北海道の岩見沢市にある北海道グリーンランド(旧三井グリーンランド・岩見沢グリーンランド)。
札幌近郊で本格的なジェットコースターなどのアトラクションを楽しむには、ここかルスツリゾートのほぼ二択のため、道民には非常に貴重な遊園地です。
今は感染症の影響で厳しい状態と聞き、少しでも売り上げに貢献しようと先日家族連れでお邪魔したのですが
ちょっとでもお得に楽しめる方法はないかな…?
と色々と調べてみることに。
売上に貢献と言いつつ、お得になる方法があればしっかりと活用するスタイルで楽しみます。
本ページでは北海道グリーンランド(以下グリーンランド)をお得に楽しむ4つの方法をまとめています。
北海道グリーンランドの料金システム
まずはグリーンランドの料金システムをチェックします。グリーンランドの料金はちょっと特殊です。
こちらがグリーンランドの料金表です。パッと見で理解できる人は少ないと思います。
まずグリーンランドに入るには「入園料」がかかります。
大人1700円(税込)、3歳以上のこども1100円(税込)です。
次にアトラクションを楽しむための「フリーパス(乗り放題券)」が大人3300円(税込)、こども2300円(税込)です。
フリーパスは入園券とセットでも購入できますが、セットで購入しても割引はありません。
またフリーパスではなく回数券を買う選択肢もあります。回数券は1枚120円(税込)ですが、お徳用回数券(30枚つづり税込3100円)を買うと1枚当たり約103円(税込)で購入できます。なお回数券には「大人・こども」という考え方はなく、共通利用となります。
要点をまとめると
- 入園料は必ずかかる
- グリーンランドを楽しむ方法は次の3通りある
- 入園料のみ(キャラクターショー目当てなど)
- 入園料 + フリーパス(たくさんアトラクションに乗る場合)
- 入園料 + 回数券(アトラクションに少ししか乗らない場合)
となります。ちょっとわかりにくいですが1度分かれば単純ですよね。
また駐車場を使う場合には現金で500円が別途かかります。
これを踏まえて、お得にグリーンランドを楽しむ方法を4つご紹介します。
その1.前売り券を買う
最もポピュラーなお得技が前売り券を購入する方法です。入園券の前売りを買うことで、大人は200円・こどもは100円お得になります。3歳以上のこどもが2人いる4人家族なら、合わせて600円お得ですね。
また前売り券は金銭面のお得度だけではなく、時間の節約にもなります。
グリーンランドの入口は、向かって左側に「入場券・フリーパス券売り場」、正面に「入場ゲート」があるのですが、朝一の入場時は左側の「入場券・フリーパス券売り場」に列ができます(特に土日祝)。
逆に正面の「入場ゲート」はスルスル進んでいくため、前売り券を持っているとすんなり入場ができます。キャラクターショーなどの場所取りが必要なときは前売り券は必須です。
前売り券を購入した場合、アトラクションを楽しむなら別途フリーパスまたは回数券を購入する必要があります。入場後すぐにフリーパス券売り場がありますので、こちらで購入しましょう。
写真の通り並びが緩やかなことが多いので、フリーパスが必要な場合は入場後に購入することをオススメします。
支払い方法も一工夫
前売り券やフリーパスを購入するときの支払い方法も一工夫しましょう。
前売り券はローソン・セブンイレブン・ファミリーマートなどのコンビニで購入ができます。
コンビニはコード決済やクレジットカードなどのキャンペーンで高還元が期待できます。
本記事作成時点なら三井住友ナンバーレスのタッチ決済で5%還元が常時キャンペーンで使いやすそうです。
またフリーパス購入時もクレジットカード決済が利用できます。Visaタッチ決済にも対応していましたが、電子マネーは利用不可でした(2021年9月時点)。
VISA LINE Payクレジットカードなど、できるだけ還元率が高いカードを活用しましょう。
その2.フリーパスと回数券を使い分ける
繰り返しになりますが、グリーンランドでアトラクションを乗るには「フリーパス」と「回数券」の2通りの方法があります。
ここでポイントとなるのが家族全員が同じ搭乗方法でなくてもいい、ということです。
例えば3歳と6歳の子供がいる場合、下の子は怖がって乗り物に乗らなそうであれば「回数券」を、上の子は色んなアトラクションを楽しむのであれば「フリーパス」を、というような購入方法も可能です。
