私は最近、タクシーを使うときに配車アプリを利用しています。配車アプリは1度使ったらやみつきになる便利さです。
私が使っている配車アプリはGOというアプリで、国産の配車アプリでは利用者が1番多いものです。
GOは非常に便利な配車アプリなのですが、使い続けるうちに不満点がいくつか出てきます。
その中のひとつが「配車が勝手にキャンセルされる問題」です。
本ページではGOの配車キャンセル問題と、どのケースでキャンセル料金が発生するのか、キャンセル料はいくらなのか、という3点についてまとめています。
配車後に勝手にキャンセルされる問題
GOは地図上にピンを立てるだけでタクシーを配車できるサービスです。
おおまかな配車の流れは
- 乗りたい場所を指定する
- 行き先を指定する(省略可)
- 支払い方法を選択する
- 配車手配をする
の4工程です。数タップで操作できるので非常に便利です。
配車が確定した後はタクシーが迎えに来てくれるのですが、たまに配車確定後にタクシー側からキャンセルされるケースがあります。
GOアプリの画面には「キャンセルに同意しますか?」という問いかけではなく、「キャンセルしました」というメッセージが表示されます。今はもう慣れましたが、初めて遭遇したときは結構衝撃でした。こちらの画面です。
結局そのときは配車をし直し、違うタクシーが迎えに来てくれました。
実際にGOアプリのレビューを見てみると
仕事で使おうとしたら配車が勝手にキャンセルされた。出勤に使うにはリスクが大きい…。
などのレビューがいくつか見られます。
GOのキャンセルは全部で5種類
GOのキャンセルタイミングは全部で次の5パターンに分類できます。
- 到着前の運転手からのキャンセル
- 到着後の運転手からのキャンセル
- 配車確定後3分以内のこちらからのキャンセル
- 配車確定後3分後のこちらからのキャンセル
- AI予約時のキャンセル
1つ1つ状況を確認していきます。
到着前の運転手からのキャンセル
到着前の運転手からのキャンセルは、冒頭で触れた「配車後に勝手にキャンセルされる問題」に該当します。
運転手側がキャンセルする理由としては
- 運転手の体調不良
- 車両トラブル
が考えられるようです(GOコールセンターにも念のため確認)。
タクシー運転手側とGOの契約としても、これらの特別な理由がない限りは予約受諾後はキャンセルしてはならない、という取り決めがあるようです。
ただ、個人的にはもっと違う理由でのキャンセルが多いと思っています。
例えばタクシーがGOの予約を受諾するか選択する際は「迎車場所」だけが見れます。
そして予約を受諾したあと(配車確定後)に初めて「行き先」が見れるようなのですが、運転手の中には「この距離じゃお金にならないからキャンセルしちゃおう」と考える人がいてもおかしくありません。
また予約受諾後に
- 目の前で手を挙げている客がいた
- お得意さんから迎車依頼の電話がかかってきた
などのケースで配車確定後にも関わらずキャンセルするパターンもありそうです。
ちなみにこのキャンセルケースではキャンセル料金はかかりません。相手の都合なので当然ですが。
いずれにせよGO利用時には配車確定後も時々アプリを確認し、順調に迎えが来ているか確認する必要がありそうです。
到着後の運転手からのキャンセル
到着後の運転手からのキャンセルは「迎車場所にお客さんが来ない場合」などが当てはまります。
GOではタクシー到着後に5分以上が経過すると、運転手が配車をキャンセルできる仕組みになっています。
この場合は初回は無料、2回目以降は所定のキャンセル料金がかかります。
またこの行為を繰り返すとGOアプリに利用制限がかかる可能性がありますのでご注意ください。
なおGOを使っていると「到着ステータスになっているのに迎車場所にタクシーがいない問題」にも時々遭遇します。GPSのズレなどで、正しい位置に迎車が出来ていない場合などです。
この場合は運転手さんに連絡をして正しい場所に来てもらうようにするのが1番いいのですが、連絡が間に合わず5分経過のキャンセルをされることがあります。
この場合でもキャンセル料金はかかりますので、自分に非が無い場合には必ずGOカスタマーセンターへ問い合わせをしましょう。タクシーのGPS情報等を調査して、返金処理をしてくれる場合があります。
配車確定後3分以内のこちらからのキャンセル
GOでは配車確定後でもキャンセルをすることが可能です。
3分以内だったらキャンセル料金もかかりません。
配車のキャンセルは地図右上のアイコンから可能です。
ただし配車確定後のキャンセルを繰り返すと、GOアプリに利用制限がかかる場合があるのでご注意ください。
配車確定後のキャンセルは基本的にしないのが鉄則です。
配車確定後3分後のこちらからのキャンセル
配車確定後3分後にこちらからキャンセルをした場合には所定のキャンセル料金がかかります。
こちらもこの行為を繰り返すとGOアプリに利用制限がかかる場合があるのでご注意ください。
ただしキャンセル料金がかからないケースとして、GOのキャンセルポリシーには次のような記載があります。
タクシーの配車確定後に提示される目安到着時間よりタクシーの到着が一定時間遅延した場合
https://go.mo-t.com/cancel_policy_app
確かにGOを使っていると、到着予定時刻より5分~10分ずれるケースがたまにあり、タクシーを配車し直そうか迷うときがあります。
この「一定時間遅延した」という判断についてGOカスタマーセンターに問い合わせてみると…
一定時間の遅延って何分くらいを指すんですか?
弊社で判断するもので、お客様にお伝えする情報はありません。
え、じゃあキャンセル料金がかかるかは、キャンセルした後じゃないとわからないってことですか?
