水でくっつく不思議なビーズで形を作る玩具といえば「エポック社のアクアビーズ」が最も有名です。
人気キャラクターとのコラボ商品も豊富なため、子供へのプレゼントに購入しているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、この手の商品は買っておしまいではなく、消耗品のビーズを買い足さなければ遊べなくなってしまします。
そこで、アクアビーズを買い足すにはどれがお得なのか比較してみることにしました!

本記事では、買い足し用アクアビーズのコスパ比較や、注意点などをまとめています。
中にははじめてのセットとしてオススメな商品もありますよ!
アクアビーズとは
アクアビーズは、シルバニアファミリーで有名なエポック社が販売している「水でくっつく不思議なビーズ」です。

専用のイラストの上に並べたビーズに霧吹きで水をかけると、ビーズがくっつくため、アイロンビーズのように大人がいなくても遊べるほか、色や形が豊富なビーズでオリジナルのビーズ作品が無限に作れることでも大人気の玩具です。
価格を比較してみた
買い足し時に候補と考えられる別売りビーズ8種の粒数、価格等を比較し、お買い得品を検証します。
要するに「1粒あたりの価格が1番安いのはどれ?」を調査します。
比較するのは、以下8商品で、ダイソーとミラクルビーンズを除く6商品は「エポック社の正規品アクアビーズ」となります。
- アクアビーズ 単色400個入り
- アクアビーズ 8色セット
- アクアビーズ 24色セット
- アクアビーズ5000 ビーズトランク
- アクアビーズ 8000 ビーズコンテナ どうぶついっぱいセット
- オンライン限定 10000ビーズコンテナ うみのいきものいっぱいセット
- ダイソー水でくっつくビーズ
- ミラクルビーズDX デラックス 大型ケースセット
2022年6月時点のAmazon価格を参考にしたものがこちらです(価格は変動します)。
※表はタップして拡大できます


安さが気になるのは1粒あたりの価格を赤くしている3商品です。
以下では比較結果をもう少し掘り下げて解説していきます。
正規品だと8000個入りがコスパ良好
アクアビーズの高コスパ商品は40種類のビーズが計8000個入ったビーズコンテナ「どうぶついっぱいセット」です。
1粒当たり0.43円とアクアビーズの中では圧倒的に安いです。
しかもビーズだけでなく40種類を仕分けできるパレットや、ビーズをはめ込むトレイなども付いているから初期セットとしてもオススメです。(霧吹き別売り)
実際に購入したのがこちら。
レゴブロックほどのケースを想像していましたが、意外と小ぶりなので場所も取らなくて良いです。

付属のスタンドパーツ(10個)に作品を挟むと、このように自立するため飾ることもできます。

また、若干の価格差はあるものの、同じく8000個入りの「うみのいきもの」セットはキラキラビーズの割合が多く、立体トレイやスタンドディスプレイ入りでオススメです。

販売タイミングにもよりますが、意外にも10,000ビーズコンテナよりも8000ビーズコンテナの方がお得であることが分かりました。
8000ビーズコンテナのおすすめポイント
8000ビーズコンテナは1粒当たりの価格に加えて、
- 40種類を仕分けできるパレット
- トレイ
の2点がついているのもオススメポイントです。
わが子が購入したのはバケツタイプだったため、
このようにダイソーのケースを購入する必要がありました(オススメは左の細かい方)。
それに比べるとお得な上に便利で可愛いケース付きなのは最高です。

また、兄弟で作る場合にはビーズを乗せるトレイが不足するため、トレイを追加購入して使用してます。
買い足し用に「8000ビーズコンテナ」を選べばトレイも付いてくるため、単品購入する必要がないのは魅力です。
ただし、「8000ビーズコンテナ」を追加購入用としてではなく、初期セットとして購入する場合には霧吹きがついていませんのでご注意ください。
ダイソーもコスパが良い
ダイソーで販売している1粒あたり0.42円(税込)の「水でくっつくビーズ」もコスパが良くオススメです。
アクアビーズのようにキラキラビーズやスタービーズはありませんが、3色6セットあるため18色が楽しめます。
また、アクアビーズと同じ5mmなので混ぜて使用することも可能です。
3色を仕分ける手間はありますが、スプレー・トレイ・ピンセットのセットも格安なので合わせて買いたいところです。


