「楽天市場でのお買い物」や「楽天ペイ決済」、はたまた「投資信託の積立」も出来る、名前通り”キャッシュ同然”な電子マネー、楽天キャッシュが更に便利になりました。
前々から提供予定のアナウンスがあった楽天Edyからのチャージがスタートし、より楽天グループの決済が使いやすくなりました。

本ページでは楽天Edyの楽天キャッシュチャージの概要をはじめ、そのメリット・デメリットや、チャージ手順、高還元ルートなどを解説しています。
楽天Edyの楽天キャッシュチャージがスタート
2023年7月24日、楽天Edyの楽天キャッシュチャージがスタートしました。
公式URL:https://edy.rakuten.co.jp/howto/osaifukeitai/rcash_exchange/
チャージ手順は簡単4ステップで、すべてアプリ内で完結します(詳しい手順は後ほどまとめています)。

チャージは1円から、1円単位で指定ができるので、使い勝手がかなり良いです。
試しに1円チャージをしてみましたが、リアルタイムで残高に反映されました。


これが「1,000円から、100円単位など」だったらイマイチでしたが、さすが楽天さんです!
これで楽天キャッシュのチャージ方法は全部で7つと、楽天が発行する電子マネーの中枢を担う存在になりました。
- 楽天カードからのチャージ
- 楽天銀行からのチャージ
- 現金チャージ(セブン銀行ATM等)
- ラクマの売上金チャージ
- 楽天ギフトからのチャージ
- 楽天ウォレット(暗号資産)からのチャージ
- [ NEW!! ] 楽天Edyからのチャージ
また元々楽天キャッシュ ➡ 楽天Edyへのチャージは可能だったため、2023年7月24日以降は相互交換が可能になりました。
チャージ手順は?実際にチャージしてみた
実際に楽天Edyから楽天キャッシュにチャージをしてみます。
まずはEdyアプリを開いて、右上の「楽天キャッシュ」の近くにあるプラスマークをタップします(プラスマークがない場合、アプリを最新に更新してください。また2023年7月24日 13時時点ではiPhoneは未対応なようです)。

※ここからはスクリーンショットが出来ない仕様になっていたので、見づらいですが直接写真で…。
次に楽天キャッシュにチャージするEdyを選択し、下部の「チャージ金額入力へ」をタップします。

次にチャージ金額を入力します。今回は端数全額をチャージする想定で、111円という半端な金額をチャージしてみます。
下に+1,000などのボタンがありますが、細かい金額は金額欄に直接数字が入力できます。
金額を入力したら「次回以降の認証方法」を選択し、下部の「チャージする」をタップします。

「チャージしています…」という表示が出るので数秒待つと…

チャージが完了です。残高はリアルタイムで反映されます。


例えば実店舗で楽天ペイが使いたいときなど、その場で数タップでチャージできるのは魅力的です!!
メリットとデメリット
楽天Edyの楽天キャッシュチャージが開始したことによるメリット・デメリットは次の通りです。
メリット
メリットは主に次の4つが挙げられます。
- Edy残高の用途拡大(楽天市場でのお買い物や、楽天ペイの支払い、税金支払いに使える)
- 決済時の還元率アップ(Edyは還元率0.5%に対し、楽天ペイは1%。Edyと楽天ペイの両方に対応しているお店なら、楽天キャッシュにチャージして楽天ペイ決済した方がお得!)
- Edy残高の使い切り(1円単位でチャージできるので、簡単に残高0円にできる)
- Edy残高の現金化(楽天キャッシュは比較的簡単に現金化できる、詳しくは後述)
個人的に1番大きなメリットは楽天Edyの使い切りです。Edyグッズなどの残高の使い切りに貢献してくれそうです。

他にも「楽天ポイント(通常ポイント) ➡ Edy ➡ 楽天キャッシュ」のルートが開通したため、ポイントのキャッシュ化が可能になりました。しかしこれについてはメリットはかなり限定的です(ポイントのままのほうが楽天カード支払いに充当できたりと、用途が多い)。
デメリット
楽天Edyからの楽天キャッシュチャージは便利になっただけで、デメリットは特にありません。
強いて挙げるとするならば
- 楽天Edy ➡ 楽天キャッシュの交換時に還元がない(決済ではないので楽天Edyの0.5%還元は付かない)
- チャージの上限がある(月10万円まで)
の2点です。

楽天Edyと楽天キャッシュは相互交換が出来るので、デメリットは限りなくゼロに近いです!
高還元ルートは?
楽天Edyからのチャージに伴い、気になってくるのは高還元ルートですよね。
高還元ルートは頻繁に変わりますが、現時点(2025年2月頃)では高還元クレカを起点にしたANAPay・JALPayルートがオススメです。
このルートの細かい説明はAmazonギフトをお得に調達する記事でまとめています。
この記事内ではEdy ➡ Amazonギフトとなっていますが、Edy ➡ 楽天キャッシュと読み替えて頂ければと思います。


ちなみに王道の楽天カードを使ったルートは
- 楽天カード➡Edyチャージ(0.5%)
- 楽天カード➡楽天キャッシュチャージ(0.5%)
と、同じ還元率&低還元なのでかなりイマイチです。
Edy残高の現金化は出来る?
最後にEdyの現金化について触れておきます。
今までEdy残高は現金化する方法がなかったので、実店舗で利用するか、Amazonギフトを購入する消費方法が一般的でした。

しかし楽天キャッシュチャージに対応したため、現金化が比較的容易となりました。
ただ楽天キャッシュには
- 基本型…利用・送付が出来る残高。
- プレミアム型…利用・送付・出金が出来る残高。
の2種類がありますが、Edyからチャージされた楽天キャッシュは「基本型」となるため、出金不可となります。
なので若干面倒ではありますが以下の手順を踏むことで、現金化が可能です。
現金化手順
- STEP1楽天証券で楽天キャッシュ積立投信の設定を行う(月5万上限)
1度設定を行えば、毎月勝手に積立を行ってくれます。
- STEP2投信積立が実施される
現金化の場合は債券など、価格変動が低い銘柄がオススメです。
- STEP3投信を売却する
積立が実施された数日後、売却が可能になります。
- STEP4楽天証券から出金する
出金手数料は無料ですか、楽天銀行だと即時出金ができます。
これから楽天証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2025年1月24日)ではハピタスというポイントサイトで10,000円相当がゲットできます。

条件は「口座開設後、5万円以上の入金」です。
取引はせずに、5万円だけ入金したらOKなのでハードルが低いです。

公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
前々から告知されていた、楽天Edyの楽天キャッシュチャージがついに実装されました。
人によっては便利かもしれませんが、個人的にはEdyの端数処理にしか活躍しないと感じています。
当ブログでは他にも楽天市場のお買い物デーや、楽天グループに関する記事を複数掲載しています。よろしければ合わせてご覧ください。
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