近頃の新築はビルトインの食洗機がデフォルトですが、賃貸等で食洗機を後付けする場合に考えられるのは据え置き型です。
しかし、日立や象印は数年前に食洗機事業から撤退し、東芝も現在は卓上型の小型のみの生産。
つまり、2024年現在「ファミリー向けの据え置き型食器洗い乾燥機」を販売している国産の大手家電メーカーはパナソニック一択なのです。
しかも、ファミリータイプの食洗機がパナソニックから最後に出たのは2020年と、冷蔵庫や洗濯機が毎年モデルチェンジしていく中、新モデルが出ないという事態が。
そんな中、ついに2024年6月、約4年ぶりにパナソニックよりファミリー向けの新型食洗機が発売します!
そこで、パナソニック食洗機の新モデル事情や今買うべき食洗機についてリサーチしてみました。
本記事では、パナソニック食洗器の最新モデル事情をはじめ、2024年に買うべき据え置き型食洗機や、パナソニック食洗機のお得な購入方法についてまとめています。
Panasonic 食洗機新モデルが4年ぶりに登場
2024年6月にファミリータイプの新型が発売されることがわかりました…!(詳細は後述します)
Panasonic 食洗機の最新モデルが発売されない問題
我が家では2016年モデルNP-TR9を愛用しています。
まだまだ現役で使えていますが、新しいモデルではボトルホルダーや残さいフィルターなど、羨ましいくらい改良されていました。
なのでここ数年ほど、
パナソニックの食洗機で新モデルが出ないかな~
と思いちょこちょこ公式HPをチェックしていたところ、ついに2024年新モデル発売という情報をキャッチしました。
洗濯機や冷蔵庫はほぼ毎年新モデルの発表がありますが、食洗機は毎年発売されるものではないようです。
とうことで、新モデル発売にあたり、まずはパナソニック食洗機の発売事情をみていきます。
ファミリー向け(レギュラータイプ)の現行モデルは2020年9月
本記事更新時点(2024.5.14)で販売しているのは、
- 唯一の「ナノイーX搭載」最上位モデル「NP-TZ300」
- 「ナノイー X」非搭載でも十分高機能の「NP-TH4」
- 基本機能はしっかりしている「NP-TA4」
のファミリー向けレギュラータイプは、いずれも販売開始から約3年半経過の2020年9月1日発売の商品です。
現行モデルのNP-TZ300が発売される前は
- 2019年にNP-TZ200
- 2018年にNP-TZ100
とコンスタントに新モデルが発売されていたのですが、ここ数年は新モデルの発表がありませんでした。
パナソニックの食洗機はなかなかモデルチェンジをしないため「型落ち狙い」がなかなか出来ないため、買い時に迷う人も多いはず。
また、洗える食器数や機能は落ちますが、ファミリー向けスリムタイプ「NP-TSK1」と「NP-TSP1」も2021年11月発売と既に販売開始から2年半が経過しますがモデルチェンジはしておりません。
少人数向けモデルは2023年発売
そうなると、「パナソニックまで食洗機事業撤退?」と疑わしいところでしたが、2023年発売の食洗機もありました。
それが洗浄機能のみの小型食洗機、「パーソナルタイプ」です。
こんな少量、手洗いせぇ!という感じですが、近頃は1人暮らしの人も食器洗いから解放されると各メーカー、超小型食洗機が熱い支持を受けているようです。
少人数向け「プチタイプ」は2023年発売
さらに少人数向け「プチタイプ」に、2023年11月発売「NP-TCR5」が追加されました。
旧モデルから実に6年ぶりの刷新で、水切りかごサイズで場所を取らないのがポイントです。
しかし、前モデルと機能面、大きさ共にほぼ変わらないため、個人的には旧モデルを安く買うのがオススメです。
2024年最新モデル 詳細
2024年6月に発売予定の最新機種は以下3点です。
現行モデルの以下3機種のモデルチェンジとなりますが、最上位モデル以外は完全なるマイナーチェンジです。
- 唯一の「ナノイーX搭載」最上位モデル「NP-TZ300」→NP-TZ500(洗剤自動投入、おまかせコース搭載、節水力アップ、予約機能の向上)
- 「ナノイー X」非搭載でも十分高機能の「NP-TH4」→NP-TH5(節水力アップ)
- 基本機能はしっかりしている「NP-TA4」→NP-TA5(節水力アップ)
2024年に買うべき食洗機は?
