2020年6月現在、超ド級のお得キャンペーンを連発中の楽天モバイル。
2020年4月から正式なサービス提供を開始し、1年間基本料無料を目玉に集客に余念がありません。
そんな中で新規(MNP含む)契約者に楽天miniという端末を一括1円で放出したことが話題に。
このようなキャンペーンが開催されると「1年間無料のSIMは欲しいけども、楽天miniはいらないから売ろう」という人が殺到しそう…。
ということで、本ページでは楽天miniを含むeSIM端末を手放すときに気を付ける4つのことをまとめています。
Rakuten miniは超コンパクトかつeSIM端末です
楽天miniは超コンパクトなおサイフケータイ搭載端末です。
本当におサイフ代わりに持ち歩けるほどの小ささで、Android9搭載。スペックもそれなりにあります。
私もホワイトを購入してみました。レッドが良かったのですが購入時は在庫切れでした、残念…。
楽天miniは物理SIMがないeSIM対応の端末です。
eSIMとはSIM認識を電子認証で完了させるタイプの比較的新しいSIMです。
こんな感じのSIMカードを本体に挿入して利用するわけではないのでご注意ください。
楽天miniを含むeSIMを売却するときにはいくつか気をつけたいことがあるので1つ1つ解説していきますね。
1.eSIM情報を削除する
eSIMを認証している場合にはeSIM情報の削除をお忘れなく。
契約を解約している場合や物理SIMに変更している場合には、eSIM情報の削除を忘れても悪用されることはありませんが、電話番号が漏洩してしまいますので削除したほうが無難でしょう。
なお次で紹介する「端末のリセット」で削除される情報だとは思うのですが、念のため個別に対応します。
※下の画像はAndroid9での操作画面です。
まずは「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」をタップします。
次に「携帯電話会社」をタップします。
eSIMが認識している電話番号が表示されていると思うので、下部の「解体電話会社のリセット」をタップします。
続いて「リセット」をタップ。
「リセット」を押すとeSIMの削除が始まります。
契約によっては再度eSIMの発行が必要な場合もありますので、今一度削除して良いかを確認してください。
リセットが完了したら電話番号が表示されていないことを確認しましょう。
2.端末を初期化(工場出荷状態)にする
端末を手放す前には端末の初期化を忘れないようにしましょう。
※下の画像はAndroid9での操作画面です。
「設定」を開き、「システム」をタップします。
次に「詳細設定」をタップし、
「リセットオプション」をタップします。
「すべてのデータを消去(出荷時リセット)」をタップします。
下までスクロールし、「モバイル端末をリセット」をタップします。
「すべて消去」をタップするとリセット完了です。
3.物理SIMを発行する
eSIM→物理SIMに移行したい場合にはSIMカード交換の手続きが必要です。
SIMカードの交換には回線提供会社によりますが手数料が発生する場合が多いです。
特に楽天miniを申し込む場合にはeSIMしか選択肢がないため、物理SIMが欲しい場合には手数料を支払っての物理SIM発行しか方法はありません。
2020年10月12日より、楽天モバイルでSIMの再発行・交換手数料が無料になりました!
下記は楽天モバイルの場合のSIMカード交換手続き方法です(PCでの操作画面です)。
まずはmy 楽天モバイルにログインし「契約プランを表示」を選択します。
「各種手続き」を選択して…
「SIMカード交換」を選択。
発行したいSIMカードを選択して、「再発行する」を選択で発行完了です。手数料が3,000円+税かかりますので、それを払ってでも物理SIMにしたい人向けの手続きですね…。
2020年10月12日より、楽天モバイルでSIMの再発行・交換手数料が無料になりました!
申込が完了したらメールが届きますので、SIMカードの到着を待ちましょう。
4.楽天Linkの認証をお忘れなく
これは楽天モバイルアンリミット限定のお話なのですが、事務手数料の還元などを受けるには楽天Linkの利用登録&SMS認証が必須となります。
eSIM端末(今回の場合には楽天mini)を手放したあとに楽天Linkをインストール、およびSMSが受け取れる端末があるのであれば問題ありませんが、ない場合には端末を手放す前に認証しておきましょう。
おわりに
楽天モバイルが楽天miniを大量放出したことで、楽天miniがeSIM入門機になった、という人も多いのではないでしょうか。
私は楽天miniをWi-Fi運用のみのおサイフケータイ用、SIMをeSIM非対応の端末で利用するべく物理SIMの申込をしてみました。
eSIM端末はSIMカードを管理する必要がありませんが、売却時や機種変更時に若干の手間が発生します。
物理SIMだとSIMカードの抜き差しで済むため、一長一短ですね。
なお楽天miniのようなeSIMのみに対応しているのは珍しいほうで、大部分はeSIM+物理SIMという構成です。
直近数年で物理SIMが完全に無くなることはないと思いますので、まだまだ物理SIMに触れる機会は多そうです。
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コメント
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