2024年6月にPanasonicから食器洗い乾燥機の最新モデルが発売されます。
ファミリー向けのレギュラータイプは2020年9月の発売以来約4年ぶりの新モデル発表となりました。
今や「食器洗い乾燥機」は「ドラム式洗濯機」と「ロボット掃除機」と並ぶ、「新・三種の神器」の1つに数えられていて、時間がない現代人に欠かせない家電の1つになりつつあります。
しかし、日立や象印は数年前に食洗機事業から撤退し、東芝も現在は卓上型の小型のみの生産。
つまり、2024年現在「ファミリー向けの据え置き型食器洗い乾燥機」を販売している国産の大手家電メーカーはPanasonic一択なのです。
また、価格競争もないことからか定価は最上位モデル(NP-TZ500)104,940円(税込)・上位モデル(NP-TH5)88,110円(税込)・基本モデル(NP-TA5)でも75,240円(税込)と、気軽に買えるお値段ではありません。
我が家では2021年にPanasonicの当時の最新ドラム式洗濯機を購入しましたが、そのときにPanasonicの最新モデルをどうにかお得に購入できないか色々と調べた結果、最適解を見つけました。
そして、2024年発売の食器洗い乾燥機最新モデル「NP-TZ500」等でも同様の技が使えることが確認できましたので共有します。
本ページではPanasonicの最新食器洗い乾燥機3機種をお得に買う方法をまとめています。
知っているだけで数万円お得になることもあります。
Panasonicの最新食洗機3機種
2024年6月にPanasonicから最新ドラム式洗濯機が発売されます。
発売されるのは3機種で、食器点数や大きさは同じもののそれぞれ性能差があります。
ざっくりとではありますが、それぞれの違いは次の通りです。
- NP-TZ500:最上位モデル。食器点数40点。ナノイー X、洗剤自動投入、おまかせコース、1時間刻みの予約設定、静電タッチ、80℃すすぎ、エコナビ。定価約10.4万円。
- NP-TH5:上位モデル。食器点数40点。80℃すすぎ、エコナビ。定価約8.8万円。
- NP-TA5:基本モデル。食器点数40点。定価約7.5万円。
3機種それぞれに性能差があり、それに伴い価格が変わり、最上位モデルと基本モデルで約3万円の価格差となります。
3万円違えばパナソニックの高価なドライヤーが買えちゃいますが、最上位モデル「NP-TZ500」にはシリーズ初となる洗剤自動投入機能が搭載されています。
各モデルの違いはパナソニック公式に比較ページがありますので、そちらを見ると分かりやすいです。
高価なお買い物ですから実物を見たいですし、何よりもっと安く購入できるヒントがないか、実際に家電量販店に足を運んでリサーチしてみることに。
全モデルで値引き制限がある
複数の家電量販店の店員さんに色々と話しを聞くと、どうやらPanasonicの新型食器洗い乾燥機には値引き制限ありでの販売ルールであることがわかりました。
具体的にはPanasonicが決めたその時の定価以下で販売してはダメ、というものです。
これはビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダ電機など、大手の家電量販店で共通のルールのようです。
値引き制限の理由は推測ですが、高級感のあるブランドイメージを守るためだと思われます。
パナソニックさんは洗濯機・エアコン・ドライヤーとかでも、意外と値引き制限が多いんですよね…。
と、気さくな店員さんは教えてくれました。
確かに公式HPを改めて見てみると、各製品ページには「一部店舗ではメーカー指定価格での販売となります」の一文が…。
さらに色々と聞いてみると
- ポイント還元も含めてメーカー指定価格より安く売ってはダメ(ポイント還元したいときは販売価格を上げればOKらしいが、それだと売れにくいから困っているとのこと)
- 下位モデルは将来的に値下げ可能になることも…
ということも教えて頂けました。
展示品販売もなし
10ヵ月ほど前にPanasonicの新型ドラム式洗濯機が出た際には旧モデルが展示品限りの売り切り価格で販売されていました(詳しくはこちら)。
そのため食洗機でも同様に展示品販売を期待していたのですが、食洗機に関しては新モデルが発売される前日(2024.6.20)でも旧モデルの値下げはありません。
以下はビックカメラの旧モデルに貼られた札ですが、特売感を出しているものの定価です。もちろんポイント還元も0です。
また、展示品について店員さんに聞いてみると
旧モデルの展示品は販売せずにメーカーに返品しました!
販売した分もあったかもしれないけど値下げはしていません。
とのことで、展示品は売っていても値下げは無し、もしくは売らずにメーカーに返すことが分かりました。
そこで、「展示品やポイント還元が無いならどうやって安く買ったらいいの?」と思い色々と調べていると、今の時代ならではの方法が最安値になると気づきました。
安く買うにはインターネットで購入するべき
結論から言うとPanasonicの最新食器洗い乾燥機を買うならネット購入が1番お得です。
高級家電をネット購入…?ちょっと抵抗があるな…
と思う人も多いと思います。私も正直そうでした。
高い買い物だからこそ、対面販売でしっかりと購入したいですよね。
ただ実際に値段を比べてみると、その気持ちも揺らぎました…。
こちらはケーズデンキのNP-TZ500の値札です(2024年6月17日時点)。
メーカー指定価格商品のため、価格は税込104,940円で、あんしんパスポート(現金値引き)対象外です(ヨドバシカメラー、ビックカメラでもポイント還元が無いことを確認済み)。
一方こちらは楽天市場のビックカメラで販売しているNP-TZ500で、店頭より高い税込105,902円で販売されていましたが、特にイベントのない日でも、私の場合は4.3倍とそこそこのポイント還元がありました。
これがお買い物マラソン開催中だったり、SPUを頑張っている人であれば1万円ほどの還元を受けられるはずです。
楽天お買い物マラソン開催中の2024年6月23日時点で、イーベストという店舗で元値据え置きでポイント+9倍が付いた各種モデルが販売されています…!!