というわけで、2024年に買うべき食洗機は以下の通りです。
ファミリー向け
ファミリー向けの大容量レギュラータイプで最もオススメなのは2024年6月発売のハイグレードモデルの「NP-TZ500」です。
なぜなら、パナソニックの多くの商品はメーカー指定価格での販売となり、新モデル発売を控えた現在でも現行モデルNP-TZ300は税込93,060円で販売されているのです。
最新モデルNP-TZ500は税込105,902円なので、1万円の差であれば自動投入&予約が1~8時間で設定できる最新モデルが買いです。
以下の記事で2016年モデルと比較していますので、よろしければ合わせてご覧ください。
また、「分岐水栓が取り付けできない」「置くスペースがない」という方にもおすすめできるファミリー向け食洗機は、スリムタイプのNP-TSP1です。
レギュラータイプに比べると食器数は24点と若干少なめです。
個人的には2~3人家族におすすめだと感じます。
少人数向け
個人的にはフライパンなどの大きい物も食洗機につっこみたい派なので、2人家族であろうとファミリー向けがおすすめです。
しかし「食器だけ食洗機で洗いたい」「溜めずに毎食後すぐに洗いたい」という1~3人家族の方にはプチ食洗機NP-TCR4がオススメです。(新モデルより安いが遜色なし)
プチ食洗機NP-TCR4は、約3人分、18点の食器が入る上に省スペースです。
価格もファミリー向けの半額以下です。
また、2023年2月発売のパーソナル食洗機NP-TML1も見逃せません。
1人暮らしのキッチンにも置ける大きさとオシャレな見た目で、食洗機兼食器棚としても利用できます。
割引なし?安く買うにはインターネットで購入がオススメ
というわけで2024年は待望の新モデル発売となります。
それでも本記事更新時点では現行モデルの値引きが確認できていないため、新モデル発売後に現行モデルが「入れ替え時期の展示品」価格になっていれば買いです。
※値下げ、展示品価格はありませんでした(2024.6.20追記)。
しかしそんなお得な商品に出会えなかった場合にはネット購入が1番オススメです。
高価な買い物の食洗機、どうせなら少しでも安く購入したいところですが、赤枠に記載の通りパナソニックの多くの商品はメーカー指定価格での販売となり、どこで買っても同じ価格です。
詳しくはこちらの記事にまとめていますが、結論から言うと家電量販店では値引き制限によりポイント還元は0に近いですが、ヤフーショッピングや楽天市場でのポイント還元はOKという仕組みのようです。
また同じネット通販でも、公式サイトではなく、ポイント還元のキャンペーンや仕組みが優秀な楽天市場やヤフーショッピングを利用しましょう。
Amazonはポイント還元が若干しかありませんので、特別な理由がない限りは楽天市場とヤフーショッピングでの購入をオススメします。
また当ブログではヤフーショッピングと楽天市場のお買い物デーを毎月2回更新でまとめています。購入日を決定する参考にして頂ければ幸いです。
おわりに
パナソニックの据え置き型ファミリー向け食洗機の新モデル事情について調査したところ、2024年は約4年ぶりに新モデルが発売になることが分かりました。
しかし、発売1か月前の本記事更新時点でも現行モデルの値引きが無いため、展示品価格が無い場合には新モデルがおすすめです。
また、パナソニックの食洗機はメーカーによる価格規制がされているためお得なお買い物デーに楽天市場やヤフーショッピングで購入するのが最もでお得であることが分かりました。
まずは「食洗機を試してみたい」という人は家電レンタルのRentioでいくつかの食洗機がお試しできます。
以下でまとめていますが、Rentioは品揃えが非常に豊富なレンタルサービスです。
他にも食洗機に関する記事や、パナソニック商品、パナソニックの修理依頼についてまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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