水でくっつく不思議なビーズの玩具といえば「エポック社のアクアビーズ」が最も有名です。
この手の商品はビーズを買い足さなければ遊べなくなってしまうのですが、なくなったビーズを単色で追加しようとすると、正規価格で1色400粒で495円(税込)もするんです。
しかし、よく似た「水でくっつくビーズ」がダイソー100円商品にあるんです。
そこで、大きさやくっつき具合などを本家のアクアビーズと比較してみました。
本記事では、ダイソーの「水でくっつくビーズ」の特徴や、アクアビーズとの互換性について検証した結果をまとめています。
ネットで買える激安の「ミラクルビーズ」とアクアビーズの違いについてもこちらの記事でまとめています。
ダイソーでアクアビーズが買える?
ダイソーの手芸コーナーにはビーズなどが大量に揃っていますが・・・
アクアビーズは手芸コーナーではなく、おもちゃコーナーにありました!(2022年6月時点)
こちらはダイソーネットストアの商品ページですが、6種類のビーズのほかに、プレート、霧吹き、ピンセットが入った「プレートセット」も110円(税込)です。
手芸コーナーの商品とビーズを組み合わせるとキーホルダーやアクセサリーを作ることも出来ます。
なお、お近くの店舗に在庫がない場合はダイソーネットストアで購入できます。
全18色
「水でくっつくビーズ」は1袋に同系色が3種入っているため、6種類を買い揃えると計18色をゲットすることができます。
食べ物や生き物を作る際は同系色を組み合わせることが多いため、色が豊富なのは嬉しい限りです。
開封
実際に購入したのがこちらです。
これでたったの440円(税込)でした。もし全6種類 + プレートを購入しても770円(税込)は破格です!
仕分けが大変!
使いやすいように同じくダイソー商品のケースに色ごとに仕分けします。
このケース、30個の仕切りがある上に薄くてアクアビーズ入れにめちゃめちゃ良いです。
ダイソーのビーズはアクアビーズと違い、3色1袋のため最初の色分けが面倒ですが、安いので文句は言えません。
アクアビーズと比較
見た目も性質もアクアビーズによく似ている「水でくっつくビーズ」を7項目で比べてみました。
単価は?
まず、アクアビーズを単品購入すると、1色400粒で495円(公式価格より)、つまり1粒当たり約0.8円です。
最もお買い得なビーズ8000粒入りの「どうぶついっぱいセット」をAmazonで購入しても1粒当たりの価格は0.43円でした。
そして、ダイソーの「水でくっつくビーズ」は、実際に購入して数えたところ110円で260粒~270粒程度入っていましたため、1粒当たり0.42円程となります。
1粒あたりの価格は上で紹介した8,000ピースのものとほぼ同価格ですが、ダイソーのビーズは「欲しい系統の色を110円(税込み)という低価格から購入できる、という強みがあります。
アクアビーズや類似商品の価格比較についての詳細はこちらです。
大きさは同じ
ダイソーの「水でくっつくビーズ」は、アクアビーズと同じ5mmです。
色味・ツヤは?
黄色などものによっては同じ色に見えるものもありますが、「アクアビーズ」と「水でくっつくビーズ」とでは、若干色味に違いがあります。
アクアビーズは色が豊富なので、「ピンク系統」と「青系統」の一番近い色同士を並べてみました。
どちらも左側の少しくすんだ色味が「アクアビーズ」で、肉眼で見るとより違いが分かります。
そして、色よりも気になるのがツヤです。
写真では伝わりにくいですが、肉眼だと色が同じであってもツヤで見分けがつきます。
「アクアビーズ」も「水でくっつくビーズ」も、ポリビニルアルコールという切手の裏面などに使用される成分が使われているのですが、この糊が「アクアビーズ」の方が多いのか(?)、「アクアビーズ」の方が断然ビーズの粒がツヤツヤしています。
個人的にはアクアビーズの方が、ビーズからする糊の匂いも強く感じます。
さらに、ダイソーのビーズはアクアビーズに比べ、ビーズ製造時にできる繋ぎ目?バリ?が強く残っているものが多く、粗さを感じます。
いくつか抜き出してみましたが、こんな感じで中央に白い線が残っています。
でも、水でくっつけてしまえば気になりません!
ビーズプレートが可愛い!
