私は最近、タクシーを使うときに配車アプリを利用しています。配車アプリは1度使ったらやみつきになる便利さです。
私が使っている配車アプリはGOというアプリで、国産の配車アプリでは利用者が1番多いものです。
タクシーは電車やバスなどの公共交通機関に比べると割高な乗り物ですが、さらにGOでは一部地域において2022年11月頃から「アプリ手配料」なる料金が徴収されるようになりました。
このアプリ手配料の導入は東京を皮切りに、京都・札幌・福岡と広がりつつあります。
本ページではGOのアプリ手配料の概要をはじめ、
- 引き続き迎車料金もかかるの?
- 対策はないの?
- クーポンでもアプリ手配料は払えるの?
などの疑問点を解決します。
GOにアプリ手配料が導入
タクシーアプリのGOで、地域によって「アプリ手配料」が導入されています。
本記事作成時点の2023年7月27日では、アプリ手配料は一律100円(税込み)です。
またアプリ手配料の導入状況は以下の通りです。
- 【2022/11/14~】 東京エリア :東京23区、武蔵野市、三鷹市
- 【2023/7/25~】札幌エリア :札幌市、江別市、石狩市※、北広島市(※一部地域を除く)
- 【2023/7/25~】京都エリア :京都市※、向日市、長岡京市、宇治市、八幡市、城陽市、京田辺市、木津川市、乙訓郡、久世郡、綴喜郡、相楽郡(※一部地域を除く)
- 【2023/8/1~】福岡エリア :福岡市、春日市、大野城市、筑紫野市、太宰府市、古賀市、糸島市、糟屋郡、那珂川市
このアプリ手配料ですが、どうやら最初に導入された東京エリアでは「一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)の新たな運賃改定」なるものと同時期に導入されたもので、アプリ手配料+100円を徴収しても6割のタクシー会社で支払い料金がほぼ変わらない状況でした。
そのため実質値上げにはなるものの、そこまで話題にならなかった経緯があります。
しかし2023年7月・8月に立て続けにアプリ手配料が導入される札幌・京都・福岡エリアでは単純な値上げになるので、100円ではありますが、ただでさえ割高なタクシー利用へのハードルが上がることが懸念されます。
アプリ手配料はこれからも徐々に色んなエリアに導入されるものと思われます。
迎車料金と合わせると…
アプリ手配料導入後も、もちろん迎車料金は別途発生します。
「アプリ手配料はGOへの支払い」、「迎車料金はタクシー会社への支払い」と全く別物だからです。
なので迎車料金200円前後が平均の京都エリアだと、GOアプリで配車をするだけで
- 迎車料金200円
- アプリ手配料100円
の合計300円が、初乗り料金に加算されることになります。
京都の初乗り料金は本記事作成時点で普通車だと500円なので、アプリ配車をすると800円~となり、割高感がより強くなりました。
メーターの料金 = 支払料金ではなくなる
少し話は逸れますが…
私は札幌に住んでいるのですが、実は札幌は迎車料金が0円なのが当たり前の地域で、2023年8月1日からアプリ手配料が導入される福岡も同様に迎車料金が0円です。
なのでアプリ手配料導入後にGOから配車手配をすると、メーター料金 = 支払う料金ではなくなるので、ご注意ください(メーター料金+100円がかかる)。
迎車料金が有料の地域の人からしたら当たり前なのかもしれませんが、札幌では慣れていないため、戸惑う人が多いようです。
現にアプリ手配料導入後に配車をしましたが、運転手さんから
「今日から手数料100円がかかるって聞いてたけど、出てきた紙の金額が910円(メーター料金と同じ)なんだけど…」
と聞かれました。
何か控えのようなものにアプリ手配料が含まれていなくて混乱気味でしたが、「GOPayなので決済時に+100円されるので大丈夫だと思いますよ~」と伝えました。
のちほど決済履歴を見ても910円(メーター料金) + 100円になっていたので一安心です。
このようにタクシーを利用する側はもちろんですが、運転手さん側も慣れていないので、1~2カ月くらいはこのようなやり取りが増えそうです。
対策は流しのGOタクシーの活用
アプリ手配料を回避しつつGOアプリ(GOPay)を使うには、流しやタクシー乗り場のGO対応タクシーを使うのがオススメです。
アプリ手配料はあくまでもアプリで配車した場合のみ発生するものなので、流しのGOタクシーには加算されません。またタクシーを拾えば迎車料金もかかりません。
アプリ手配料は『GO』からタクシー注文を行う際にいただくもので、道や乗り場からのご乗車など、流しでの『GO Pay』ご利用時には発生いたしません。