+9倍はお買い物マラソン終了の2024年6月26日 1:59まで。
価格の上げ忘れの可能性も考えられるので、検討していた人は念のため早めの購入がオススメです。
一方こちらはヤフーショッピング。こちらも基礎ポイントの+1%分が価格に上乗せされていますが、特にイベントがない日でもPayPay支払いで誰でも5%還元のため、ただ購入するだけで店頭よりも若干お安くなることを確認しました。
こちらもイベント日に狙いを定めたり、ヤフープレミアム会員になることで店頭よりも5,000~1万円お得に購入できそうです。
このように現在(2024.6.20)は家電量販店では値引き制限によりポイント還元は0に近いですが、ヤフーショッピングや楽天市場でのポイント還元はOKという仕組みみたいです。
これを知ってる・知らないではかなりの差があります…。
ものによってはこの価格差を提示して家電量販店で値段交渉ができるのですが…本商品は値引き不可商品です。交渉が出来ないものは諦めるしかありません。
これに気づいてからは家電量販店で購入するのは諦め、ネットで1番還元が高い日に買うことに注力しました。
なお購入するのにオススメなのは楽天市場とヤフーショッピングです。ポイント還元のキャンペーンや仕組みが優秀だからです。
Amazonはポイント還元が若干しかありませんので、特別な理由がない限りは楽天市場とヤフーショッピングでの購入をオススメします。
ただしネットでお得に買えるとはいえ、いきなり買うのはあまりオススメしません。
実店舗で実物をしっかり見て、機能に質問があれば店員さんに聞いたほうが満足度の高い買い物ができると思います。
ですが
実店舗の店員さんに聞いたあとにインターネットで購入するのはなんだか悪い気がして…
という心優しい方は、説明を聞いた店舗のネット通販を利用してあげてください。
ヨドバシカメラは楽天市場・ヤフーショッピングにありませんが、
- ビックカメラは楽天市場店
- ヤマダ電機は楽天市場店とヤフーショッピング店
- ケーズデンキは楽天市場店とヤフーショッピング店
など、各モールに出店がありますので是非そこからお買い上げください。
また当ブログではヤフーショッピングと楽天市場のお買い物デーを毎月2回更新でまとめています。購入日を決定する参考にして頂ければ幸いです。
旧モデルもECサイトが狙い目
最新モデルはネット購入がオススメですが、旧モデルもネットでリサーチしてみると、お得なことがわかりました。
私の最寄りの実店舗では値下げが確認できなかった、旧型(NP-TZ300)を楽天市場で検索してみると、本記事作成時点(2024.6.20)で定価93,060円より安い上にポイントもアップしている店がちらほら。
以下の店舗では実質旧モデルが6,000円程お得に購入できます。
新モデル発売後だからなのか、ECサイトでは旧モデルがポイント還元だけでなく販売価格も下がっていました!
2020年モデル(NP-TZ300/NP-TH4/NP-TA4)の検討は無し?
ECサイトなどで旧モデルの値下げに出会えた場合には、そちらもオススメですが、多くの家電量販店ではどちらも値下げが無いため、性能が上がっているにもかかわらず各商品の新旧モデルの価格差は5,000~10,000円程です。
2020年モデル(税込表示) | 2024年モデル(税込表示) | 価格差 |
NP-TZ300:93,060円 | NP-TZ500:104,940円 | 11,880円 |
NP-TH4:82,170円 | NP-TH5:88,110円 | 5,940円 |
NP-TA4:69,300円 | NP-TA5:75,240円 | 5,940円 |
今買うべき食器洗い乾燥機について詳しくはこちらでまとめていますが、例えば最上位モデルを検討している場合、1万円ちょっとの差であれば自動投入&予約が1~8時間で設定できる最新モデルが買いです。
実際私は食洗機歴8年になりますが「洗剤入れたっけ?」が毎週のようにあるため、自動投入はかなり期待しています。
おわりに
Panasonicの最新食器洗い乾燥機をお得に購入する方法はネット一択です。
なぜならメーカー指定で販売価格を統制している上に、旧モデルの値下げや展示品価格にも期待できないからです。
その抜け道が各ECサイトのポイント還元で、SPUを頑張っていたり、キャンペーンを狙うなどすれば数万単位で還元があります。
これを取りこぼすのは勿体なさすぎます。
店頭購入はそれ特有の魅力がありますが、大きなお買い物 = ポイント還元も大きいため、個人的にはネットでの購入を強くオススメします。
その他、食洗機に関する記事をまとめています。
NP-TZ500。ナノイー X、洗剤自動投入、おまかせコース搭載の最上位モデルはこちら。
NP-TH5。エコナビ、80℃すすぎ搭載のハイスペックモデルはこちら。
NP-TA5。必要最低限の機能が全て揃った基本モデルはこちら。
コメント