ネット上では「内容量は370粒」という記載を見かけますが、実際に購入して数えたところ260粒~270粒程度入っていました。
本社に問い合わせても、容量が減ったり商品が変わった経緯はないようなのでおそらく誤記と思われます。
1粒あたりの価格は上で紹介した8,000ピースのものとほぼ同価格ですが、ダイソーのビーズは「欲しい系統の色を110円(税込み)という低価格から購入できる、という強みがあります。
ただ純正品に比べるとバリ(加工時に生じる不要な突起)等がわずかですが残っていたりと、エポック社の正規品に比べると粗さが目立ちました。
ダイソーの水でくっつくビーズについてはこちらで詳しくまとめています。
なお、お近くの店舗に在庫がない場合はダイソーネットストアでの購入がオススメです。
バラ売りはコスパが悪い
以上の結果から、赤がないから赤を買い足そう!など、無くなったビーズを単品購入しているととてもコスパが悪いことが分かりました。
トレイやケース、イラストシートがついているのにセットの方が安いのは驚きですね。


これらは我が家の作品たちですが、イラストシートがなくてもビーズの色が違ってもそれはそれでオリジナルで楽しいので、都度買い足さずに減ったらまとめて購入するのがお得度的にはオススメです。
類似品はサイズに注意
上の表で最も安かったのは、ビーズ1粒当たりが0.26円だったミラクルビーズという商品でした。
ミラクルビーズは水でつながるビーズが31色、14,000個も入っていてケースやトレイ、霧吹きのほか、キーホルダー作りもできるアクセサリーがセットになった大変お買い得な商品です。

形状は丸ビーズのみですが、価格のみならず夜光ビーズもあるなど魅力的なセットです。
しかし、アクアビーズやダイソーのビーズが5mmなのに対し、ミラクルビーズは約4.5~4.7mmと若干小さめです。
販売ページには
5mm アクアビーズ サイズと一緒に使っても問題はありませんが、サイズが0.5mm違うことだけご注意ください。
水でくっつくビーズであればどれでも一緒にくっつけることができます。
SHOP SHIMATARO 楽天ショップ
と記載があるように、アクアビーズと互換性はあれど完ぺきではないようです。

完全な互換性を求める場合には少量の補充タイプを一度お試しするのが良さそうです。
私はお試しに、2,400個入りを購入しましたが、左上のクリアタイプが可愛いです。

ミラクルビーズのレビューについては以下の記事で詳しくまとめていますが、値段のわりにはかなり品質が良くびっくりしました。
欲しいビーズが明確なら・・・
価格だけを考えると、アクアビーズの買い足しはセットやダイソーなどがオススメですが、ほとんどが「まるビーズ」の割合が多いです。

キラキラビーズでアクセサリーを作りたい!

ポリゴンビーズが好きだからポリゴンビーズだけ欲しい!
などと、明確に欲しいビーズの種類が決まっている場合には「メタリックカラービーズセット」や「キラキラバケツセット」などがオススメです。
あったら便利なグッズ
アクアビーズを作る上であったら便利なのが専用のペンです。
ビーズをつかんでトレイに乗せるだけでなく、間違えて乗せたビーズを修正するにも欠かせないアイテムです。
指先でビーズがズレてイライラする人はペンの購入がオススメです。
また乾いた作品をうまく剥がせない不器用さんには専用の「ビーズピーラー」がオススメです。
完全に乾かなくても、水をかけてから10分で剝がせるためせっかちさんにもオススメです。
アクアビーズの作品が貯まっていっている方には、パーツを購入してキーホルダーやストラップ、マグネットなどに変身させるのがオススメです。
アクアビーズにもキーチェーンセットなどが売られていますが、パーツの単品売りはしていません。
そのため、ビーズの隙間にストラップを通すなどして「使えるグッズ」に変身させてしまうのがオススメです。
値段で選ぶならアイロンビーズ
ここまでアクアビーズをお得に買い足す方法をまとめてきましたが、そもそもアクアビーズは昔からあるアイロンビーズと比べて高いんです。
恐らくアクアビーズを購入する際には

アイロンが面倒だから水にしよう!

好きなキャラクターがあるからアクアビーズ!
などとなんとなく決めてしまう場合が多いかと思いますが、小さい子の場合は水をかけるのも剥がすのも結局は親がやることになりますし、水で糊が剝がれてしまうアクアビーズに比べるとアイロンビーズは一度くっつけば頑丈です。
買い足し金額を考えると、アイロンビーズのほうが良かった…というご家庭もあると思います。

ただ我が家は子供が遊ぶ度にアイロンを出すのが大変そうだったので、アクアビーズを選びました…。若干割高ですが、正解だったと思っています。
おわりに
アクアビーズはセットが豊富すぎるあまり、買い足しにおいても初期の購入と同じくらい悩むことが分かりました。
中でも沢山のビーズをお得に手に入れたい方には、「8000ビーズコンテナ」「ダイソー」「ミラクルビーズ」がオススメです。
しかし、ただアクアビーズを量産するだけでは飽きてしまうという方は、アクセサリーパーツつきのセットが1,000円ほどで販売されているためこちらの追加購入もアクアビーズを長く楽しむにはオススメです。
そのほか、子供の玩具についての記事をいくつかまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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