GO 重要なお知らせより https://go.mo-t.com/news/113
➡追記:残念ながら2023年9月29日より、流しでのGOPayクーポンは利用不可になりました。詳しくはこちらの記事でまとめています。
ここで一部の人は
なんでわざわざGOのタクシーを狙って乗りたいの?タクシーを捕まえるなら他の会社のタクシーでもいい気がするけど…
と疑問に感じると思います。
流しのGOタクシーを狙って利用する主なメリットは
- GOPayのお得な決済方法(例えばd払い)が使える
- GOPayで利用可能なクーポンが使える
の2つです。
GOでは支払い方法によるキャンペーンや、お得なクーポン配布を頻繁に行っています。
GOでは本記事作成時点では2種類のクーポンが配布されています。
- 新規登録クーポン【500円】(500円 × 1枚)
- お友達紹介クーポン【2,000円】(500円 × 4枚)
普通に登録すると新規登録クーポンの500円分しか貰えませんが、お友達がGOを利用していれば紹介コードをアプリに登録することで、お互いに2000円分のクーポンがゲットできます。
アプリを登録するだけで最大2,500円分のクーポンが貰えるのは太っ腹ですよね。
更に現在GOでは、新規登録者に限り、3カ月限定で乗るたびに500円クーポンを配布する「GOするキャンペーン」が実施中です(月間3枚まで、流し不可)。
キャンペーン詳細:https://go.mo-t.com/news/39
なので紹介キャンペーンと合わせると
- 新規登録クーポン【500円】(500円 × 1枚)
- お友達紹介クーポン【2,000円】(500円 × 4枚)
- キャンペーン特典クーポン【4,500円分】(500円 × 9枚)
と、最大7,000円分のクーポンをゲットするチャンスですのでお見逃しなく!
GOするキャンペーンは流しのタクシーでは付与されないなど、条件がいくつかありますのでご注意を!
もしGOを使っているお友達が身近にいらっしゃらなければ、私の紹介コード
mf-wuk6ae
を使ってやってください。
紹介コードの入力場所は、新規登録時の「クーポンコード」欄のほか、
既に登録済みの場合は「メニュー」→「友達紹介」の
「もらった紹介コードを登録」から登録ができます(GOの乗車履歴がない場合に限ります)。
このようなキャンペーンに参加するために、「アプリ手配料はかけたくないけど、GOのタクシーに乗りたい」という人は意外と多いはずです。
地域によってはタクシー会社を選ぶのもあり
上の対策を読んで、
いやいや、家の前まで配車して便利なのがGOアプリの醍醐味でしょう…。
と思う方も大勢いらっしゃると思います。
そんな人でもアプリ手配料を節約できる方法があります。それは配車時にタクシー会社を選ぶ方法です。
タクシー会社を選択するには、配車確定画面で「条件を確認・変更」をタップして…
「会社を選ぶ」の項目の「変更」をタップします。
ここで配車するタクシー会社を選択できますが、会社によって迎車料金やアプリ手配料が異なります。
例えば私が試したときの京都では、赤枠の会社が割安となっていて、特に「キャビック」という会社さんは最安の100円(迎車料金なし)でした。
ただ配車するタクシー会社は1社しか選択ができない(複数社を選択できない)ので、すべてのタクシー会社を対象に配車するよりも、配車されにくいのがデメリットです。
ちなみに私が住む札幌では、全タクシー会社が統一してアプリ手配料を導入しているため、この技は使えませんでした…。残念。
クーポンでも払える?
最後にアプリ手配料の100円もGOPayクーポンで支払えるのか検証してみました。
下の画像は実際にタクシーに乗ったときの料金内訳です。
タクシーのメーター料金は910円、アプリ手配料は100円で、合計1,010円でした。
これに1,000円OFFクーポンが適用されて…、請求は10円となりました。
ということでアプリ手配料の100円に対してもGOPayクーポンは利用可能ということがわかりました。
ちなみにGOPayクーポンは迎車料金はもちろん、GOプレミアムや予約配車などのオプション料金にも充当可能です。
上述した通り、GOでは大盤振る舞いなクーポン配布キャンペーンが多いので、アプリ手配料にも適用されるのは有難いです。
おわりに
GOアプリで導入が広がりつつある「アプリ手配料」。
たった100円ではありますが、迎車料金と合わせると非常に割高に感じます。
特にワンメーター程度を頻繁に配車する人にとっては無視できない金額になりますので、記事中に紹介した対策でなんとかお得に使いこなしたい所です。
また当ブログではGOに関する記事を複数掲載しています。こちらも是非あわせてご覧ください
コメント