自宅で気軽に炭酸水が作れることで大人気のソーダメーカー。
当ブログでもソーダストリームやドリンクメイトに関する多くの記事をまとめています。
我が家のソーダストリームは2019年に購入したGenesis v2。
まだまだ現役ですが、定期的に訪れるガスシリンダーの交換がちょっと面倒なんです。
その面倒さと付き合うこと3年が経過し…
2022年、ついにワンタッチ式ガスシリンダーが登場しました。
そこで実際にワンタッチ式対応モデルのソーダストリームTERRAを購入して、従来モデルと比較してみることに。
本記事では、ソーダストリーム初となるシリンダークイックコネクトのTERRAの使い方や、従来のジェネシスとの違い、対応ボトルやシリンダー、今選ぶべきスターターキットについてまとめています。
ソーダストリームは買い替えるべき?
そもそも「ソーダストリームは買い替えるべきか」という点ですが、ソーダストリームは常に進化しており、多くのモデルが発売されています。
新モデルってどうせ見た目やボタンの仕様が違うだけでしょ?
と思う方も多いはず。
確かに今まではそのパターンが多かったので、個人的には買い替えるメリットがありませんでした。
しかし今はソーダストリーム本体だけではなく、炭酸水を入れるボトルも、ガスシリンダーも変化を遂げているんです。
ボトルやガスシリンダーをねじってはめ込むのはもう古い!
これからはピンク色のワンタッチ式ガスシリンダーが主流です。
また炭酸ボトルも最新のものは食洗器対応です。
数年前にソーダストリームを購入された方はボトルの使用期限が過ぎていて買い替えのタイミングである場合も。
しかし、本体が古いモデルだと最新のガスシリンダーやボトルには非対応で、食洗器対応のボトルに切り替えることも出来ません。
だから今回ばかりは我が家もソーダストリーム買い替えのタイミングであると判断しました。
ソーダストリーム 買い替え時の注意点
ソーダストリームを買い替える際に注意したいのが次の3点です。
手動・電動
1番最初に決めておくべきなのが、手動か電動かの2択です。
電動と聞くと手動よりもスタイリッシュでカッコイイイメージがありますが、電源が必要なため一概に便利とも言えません。
コンセントが必要なので、設置場所に制限が発生するためです。
手動だと炭酸の調整が難しいと感じる場合は、電源不要なのにLEDで炭酸強度がひと目で分かる「SOURCE v3」が便利です。
また、他メーカーになりますが、電源不要なのに炭酸濃度が調整できるドリンクメイトのオートマチックモデルが良いとこどりで検討の余地ありです。
対応ガスシリンダー
次に考えるべきポイントはガスシリンダーの種類です。
従来のガスシリンダーはねじ込み式ですが、
最新はねじ込まなくてもワンタッチで装着可能なクイックコネクトが発売されています。
しかし、クイックコネクトは「ART・DUO・TERRA」の3モデルにのみ対応しているため、ワンタッチでシリンダーを装着したい人は3択となります。
反対にこれらの3モデルは従来のねじ込み式に対応していないため、新モデルに買い替える場合は青いガスシリンダーを先に使い切る必要があります。
ガスシリンダーを青からピンクに交換できるのか?の検証は以下の記事でまとめています。
対応ボトル
ソーダストリームのボトルは、容量・カラー・デザイン・性能により多くの種類が存在します。
特に最近のボトルは「食洗器対応」がスタンダードです。
しかし、ジェネシスだと食洗器対応の「DWSボトル」が非対応であったり、反対に初期の専用ボトルを使用し続けたい人はDUOに乗り換えると、お手持ちのボトルが使用できなくなるなどの弊害があります。
公式で公開されているボトル対応表がすごくわかりやすいので、是非機種選びの参考にしてください。
スターターキットにはボトルも付属するため困ることは少ないと思いますが、ボトルを買い替えたばかりでまだ使用し続けたいなどの場合には、使いたいボトルと使いたい本体モデルの相性を要チェックです。
ソーダストリーム TERRAを買ってみた
ボトルやガスシリンダー、加えてコスパを検討した際に私が買い替えに選んだソーダストリームが「TERRA」です。
決め手は、TERRAはクイックコネクトガスシリンダー対応の3モデルの中で格段に安い(2022年10月購入時点)ことです。
加えてTERRAは手動タイプのモデルなので、設置場所を選ばなかったのも重要です。
そもそも、ソーダメーカーを使用する1番の理由が「炭酸水を買うより安い」ことなので高すぎる本体を購入するのは本末転倒だと感じました。
手持ちのジェネシスv2と比べてみた
