磁力を使って様々な立体を作り上げることのできる世界的に人気の玩具「マグフォーマー」。
少ないパーツでは作られるものが限られるため、途中で買い足す家庭も多くありますが、何せマグフォーマーは高価です。
かといって安価な類似商品では大きさなどの互換性、磁力や安全面も心配ですよね。
そこでネットで売れ行きの良いマグフォーマーと類似したマグネットブロックを3つ購入し、価格や商品の質、互換性等について比較してみることにしました。
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既にマグフォーマーを持っていて買い足しを検討されている方、初めて購入するけれど互換品を検討されている方も是非ご覧ください。
比較するのは3商品
マグフォーマーと類似商品の互換性や違いを比較すべく、Amazonや楽天で人気の類似マグネットブロック3商品を購入しました。
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今回比較するのは以下の商品です。
- HannaBlock(ハンナブロック)
- Jasonwell マグネットブロック
- Magplayer(マグプレーヤー)
マグフォーマーの基本情報
まず、本家マグフォーマーにも様々なセット商品がありますが、正規品のベーシックセットは62pcs、13,200円(税込)で販売されており、1ピースあたり約212円です。
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3歳ころから使用可能で、磁石なのに反発せずにくつっくから組み立てやすく、平面から立体まで様々な物体がつくれるのが特徴です。
また、車輪パーツなどと組み合わせることで、遊びの幅が広がるため、買い足しながら長く遊ぶことのできる玩具として人気があります。
各パーツも壊れにくいしっかりとした作りで、それなりに重みがあるのも特徴です。
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以上を踏まえて、以下では類似商品の特徴についてみていきます。
HannaBlock(ハンナブロック) 135pcs
1つ目は、ECサイトで高評価の「HannaBlock 135pcs」です。
本家と違い、マグネットにハメられるアルファベットカードや、収納ケース、観覧車パーツなどがあるのが魅力です。
段ボールで届き、
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中には専用ケースがありました。
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商品ページに【発色きれいな収納ケース付き】の文言がありましたが、蓋の発色が綺麗という意味のようです。
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ケース自体はチープですが、しまう場所が決められて便利です。
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中には説明書があり「6歳以上」の表記が(マグフォーマーは3歳以上)。
恐らくマグネット自体は3歳でも平気ですが、観覧車パーツなど難易度の高いパーツがあるための年齢設定かと思われます。
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価格
HannaBlockはAmazon価格で、135pcs、4,380円、1ピースあたり約32円とマグフォーマーの1/6の価格です。(HannaBlockのパーツには車輪やアルファベットも含む)
これで互換性があり、遜色なく遊べればかなりお買い得です。
大きさ・重さ
マグフォーマーの同じ形のパーツと比べてみても、大きさ、磁力は遜色なしです。
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左がHannaBlock、右がマグフォーマーですが色味も若干寄せています。
ただし、触ったときの質感がHannaBlockの方がザラザラしています。(マグフォーマーはツルツル)
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また、三角形は7gとマグフォーマーより2g軽く、
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正方形も12gとマグフォーマーより4g軽いため、大人なら持っただけでどちらがHannaBlockであるか、すぐに分かります。
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車輪パーツも、右のマグフォーマーに比べてチープな作りであるのが見て取れます。
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重さも43gと、マグフォーマーの車輪より28gも軽いです。
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互換性
HannaBlockとマグフォーマーのパーツをごちゃまぜにしてはしご車を作ってみましたが、車輪やアルファベットパーツ等も含めて、互換性はばっちりでした。
ただし、マグフォーマーの車輪パーツははめ込み式のためしっかりと固定されますが、HannaBlockの車輪パーツはマグネット式のため外れやすいです。
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Jasonwell マグネットブロック 108pcs
2つ目は、ECサイトでレビューの多い「Jasonwell 108pcs」(対象年齢6歳以上)。
こちらは上記のHannaBlockに酷似した、アルファベットカードや、観覧車パーツなどがあるセットです。
マグフォーマーを連想させるような箱に入っていますが、
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どうも本家と比較すると印刷が安っぽいですが、大切なのは中身です。
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また、購入したのは2023年7月ですが、生産日が2023年5月と直近でした。
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中身はこんな感じで、
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パーツは上記のHannaBlockと瓜二つです。
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価格
Jasonwell 108pcsはAmazon価格で、3,299円、1ピースあたり約30円とマグフォーマーの1/7の価格です。(Jasonwellのパーツには車輪やアルファベットも含む)
Jasonwell 108pcsは上記のHannaBlockよりも安いため、互換性があり、遜色なく遊べればコスパは最強となります。
大きさ・重さ
マグフォーマーの同じ形のパーツと比べてみても、大きさ、磁力は遜色なしです。
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左がJasonwell、右がマグフォーマーですが色もよく似ています。
ただし、触ったときの質感がHannaBlock同様にザラザラしていて傷が多いです。(マグフォーマーはツルツル)
![](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2023/07/jjjj-1024x784.jpg)
また、三角形は7gとマグフォーマーより2g軽く、
