2020年9月末にAmazonからFire TV Stickの新型発表がありました。
今回発売されたのは4K非対応のFire TV Stickです。
Amazonでは前モデル(第二世代)のFire TV Stickが販売終了となり、しばらくは4K対応のFire Stick TVしか販売していませんでした。

4K対応のFireTV Stickは性能はいいものの、6980円(税込)と少々値が張ります。
そのため4K非対応のテレビを使っている人からは「前モデルのFire TV Stickの販売再開を!!」という声が多く聞こえていましたが…それを払拭するのが今回の新モデルです。
新モデルは前モデルより「50%パワフルに」なったという触れ込みが気になり、私も早速購入してみることに。
現在販売しているのは2モデル
新モデルのFire TV Stickをレビューする前に本記事作成時点の2020年10月時点で発売しているFire TV Stickをおさらいします。
現在販売しているのは今回購入した新モデルの「Fire TV Stick」と「4K対応 Fire TV Stick」の2種類です。
Amazonが発表しているスペックの比較表は下記になります。

上の表を見てわかる通り、新モデルと4K対応版の基本性能は同じです。
違うのは「4K対応か否か」となります。
家のテレビが4K対応の場合はもちろん4K対応版のほうが画質が綺麗です。
我が家のようにテレビが4K非対応の場合には今回発売した新モデルの方が安価なので、これで十分かな、と言ったシンプルな選び方になります。
開封の儀
発売から3日後、手渡しの荷物で到着です。北海道在住の宿命なのですが荷物の到着はいつも遅めです。

早速開封。




付属品はこんな感じです。
今回も電池とHDMI延長ケーブルが初期付属品となっているのは高評価。

うちのテレビではHDMI延長ケーブルで延長してスリムにしないと使えないので本当に助かります。

リモコンはボタンがいくつか増えて4Kモデルと同じ形に。後から前モデルと比較してみますね。

前モデルと比較検証
前モデルのFire TV Stick(第二世代)と新モデルのFire TV Stick(第三世代)を比較してみます。
デバイスを比較
左が旧端末、右が新端末です。
まずは電源アダプタですが、新端末でだいぶスリムになりました。
他のアダプタとの兼ね合いから電源アダプタが小さいのは個人的には有難いです。

リモコンは赤丸箇所の電源ボタン・音量ボタンが増えました(4Kモデルと同じリモコンに)。
個人的にはこれがすごい有難い。
テレビのリモコンを使わずにFire TVのリモコンだけで視聴開始〜終了まで完結します。(入力切替もホームボタンを押せばOK!)

最後に本体を比較しますが…大きさはほぼ変わらず目新しさはありませんでした。

個人的にはリモコンのアップデートが有り難かったです。
第二世代のときは電源ONと音量調節をするためにテレビのリモコンだけで操作していましたが、ときどき操作できなくなるんですよね…
新モデルでは専用リモコンをメインに使いたいと思います。
起動時間を比較
新モデルで個人的に期待していたのがテレビ起動後のFire TVの起動時間です。
うちは節電タップでテレビを元から切っているので、毎回起動までに時間がかかるんですよね…
「50%パワフルに」とのことなので期待して購入しました。

まずは旧モデルの第二世代の起動時間を計測します。
時間は「Fire TVのロゴが表示されてから、ホーム画面が表示されるまで」を計測。
結果は約38秒とまあまあ待つ結果に。これがどれだけ縮むか…

次に新モデルの起動時間を計測します。
結果は約21秒と旧モデルと比較して16秒〜17秒ほど、割合にして約45%ほど早く起動しました。

触れ込みの「50%パワフル」はあながち間違いじゃないかもしれませんね。
この起動時間はインターネットの回線速度等で大きく変わると思いますのであくまでも参考までにお願いします。
動作を比較
新モデルのFire TV StickでYoutubeを開いてみたとき、動作速度に差を感じました。

具体的には…
- Youtubeアプリを選択したあとの動画候補が表示されるまでが早い
- 動画を選択するカーソルがスルスル動く
- スクロールしたときのサムネイルの読み込みが早い
- 検索結果の表示が早い
などです。
基本性能に関わる箇所が軒並みアップしている印象。
旧モデルでも大きな不満はなかったのですが、新モデルから旧モデルに戻すと「遅いな…」と感じそうです。
新Fire TV Stick(第三世代)はオススメなのか?
今回新Fire TV Stick(第三世代)を使ってみて、オススメしたい人・そうでない人がいるなと感じました。
オススメしたい人
オススメしたい人はまだFire TV Stickを持っていない人です。
やはり大画面でYoutubeや映画を見れるのはスマートフォン・タブレットとは段違いです。
我が家のように4K非対応のテレビを使っている人には是非、新モデルのFire TV Stickをオススメしたいです。
逆に4K対応のテレビを使っている人には4K版のFire TV Stickをオススメします。
新モデルに比べて2,000円ほど高いですが、長い目で見て損はないと思います。
オススメしない人
オススメしない人は前モデルである第二世代のFire TV Stickを使っている人です。
私も第二世代を利用していたのですが、確かに速度面やリモコンを中心に違いはあったものの、元々大きな不満が無かったため「わざわざ買い替える必要はないのかな…」と感じました。
新モデルの第三世代を体験したら戻すと遅く感じそうですが、第二世代のまま使い続ける分には全く問題ないのでは?というのが結論です。
それでももし買い替えるのなら、定価のときではなく「プライムデー」や「サイバーマンデー」などのセール時に購入することをオススメします。
全力で楽しむならPrime会員に
もしFire TV Stickをお持ちなのにAmazonプライム会員でない人がいましたら、是非加入をオススメします。
オススメの理由はAmazonでの送料無料特典・定期購入特典・プライムデーの参加などたくさんありますが、1番の理由はFire TV Stickと親和性が高いデジタルコンテンツの充実っぷりで会費の元が取れるからです。
個人的にはプライムビデオだけで黒字も黒字、という状態です。
まだまだ積極的に外出するのは…という2020年10月。
家にいながら無料ドラマ・映画・アニメを安価に楽しむ絶好の機会です。
プライム特典の内容に興味がある方は是非下記のリンクより具体的な内容をチェックしてみてください。
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まとめ
2020年9月30日に発売された新型Fire Stick TV(第三世代)。
4Kには非対応ということで、既に発売されている4K版のFire Stick TVより2,000円ほどお安い4,980円で発売されています。
前モデルの第二世代と比べるとそこまで大きな違いはないかな、という印象もありますが、動作のスピードアップ・リモコンのパワーアップなど人によっては食指が動く製品です。
特にFire TV Stickを持っていない人には問答無用でオススメしたい商品です。
大画面テレビで見るYoutubeは1度味わうと戻れない魅力があります。
以上、新モデルのFire TV Stickレビューでした。
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