「続けやすい価格」「飽きない工夫」「余計な付録が無いシンプルさ」などで人気の家庭学習「月刊ポピー」。
我が家もポピーを利用しているため、当ブログでもポピーに関する多くの記事を掲載しています。
ところが、2023年4月よりポピーが値上げされるとの発表がありました。
しかも・・・驚くことに「他社への乗り換えを検討するほど」の値上げ具合だったのです。
本記事では、ポピーの値上げ額や値上げ後の他社との価格比較、安く受講する方法などについてまとめています。
月刊ポピーが値上げ
以下が2022年度と2023年度以降の価格比較表です。(タップすると画像が大きくなります)
学年により月々200~520円値上がりしており、最大で年間6,240円の値上げです。
値上げ率が大きいのは未就学児
月刊ポピーと言えば未就学児は月々1,000円前後で受講できることから、初めての教材としても利用しやすい点が人気です。
しかし、今回大打撃を受けたのはこの始めやすい価格設定の2歳~小学1年生までです。
特に幼児ポピーの値上げ後は一律1,500円、年齢によって50%超の値上げも確認できます。
これだと他社への乗り換えを検討する人も出てくるレベルです…
これだけの値上げをしてもなお、ポピーは他社より安いのでしょうか?
検証結果は後述します。
ポピーイングリッシュは現状維持
年中から小学3年生までを対象とした「ポピーKIds English」は値上げせず、引き続き月々1,680円のままです。
しかし「ポピーKIds English」を受講している人の多くが、今回の値上げでダメージの大きい未就学児や小学校低学年の月刊ポピー受講者であると考えられます。
そのため、英語教材も含めて他社への乗り換えを検討する方も多いはず。
まさに我が家もそうです。
値上げ後のポピーとポピーKIds Englishの併用についても以下で比較していきます。
ポピーKIds Englishについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
こどもちゃれんじ・進研ゼミと比較
値上げ後の価格を、紙教材とダブレット学習が選択可能な、ベネッセの「こどもちゃれんじ」と「進研ゼミ」と比較してみます。
※ちゃれんじ・進研ゼミも2023年度より値上げしています。
「こどもちゃれんじ」は未就学児向け、「進研ゼミ」は小学生以上が対象です。
どちらも半年払いや年払いにより割引が受けられますが、値上げしてもなお全学年でポピーの方が安いことが分かります。
英語教材が違う
上の表を見ると一見ポピーのほうが安く見えますが、英語教材の有無に違いがあります。
ベネッセの英語教材
- 未就学児を対象とした「こどもちゃれんじEnglish」
- 小学講座から高校講座受講者が利用できる「Challenge English」
の2種類があるのですが、それぞれの価格は
- こどもちゃれんじEnglish:月額1,570円~(学年や支払い方法、会員か否かによって価格が異なる)
- Challenge English:無料(進研ゼミに含まれる、単体だと有料)
となっており、Challenge Englishは無料、つまり進研ゼミの月額料金にChallenge Englishが含まれています。
一方、ポピーは小学3年生までを対象としてポピーKIds Englishが月額1,540円(一括購入の場合)~かかります。
もちろん教材内容に違いはありますが、例えば小学校1年生でメイン教材 + 英語を習うのであれば、
- 進研ゼミ:月額3,250円~(小1・年払い価格)
- ポピー:月額4,351円~(ポピー + ポピーEnglish。小1・年払い価格)
と、そこそこ大きな差が生まれます。
未就学児でメイン教材 + 英語はポピーのほうが安いですが、小学生になるとChallenge Englishが無料になるので逆転します。
ただしChallenge Englishは毎月教材が届くわけではなく、いつでも見られるWeb配信型のサービスです。
一方ポピーEnglishは毎月違う教材が届きますので、子供の性格・学習意欲によっては、こちらのほうが積極的に取り組むかもしれません。
またポピーも小学校1年生から、ちょっと内容は薄いですが英語教材が届きます。ポピーEnglishに頼らずとも英語に触れることは出来ますので、「どこまで英語に力を入れるのか」で、選ぶべき教材が変わってきそうです。
実際にChallenge Englishを受講した話はこちらでまとめています。
英語以外ならポピーがお得
以上をまとめると、英語のことを考えなければ、未就学児から中学生までの全てにおいて「ベネッセ(こどもちゃれんじ・進研ゼミ)」よりも「月刊ポピーが安い」という結果になりました。
こどもちゃれんじ・進研ゼミは紙かタブレットかを選べたりと、ポピーと違う点が多々ありますが、価格だけを比較するとポピーに軍配があがります。