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正方形もHannaBlock同様に12gとマグフォーマーより4g軽いです。
マグフォーマーとの見分けはつきますが、HannaBlockとは色味を覚える他見分けるのは不可能です。
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車輪は49gとHannaBlockより重みがあるものの、マグフォーマーよりは22g軽く、
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見た目やパーツのつけ方も異なります。
マグフォーマーの車輪パーツははめ込み式のためしっかりと固定されますが、HannaBlockとJasonwellは車輪パーツはマグネット式のため外れやすいです。
![](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2023/07/jjjjj.jpg)
互換性
微妙な違いはあるのものの、大きさと磁力に差が無いため、マグフォーマーとごちゃまぜにしても問題なく遊べます。
むしろ、マグフォーマーより軽い類似品は子供には遊びやすいかもしれません。
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![とめ](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2020/10/84268412.png)
ただし、ほとんどのアルファベットカードと数字カードがハマりましたが、中にはぴったりとハマらずにすぐに取れてしまうカードもちらほら・・・
これは互換性以前の問題で、作りが雑なためだと思われます。(HannaBlockのカードよりハマリが緩い)
Magplayer(マグプレイヤー)
3つ目は、マグフォーマーの類似品として有名な「Magplayer(マグプレイヤー)」です。
対象年齢もマグフォーマーと同じ3歳から。
沢山入ったお得なタイプもありますが、
マグプレイヤーはパーツを少量ずつ購入することも可能なため、今回はばら売りで購入しました。
単品で購入したため、ゆうメールで届きました。
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今回は三角と正方形をそれぞれ4つずつ。
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マグプレイヤーは、世界中から集めた玩具をネット販売している「SHIMATARO」というショップが代理店として販売しています。
SHIMATAROの玩具は以下の記事で購入したミラクルビーズが、安いのにちゃんと使えたため期待大です。
価格
今回は単品購入したため、1ピースあたり162円と割高(パーツにより価格は異なる)でしたが、例えば156pcsのセットならAmazon価格11,800円で1ピースあたり75円と、マグフォーマーの2~3分の1の価格です。
HannaBlockやJasonwellと比較すると高く感じますが、上記2商品はどうしても作りのチープさが目についたため、作りの良さが気になるところです。
大きさ・重さ
マグフォーマーの同じ形のパーツと比べてみても、大きさ、磁力は遜色なしです。
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色味も3商品の中で最も近しく、
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質感にも差が無いため、見分けるのは困難です。
しかし、マグフォーマーには黒丸部の「MAGFORMERS」の刻印があるため、混ざっても見分けがつきます。
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HannaBlockやJasonwellはマグフォーマーよりも軽いのが、持っただけで分かるほどでしたが、マグプレイヤーは、三角形が9g、正方形が16gと重さもマグフォーマーと同じです。
![](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2023/07/mg7.jpg)
![](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2023/07/mg8.jpg)
互換性
もちろん互換性もばっちりです。
色味も、刻印を見比べない限りは分からないため、混ぜて遊ぶなら最もオススメのマグネットブロックです。
![](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2023/07/shi.jpg)
まとめると…
上記の比較を表にまとめました。
今回購入したのはいくつもある類似品の中からレビューが良い物を選りすぐったので、どれを買っても満足できる商品でした。
![](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2023/07/image-82.png)
どれも子供が遊ぶ分には磁力、大きさ共に問題のない玩具ですが、価格をはじめ、微妙な違いがあることが分かりました。
安く類似品を買うならJasonwell
とにかく安く、沢山のマグネットブロックを揃えたい人にオススメなのは「Jasonwell」です。
マグフォーマーに比べると質感が悪く傷もあるほか、アルファベットカードの大きさもまちまち・・・など欠点はありますが、価格の安さで目をつむれるのなら問題はないでしょう。
また、先にマグフォーマーを買ってしまうと大人目線では安っぽさが目立ってしまうため、最初からこちらを購入するのも1つの手です。
また、ケース付きが良いという人は、若干単価は上がりますが類似したHannaBlockがオススメです。
(HannaBlockならアルファベットカードもしっかりハマりました。)
オススメはMagplayer
今回買った3つの類似品の中で、私が最もお勧めしたいのはMagplayerです。
作りの丈夫さ、マグフォーマーとの遜色のなさが圧倒的なおすすめポイントではありますが、HannaBlockとJasonwellがアルファベットカードや数字カード、ガイドブックや外箱までピース数に組み込んできているのを考えると、Magplayerの品質でこの価格なら満足度を含めて最もコスパが良いのではないかと感じました。
マグフォーマーにこだわりたいなら並行輸入がお得
「せっかくならマグフォーマーを買いたい」「だけど高すぎる」と思われている方にオススメなのが、並行輸入品です。
実際我が家には2つ、マグフォーマーがありますがどちらも並行輸入品を選びました。
![](https://money-hensachi.com/wp-content/uploads/2022/12/capture215.jpg)
並行輸入品についてのレビューや、正規輸入品との違いについてはこちらの記事でまとめていますが、同じ品質でも半額程度で買えるため、とてもオススメの購入方法です。
おわりに
マグフォーマーの類似品の品質や互換性を探るべく、人気商品3点を購入して比較してみました。
どれも問題なく遊べはするものの、傷が多く手触りが悪い、作りもチープであるなどのデメリットがあることが分かりました。
また、マグネットブロック以外のパーツも送数に含まれているため、よくよく計算すると値段相応であることも・・・
どの商品にもそれぞれの良さがありますが、私のおすすめはマグフォーマーの並行輸入品、またはマグプレイヤーです。
当ブログでは他にも様々な商品やサービスの比較・レビュー、子育てに関する記事などを多くまとめていますので宜しければ併せてご閲覧ください。
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