペアリングが続く限り、テレビでFire TVで再生しても無音状態です。
そのため、映画はホームシアターを活用したいけど普段のYouTubeはテレビからの音で良いという人は、ペアリングを解除する必要があります。
下記の様にAlexaアプリから簡単に解除することが出来ますが、個人的にはちょっと面倒。

複数台のEchoで別々の曲を流したい場合は?
本記事では同時再生・ステレオ再生の方法をまとめていますが、複数のAmazon Echoで別々の曲を流す方法は別記事でまとめています。宜しければ合わせてご覧ください。
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おわりに
簡単な設定で持て余しているEchoが立派なスピーカーになるのは驚きでした。
特に、Echo DotよりEcho Showが勝っているとばかり思っていましたが、Echo Dotはステレオ機能やホームシアターに使えることが分かり、活躍の場が増えそうです。
自宅での音楽・映画鑑賞に簡単に臨場感を出してくれますので、Echo端末をお持ちの方は是非活用してみて下さい。
Echo DotとShowの違い、Echo Showは監視カメラになるのか?等について別記事でまとめていますので、宜しければご覧ください。
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