我が家の長男は年中から「月刊ポピー」と「ポピーKids English」を受講していましたが、ポピーの値上げを受け、進研ゼミに乗り換えました。
同じ子供向け英語教材と言えど、会社が違えば価格も学習方法も全くの別物です。
そこで両方を受講した体験から双方の特長や、メリット・デメリット等についてまとめてみることに。
本記事では、ポピーKids EnglishとチャレンジEnglishの特長や、コスパ、選ぶべきおすすめの英語教材についてまとめています。
ポピーKids EnglishからチャレンジEnglishに乗り換えた
我が家は、小学校に上がるタイミングでポピー・ポピーKids Englishを退会し、進研ゼミに乗り換えました。
ポピー教材には何の不満もなく、無駄な付録もなく、とても気に入っておりました。
むしろ、親子共々、ポピーのキャラクターに愛着が湧いて辞めるのが寂しかったほど。
主な乗り換え理由は「ポピーの値上げ」です。(※ポピーKids Englishは値上げしていません)
同時期に進研ゼミも値上げをしていましたが、それでも進研ゼミの方が安かったからです。
ポピーの退会手順などについてはこちらの記事でまとめています。
価格の違い
英語教材の比較の前に、2023年度以降のポピー・こどもちゃれんじ(未就学児向け)・進研ゼミ(小学生以上)のメイン教材の価格について比較してみます。
すると、どちらも半年払いや年払いにより割引が受けられますが、全学年を通して、ポピーの方が安いことが分かります。
しかし、ポピーKids English・こどもちゃれんじEnglish・チャレンジEnglishの価格を見てみると、
となります。
ここで注目すべきは赤字の部分、小学生以上のチャレンジEnglishは進研ゼミ受講者は無料です。
すると、例えば小学校1年生でメイン教材 + 英語を習うのであれば、
- 進研ゼミ:月額3,250円~(小1・年払い価格)
- ポピー:月額4,351円~(ポピー + ポピーEnglish。小1・年払い価格)
と、そこそこ大きな差が生まれます。
未就学児でメイン教材 + 英語はポピーのほうが安いですが、小学生になるとChallenge Englishが無料になるので逆転します。
値上げ後のポピーと進研ゼミの価格比較については、こちらで詳しくまとめていますが、価格で比較するのであれば、未就学児のうちはポピーKids English、就学後はチャレンジEnglish(進研ゼミ受講)がお得です。
学習方法の違い
以下ではそれぞれの英語教材の学習方法についてまとめています。
ポピーKids Englishの場合
ポピーKids Englishで毎月決まって届くのは、
- メインテキスト(音声ペンでタッチする)
- おはなしBook(昔話など簡単なお話のリスニング)
の2つで、基本はポピペンと呼ばれる音声ペンで本の単語をタップする学習で、たまに紙製のゲームのできる付録や、英語の音楽ブックが届きます。
詳しくはこちらでレビューしていますが、迷路や歌など子供が飽きない工夫がされているため楽しく英語が学べます。
チャレンジEnglishの場合
未就学児向けのこどもちゃれんじEnglishについては受講したことがないので分かりませんが、公式サイトを見る限り紙のワークブックに加えて、タブレット玩具、アプリ映像などがメインのようです。
一方、小学生以上のチャレンジEnglishは完全なるタブレット学習(パソコン可)で、届く教材はゼロです。
チャレンジタッチ、iPad、パソコンのいずれかが必須ですが小学生は1人で出来てしまいます。
ポピーKids Englishのメリット・デメリット
ポピーKids Englishを1年半受講して思うメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- テキストベースなので画面を見なくて済む
- 季節に合ったお話や単語が出てきて覚えやすい
- 余計な付録がない
- おさがりに使えてコスパ抜群(書き込みしないため)
- 親が進捗状況を把握しやすい
- 音声ペンだから正しい発音が聞ける
年中の途中~年長と、1年半取り組みましたが、我が子はかなりの単語数を習得しました。
また、英語に耳が慣れてきて英語の聞き取りが今ではとても上手です。
デメリット
- 最長3年で終わる
- 小4で習う単語表現までしかない
- 教材が少ないため、他の学習と併用しないと足りない
- 月刊ポピーとのセット割引が無い
- 親が付いている必要がある
未就学児や低学年を対象としているため、親とやるのが前提です。
ペンでタッチする簡単なお勉強のため、放っておくと適当にタッチして終わってしまいます。
チャレンジEnglishのメリット・デメリット
進研ゼミのチャレンジEnglishを受講して感じたメリット・デメリットについてまとめました。
メリット
- 自分のペースで先に進める
- 高校卒業レベル(英検3級~準1級程度)まで学習できる
- 小学生以上は進研ゼミを受講すると追加料金がかからない
- 聞く・読む・話す・書くの4技能が出来る
英語が好きな人は教材の到着を待たず、どんどん進めるのがアプリのメリットです。
また、英語が苦手な人も、自分のペースで進めるため、進まずとも置いて行かれることはありません。
デメリット
- パソコン、iPad、チャレンジタッチのいずれかが必要
- 専用アプリからしか出来ない(ブラウザ不可)
- 画面を見る時間が長い
- 親が学習内容を把握しづらい
- 受講をやめたら利用・閲覧が出来なくなる
テキストベースじゃないため、おさがりが出来ません。
また、何もかもがタブレット学習だと子供の視力低下も気になります。
未就学児はポピーKids Englishがオススメ
以上のことから、価格・学習内容ともに未就学児へのオススメはポピーKids Englishだと考えます。
ただし、ポピーKids Englishの対象年齢は年中頃からのため、それ以前の受講であれば1歳から受講可能なこどもちゃれんじEnglishがおすすめです。
また、最長3年間の受講であるため、「年少・年中・年長と受講してチャレンジEnglishに移行する」でも良し、1年分まとめて安く購入してどんどん先に進むでも良いと思います。
我が家は年度の途中で始めたため、10月号からの受講でしたが問題なく取り組めました。
小学生はチャレンジEnglishがお得
そして、価格・学習内容ともに小学生以上にオススメなのはチャレンジEnglishです。
タブレットより紙で学習させたい家庭もあるかもしれませんが、進研ゼミでは英語以外の教科はテキストで受講することが可能です。
また、問題をクリアしないと次のレベルには進めないため、ある程度は子供に任せておけるのは助かりますし、その日取り組んだ結果は親にメールで送られてきます。
支払いはクレジットカードでさらにお得に
年払いを選ぶことはもちろんですが、支払い方法を工夫してさらにお得に受講しましょう。
あたり前ですが、お得度を追求するのであればクレジットカード決済がオススメです。
高還元クレジットカードはいくつもありますが、年会費無料で1.2%還元が得られるリクルートカードがオススメです。
リクルートカードに限らず、クレジットカードを作成する場合は、必ずポイントサイトを経由しましょう。
例えば本記事作成時点(2024年8月13日)では、Powlというポイントサイトを経由してリクルートカードを作成すると、公式特典とは別に1,600円相当のポイントが獲得できます。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
ポピーKids EnglishからチャレンジEnglishに乗り換えた経験をもとに、それぞれの価格や内容について比較してみました。
学校での英語学習が始まる準備として活躍してくれるのがポピーKids English、際限なく英語を学べるのがチャレンジEnglishと全くの別物ですが、価格と実際に受講した感想をまとめると、未就学児にはポピーKids English、小学生以上にはチャレンジEnglishをオススメします。
他にも、ポピーや子育てに関する記事をまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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