おっしゃる通りです。
え~そんなことあるの~!って感じですよね。なので個人的には10分くらいの遅延ではキャンセルすることはオススメしません。
もしすごく遅延が発生しそうなら、運転手に連絡をとって、運転手側からキャンセル操作をしてもらったほうが得策かも知れません。
AI予約時のキャンセル
GOには「AI予約」という機能があります。大層な名前ですが、言うなれば日時指定予約です。
このAI予約時もキャンセル規定は通常の配車と同じです。
配車確定後3分以内のキャンセルは無料、3分後はキャンセル料金がかかります。
ただしAI予約のキャンセル時はキャンセル料金発生時に「手配料金」も同時に請求されます。
AI予約はエリアと乗車場所によって手配料金がかかるのですが、それが合わせて請求されるようです(3分以内のキャンセルは手配料金もかからない)。
私は手配料金がかかるのでAI予約は使ったとことがありませんが、キャンセルするタイミングによってはキャンセル料金 + 手配料金でタクシーに乗っていないのに千円以上の支払いが発生することもありますのでご注意ください。
所定のキャンセル料金っていくらかかるの?
GOのキャンセル事情を調べていると、「GOキャンセルポリシー」というページがヒットします。
このページには「所定のキャンセル料金」という言葉がいくつか出てきます。下画像の赤線部分です。
じゃあこの「所定のキャンセル料金っていくらなの?」と誰しもが疑問に思うはずですが、このページにはその記載がありません。
そこでGOカスタマーセンターに問い合わせたところ「所定のキャンセル料金は500円です」という返答がありました(2021年9月30日時点)。
キャンセル料金に加え迎車料金が別途かかることはありませんが、AI予約の手配料金は別途かかる場合があります。
お得すぎる登録&紹介クーポン
ここまでどちらかと言うとGOを批判する内容でお届けしてきましたが、私はそれでもGOを愛用し続けています。
GOは1度使うと手放せない便利さがあるのですが、やはり個人的にはクーポン配布に強い魅力を感じています。
GOでは本記事作成時点では2種類のクーポンが配布されています。
- 新規登録クーポン【500円】(500円 × 1枚)
- お友達紹介クーポン【2,000円】(500円 × 4枚)
普通に登録すると新規登録クーポンの500円分しか貰えませんが、お友達がGOを利用していれば紹介コードをアプリに登録することで、お互いに2000円分のクーポンがゲットできます。
アプリを登録するだけで最大2,500円分のクーポンが貰えるのは太っ腹ですよね。
更に現在GOでは、新規登録者に限り、3カ月限定で乗るたびに500円クーポンを配布する「GOするキャンペーン」が実施中です(月間3枚まで、流し不可)。
キャンペーン詳細:https://go.mo-t.com/news/39
なので紹介キャンペーンと合わせると
- 新規登録クーポン【500円】(500円 × 1枚)
- お友達紹介クーポン【2,000円】(500円 × 4枚)
- キャンペーン特典クーポン【4,500円分】(500円 × 9枚)
と、最大7,000円分のクーポンをゲットするチャンスですのでお見逃しなく!
GOするキャンペーンは流しのタクシーでは付与されないなど、条件がいくつかありますのでご注意を!
もしGOを使っているお友達が身近にいらっしゃらなければ、私の紹介コード
mf-wuk6ae
を使ってやってください。
紹介コードの入力場所は、新規登録時の「クーポンコード」欄のほか、
既に登録済みの場合は「メニュー」→「友達紹介」の
「もらった紹介コードを登録」から登録ができます(GOの乗車履歴がない場合に限ります)。
おわりに
GOのキャンセル事情についてまとめてみました。
普通に使っている分にはあまり気にすることはありませんが、どの場面でキャンセル料が発生するのか、頭に入れておくといつか役立つかも知れません。
配車アプリでのキャンセルはGOに限らず他アプリでも同様のケースが見受けられますが、顔写真や個人評価が表示される「Uber」では比較的キャンセルされにくい傾向にあります。
UberとGOの違いについてはこちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
また当サイトではGOアプリの関連記事をいくつか書いていますので、こちらも宜しければどうぞ!
ちなみに私は自家用車を保有していません。車がないとどれくらいお金が貯まるの?という記事を書いていますので、こちらもよろしければどうぞ。
コメント
GOで呼ばれる側からのコメントです。
運転手側は、配車確定時点では目的地を見ることが出来ません。おそらくGOの運営側が、近距離配車をキャンセルされることを避けるために制限をかけていると思われます。運転手が目的地を確認できるのは、お迎え先に到着し、現着を送信してからです。現着を送信すると、運転手は機器や車両の故障、交通違反などの事由がなければ、配車をキャンセルすることが出来ません。更にキャンセルは1日1回しか出来ません。
【よくあるアプリのトラブル?】呼ぶ側(お客)が乗車地と降車地を逆に入力し、お迎え先に向かうと居ない事があります。(今年9ヶ月で4回ありました)多分お客の入力ミスだと思うのですが、私はこれでチンピラ外人にイチャモンつけられました。配車が頻発する都心部のドライバーさんは無理だと思いますが、比較的配車の少ない地方のドライバーさんは受けたGO配車のお客情報を控えて、タチの悪い客からの配車依頼が再び来たらキャンセルする事をお勧めします。特に私の営業区域(愛知県の自動車工場密集地)は民度の低い外国人労働者や、他の地域で使い物にならない奴らが仕事を求めて来る場所なので、より一層の注意が必要です。アプリ運営側もドライバーから客を評価出来るようにし、キチ○イ客はアカバンするように対応すべきです。
読んで頂きありがとうございます。
とんだ災難ですね…
確かにUber(タクシー)などの海外製アプリだと、まずは行き先を入力するものが多いので、その弊害もあるかもしれませんね…。