これに合わせる形で、親の片方を「フリーパス」、もう片方を「回数券」にするとかなりの金額が節約できます。
アトラクションごとの消費回数券はホームページで確認ができます。乗れる年齢も合わせて記載があるので、フリーパスと回数券のどちらがお得か、事前にシミュレーションするといいかもしれません。
例えば下の子が大観覧車(6枚)しか乗らなかった場合、
- 全員フリーパスの場合 ➡ 16,800円(税込)(大人5,000円×2人 + 子供3,400円×2人)
- 下の子と付き添いの大人1人が回数券、残りはフリーパスの場合 ➡ 12,640円(税込)(大人フリーパス5,000円 + 大人入園料1,700円 + 子供フリーパス3,400円 + 子供入園料1,100円 + 回数券12枚1,440円)
と、4,160円の差があります。結構大きいですよね。
また、まさにうちの子がそうなのですがフリーパスは手にこのようなバンドを巻くため泣いて嫌がる子も…。小さいお子さんがいるご家庭は検討の余地ありです。
その3.さぽーとさっぽろを活用する
会社の福利厚生としてさぽーとさっぽろに加入している人は、ぜひ特典を活用しましょう。
フリーパスセット限定ではありますが、1,000円割引特典があります(2021年10月時点。特典は見直されることがあります)。
4人家族なら4,000円割引になるのは破格の特典です。
なおこの割引を受けるにはさぽーとさっぽろの会報誌についてくるチケットが必要です(企業番号と会員番号を書くやつ)。
さぽーとさっぽろの会員証だけでは割引特典は受けられませんのでご注意ください。
詳しくはさぽーとさっぽろの利用手引きをご確認ください。
また同じく福利厚生サイト大手のベネフィットステーションでもグリーンランドの割引特典がありましたが、こちらは100円のみの割引でした。これなら前売り券のほうがお得ですね。
今回は使いませんでしたが、ベネフィットステーションは非常に有用なサイトです。会社で加入していなくてもジャックスカードの特典で無料で使えますのでオススメです。
その4.株主優待券を活用する
最後にオススメなのが株主優待券を活用する方法です。
北海道グリーンランドを運営するグリーンランドリゾート株式会社には株主優待制度があるのですが、株主にはグリーンランドの入園券が貰えます。
ただ株式投資は中々にハードルが高いですよね。
そのような人はヤフオク等で株主優待を購入することをオススメします。私もヤフオクで入場券を購入しました。
この券は前売り券と同様、入場ゲートで渡すだけで入園が出来ます。
入場後、アトラクションを楽しむには別途フリーパスか回数券を購入しましょう。
この優待券は購入するタイミングによりますが1枚600円~1,000円ほどで手に入ります。
仮に600円で手に入った場合、通常の入園料に比べると大人だと1,100円、こどもだと500円お得になります(優待券は大人・こども共通です)。
ちょっと手間はかかりますが、コンビニで前売り券を買うより断然お得なのでオススメです。
ヤフオクを利用するときは「オークファン」という商品の相場を簡単に調べられるサイトを併用することをオススメします。マザーズ上場の老舗サイトです。
オークファンには3種類の会員種類がありますが、相場を調べるだけだったら無料で利用できる「ライト会員」で十分です。
「ライト会員」は過去6ヶ月までの落札相場の検索や、楽天など国内の ショッピングサイト検索、そして欲しい商品がメールで通知される検索アラート機能などが利用できます。
そのほかのプランには月額998円の「プレミアム会員」や、月額11,000円の「プロPlus会員」がありますが、こちらは副業や本業で物販を始めたい人向けなので相場を調べるだけでしたら「ライト会員」で十分です。
おわりに
北海道グリーンランドをお得に楽しむ方法を4つまとめてみました。
特にお勤め先がさぽーとさっぽろに加入している人は大人・子供問わず1,000円割引になるので使わない手はないです。必ずチェックしましょう。
次点でオススメなのが株主優待です。入園券の代わりになるのでスムーズに入場できるほか、「その2」で紹介した回数券とフリーパスの使い分けも併用できるので、3~4歳の小さいお子さんがいるご家庭には特にオススメです。
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