値上げ後も未就学児はポピーがお得
未就学児は英語も含め、値上げしてもなお、ポピーのほうがお得になります。
未就学児が年払いで「月刊ポピー」と「ポピーKIds English」を併用した場合の1か月あたりの合計金額は月額3,021円~です。(ポピペン税込み3,300円は除く)
一方、未就学児(年中・年長)が年払いで「こどもちゃれんじ」と「こどもちゃれんじEnglish」を併用した場合の1か月あたりの合計金額は月額4,575円~です。
月払いや半年払いなら価格が上がります。
「ちゃれんじ」は赤ちゃんから出来る良さがありますが、3歳頃から学習を始めるなら続けやすい価格のポピーがオススメです。
ポピー&ポピーイングリッシュをお得にする方法
2023年4月より値上がりするポピーですが、少しでもお得に利用する方法を模索しました。
年払いできる支部を選ぶ
ポピーにはいわゆる代理店である「支部」というものがあります。
「支部」により月払いしか選択できない場合もあれば、お得な「半年払い」やよりお得な「年払い」を選択できることも。
詳しくは以下の記事にまとめていますが、
我が家は年払いが出来る支部で、5%OFFでポピーを購入しています。
「どの支部に振り分けられるか」というのは入会してからでないとわかりませんが、ポピーに
半年払い や 年払いが出来る支部を希望します!
と伝えることで、出来る限りそれに沿った支部に振り分けてくれます。
ポピーイングリッシュは年間セットがお得
「ポピーKids English」も年払いの支部を選ぶことでお得に利用できます。
しかし、さらにお得なのが「年間セット」の購入です。
「ポピーKids English」はレベル①②③がそれぞれ12か月分で合計3年分ありますが、これを12か月分まとめて購入することで月あたり1,540円(税込)と年払い(月あたり1,596円)よりも更にお得です。
季節に合わせた題材が使用されているため、年間セットなら4月から始めるのがオススメです。
続ける自信が無い場合は「年払い」がオススメです。
クレジットカード払いできる支部を選ぶ
年払いの時と同様に、支部によって支払い方法が異なります。
ここで選ぶべきはクレジットカード支払いが出来る支部です。
口座振替だとお得度はゼロですが、ポイント還元があるクレジットカードで支払うことで若干お得にポピーを購読できます。
高還元クレジットカードはいくつもありますが、年会費無料で1.2%還元が得られるリクルートカードがオススメです。
リクルートカードに限らず、クレジットカードを作成する場合は、必ずポイントサイトを経由しましょう。
例えば本記事作成時点(2024年9月24日)では、Powlというポイントサイトを経由してリクルートカードを作成すると、公式特典とは別に1,600円相当のポイントが獲得できます。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
年払いの途中でポピーをやめるとどうなる?
「年払いが安い」と推してきましたが、「半年払い」や「年払い」の途中で退会した場合は購読分を定価計算したのち、残金が返金されます。
つまり、半年または1年間継続すればお得だけど、途中でやめたらお得ではありません。
それでも継続できればお得ですし、返金もされるため損をすることはないため年払いがオススメです。
また、年払いの途中で学年を上げ下げすることも可能です。
実際、わが子は年中で年長ポピー、年長で小1ポピーをやっています。
「年払いの途中で学年変更をした話」や「学年をあげるメリットデメリット」については以下の記事でまとめています。
とにかく安い!プリント学習ならがんばる舎
どの通信教材も学年が上がると費用も上がりますが、幼児から小学6年生までずっと950円(税込)の教材が「がんばる舎」です
国語・算数・英語が計46ページなので、「学校の宿題だけじゃ物足りないけど、ポピーや進研ゼミだと多すぎる」というお子さんが無理なくできる量です。
オプションで理科や社会も950円(税込)で販売されています。
おわりに
「月刊ポピー」の値上げを受け、ポピーとポピーKids Englishを併用している我が家は他社に切り替えるべきなのか悩みどころです。
値上げしてもしなくても、未就学児のうちは「ポピー」と「ポピーKids English」を年払いするのがオススメという思いは変わりませんが、小学生以降も「ポピーKids English」を併用するのであれば「進研ゼミ」に切り替えた方が安くなるな~、などと悩み中です。
当ブログではほかにも子供の家庭学習に関する記事を複数掲載しています。よろしければ合わせてご覧ください。
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