当ブログのソーダストリーム検証記事で何度も登場しているジェネシスv2とTERRAを比較し、ソーダストリームの進化を見てみましょう。
ジェネシスv2も廉価版モデルとして、まだまだ現役で販売されています。
見た目の違い
まずは見た目を比較してみます。
左が旧モデルの「ジェネシスv2」、右が新モデルの「TERRA」です。
「ジェネシスv2」の寸法は【横13.5cm × 奥行23.5cm × 高さ42.0cm】で、重さは【約1,000g】です。
一方「TERRA」の寸法は【横13.5cm × 奥行19.5cm × 高さ42.5cm】で、重さは【約1,300g】です。
デザインの違いからか「ジェネシスv2」がスリムに見えますが、「TERRA」は奥行が若干スリムになっています。
「TERRA」は重厚感があるので、キッチンに置いたときに存在感があります。
2モデルの高さはあまり変わりませんが、ボタンの位置がジェネシスv2は手前なのに対し、TERRAは中央のため、天井の低い場所に設置している人はジェネシスv2の方が押しやすいかもしれません。
ガスシリンダーの違い
「ジェネシスv2」と「TERRA」の最大の違いは対応ガスシリンダーです。
左が従来のねじ込み式、右がワンタッチ式です。
そして左がねじ込み式対応のジェネシスv2のシリンダー装着部、右がクイックコネクト対応のTERRAのシリンダー装着部です。
ちょっと暗いですが、実際にそれぞれのガスシリンダー装着の様子を動画に収めました。
こちらがジェネシスv2です。何度も交換しているのでそこそこ手際が良くなってきました。
一方こちらはTERRAです。ワンタッチで装着できるので、慣れていないにもかかわらず、すぐに装着できました。
クイックコネクトは初めてやったのでぎこちないですが、慣れたらもっと早く出来そうです。
炭酸ボトル装着方法の違い
炭酸ボトルはジェネシスv2が「ねじ込み式」、TERRAが「ワンタッチ式」です。
装着部もまるで違いますが、両方に対応可能なヒューズボトル(ねじ込み式)を差し込んだ様子を動画にしました。
TERRAはねじ込み式・ワンタッチ式、どちらの炭酸ボトルも使えるので、今まで使っていたボトルが無駄にならず経済的です。
炭酸ボトルの違い
次は炭酸ボトル自体を比較してみます。
左はジェネシスv2のスターターキットに付属の専用1L ボトル、右はTERRAのスターターキットに付属のDWSボトルです。
同じ1Lボトル(満水容量1,010ml、適正容量840ml)ですが、専用1Lボトルは太く、DWSボトルは細長くスタイリッシュな印象です。
DWSボトルは肉眼で見ると青みがかっていて、
食洗器対応(耐熱温度70℃)です。
専用モデルは太くて持ちにくく冷蔵庫でも場所を取っていましたが、スリムなDWSボトルは機能的で持ちやすいです。
保証期間の違い
ソーダストリーム本体の保証期間は2年ですが、「ART・DUO・TERRA」の3モデルはソーダストリームへの会員登録で製品保証が最長4年になります。
私は2年以上ソーダストリームを使用していて故障したことはありませんが、安い買い物ではないので保証期間の長さは安心材料です。
今買うべきソーダストリームは?
以上の点から、本記事作成時点(2022年11月)で買うべき、買い替えるべきソーダストリームはTERRAがオススメです。
その理由をまとめると、
- クイックコネクトシリンダー対応
- ボトルがワンタッチ式
- 全ボトル対応
- 電源不要(手動)
- クイックコネクトシリンダー対応製品の中で最安値
となり、シリンダーもボトルもワンタッチで最新式なのに新シリーズの中ではお安めの高コスパ商品だからです。
最も「安く炭酸水を作る」ことに重きをおけば、現在もネット上で販売されているジェネシスシリーズがお手頃で高コスパなので、在庫のあるうちの購入がオススメです。
おわりに
ガスシリンダーがワンタッチになったとのことで、最新のソーダストリームを体験すべく最もお手頃なTERRAを購入してみました。
正直ガスシリンダーの着脱はたまにしかないため、ねじ込み式でもクイックコネクトでも構わないのですが、ボトルがワンタッチで着脱できるのは非常に楽です。
ソーダストリームの買い替えは頻繁に起こることではありませんが、「古いガスシリンダーが新しいモデルで使えない…」なんてことが無いようにご注意ください。
当ブログではソーダストリームやドリンクメイトに関する多くの記事を多くまとめています。
ソーダストリームやドリンクメイトの比較、コストコ専用モデルとの比較等も行っていますので購入の参考になると幸いです。
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