ダイソーにはビーズ以外にもプレート、ピンセット、スプレーボトルの3点がついた「水でくっつくビーズ プレートセット」があります。
実はこれ、水色とピンクの2種類があり、3点で110円(税込)というお値打ち商品なのですが、ビーズをハメるプレートが可愛いんです。
「アクアビーズ」のプレートはシンプルなのですが、ダイソー商品は4つ角がまるく、両端には羽のような持ち手が!
この羽が、可愛いだけでなくプレートを運ぶ際に持ちやすく重宝しています。
霧吹きは正規品が押しやすい!
霧吹きは両者非常によく似ていますが、ダイソーの方が若干大きく、アクアビーズのものはロゴが入っています。
また、アクアビーズのほうはプッシュ部分が指にフィットする形になっており、細部まで使いやすさにこだわっているのが分かります。
アクアビーズのセットには霧吹きが入っていない商品もあるので、その場合はダイソーのセットで十分だと思います。
アクアビーズの小型の霧吹きは単品販売しておらず、霧吹きだけで購入する場合は大きいタイプのみです。
ペンのコスパが良すぎ!
アクアビーズは専用のペンが販売されています。
ビーズをつかんでトレイに乗せるだけでなく、間違えて乗せたビーズを修正することもできる便利なアイテムです。
価格も違うので機能面ではアクアビーズペンに敵いませんが、ダイソーのピンセットもかなり使い勝手が良いです。
3点セットなので実質36円くらいでしょうか?
右のまるい方でビーズを掴み、修正するときは左のピンセットでズラすという感じです。
指でやるのと、ダイソーのペンでやるのとではやりやすさ、早さが段違いです。
真ん中のビーズを修正することは出来ませんが、これはお値段以上すぎます。
完成品は柔らかい?
ダイソーのビーズのみでバナナを作ってみました。見た目はアクアビーズと差はありません。
完成後、左の「アクアビーズ」作品もある程度反りますが、右のダイソービーズは指で押すとぐにゃんと曲がり柔らかい印象です。
ダイソーのビーズは「まるビーズ」のみなので、それも完成品が柔らかくなる要因かもしれません。
互換性比較
肝心なのは、両者の互換性です。
以下ではビーズやトレイを混ぜて使用しても問題ないのか?について検証しています。
アクアビーズのトレイで100円ビーズを作ってみた
まずは「イラスト台紙が問題なく使えるのか」という点ですが…
両者のビーズトレイはデザインは違うものの、くぼみの位置などは差がないためアクアビーズのイラストシートにダイソーのプレートを乗せてもズレることはありません。
続いてアクアビーズのプレートで、アクアビーズとダイソービーズを混ぜてハメていきます。
右はまるビーズのみ、左側は色々な形のアクアビーズを混ぜています。
粒の大きさも同じなので、問題なく穴にハマります。
アクアビーズと100円ビーズはくっつくのか?
完成品がこちらです。
異なるメーカーのビーズですが問題なくくっつきます。
しかし、まるビーズだけで繋ぐと隙間が多くできて剝がれやすくなるため、カクカクしたアクアビーズの「ポリゴンビーズ」を併せて使用することが強度を高めるポイントになりそうです。
ビーズケースはダイソーがオススメ
重複しますが、ダイソーの30個の仕切りがついたケースがアクアビーズにピッタリです!
我が家はこれを複数使用していますが、薄いので重ねても場所を取りません!
特に、バケツセットなどを選んだ場合にはケースが付属していないため、購入必須です。
おわりに
人気のアクアビーズに似ていると噂のダイソー「水でくっつくビーズ」を購入し、違いや互換性について検証してみました。
ビーズの色や形の豊富さなどはアクアビーズに敵いませんが、
- ビーズの形にこだわりがない
- 特定の色だけを安価に買い足したい
- 霧吹きやプレートを別途購入したい
- とりあえず試しに遊んでみたい
などの場合にはとても試しやすく、オススメの商品であることが分かりました。
対象年齢は6歳~ですが、3歳の次男もアクアビーズにハマり、意外にも小さな手で器用にビーズをはめています。
ダイソーならプレートやビーズを全て揃えても770円(税込)なので、「うちの子にビーズはまだ早いかな?」というご家庭もダイソー商品でお試ししてみることを強くオススメします。
他にもダイソー商品に関する記事をまとめていますので、宜しければご閲覧ください。
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