シンプルな料金プラン。そして1年間無料という価格破壊で話題の楽天モバイル。
私もサブ端末として契約しているのですが、楽天リンクの性能も相まりメイン端末として考えても良かったかも…?とちょっと後悔しているくらいです(1年無料は1人1契約)。
そんな楽天モバイルアンリミットには「自社回線内だとデータ容量無制限」という特徴があります。
本ページではその特徴を生かし、楽天モバイルって固定回線の代わりになるんじゃないの?という疑問を考察・検証をしてみます。
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楽天モバイルを固定回線代わりに
楽天モバイルの通信網は「自社回線エリア」と「パートナーエリア(au回線)」の2種類あります。
パートナーエリアの場合には月5GBのデータ通信容量が決まっていますが、自社回線の場合には容量制限はありません。無制限です。
よく「月3GBまで高速通信・使い切ったあとも1Mbps!」というのを「データ使い放題」と謳っている会社もありますが、これって全然使い放題じゃないですよね。
しかし楽天モバイルアンリミットは自社回線に限り正真正銘の使い放題です。
これを踏まえて生まれてくるのが「本当に使い放題なら固定回線の代わりになるんじゃないの?」という疑問です。
結論から言うと楽天モバイルアンリミットは場合によっては固定回線の代わりになり得るものです。
もし楽天モバイルアンリミットは固定回線の代わりにした場合のメリット・デメリットは次の通りです。
メリット
楽天モバイルを固定回線化するメリットは大きく2つあります。
節約効果
メリットはなんと言っても「1年間無料」という点に尽きます。
固定回線は安くても月2千円〜3千円はしますので、大体年間で3万円ほど浮く計算になりますね。
回線速度
住んでいる地域にもよりますが、楽天モバイルの通信網はまだまだ使っている人が比較的少ないためか、それなりの速度が期待できます。
「光通信だけども10Mbps程度しか出ない…」という人はそれを上回る速度が期待できます。
デメリット
楽天モバイルを固定回線化するメリットは大きく3つあります。
そもそも楽天回線の範囲外だったら無理
楽天モバイルはサービス提供当初に比べてだいぶ自社回線エリアが増えてはきましたが、まだまだパートナーエリア頼りの地域が多いです。
楽天モバイルを固定回線代わりに使うには楽天回線エリアであることが必須です。
パートナーエリアだと月5GBしか高速通信できません。
なので契約前には必ず自分の住んでいる家が楽天回線エリアなのか、十分に確認する必要があります。
楽天モバイルエリア:https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/
パートナーエリアに繋がっちゃう問題
楽天モバイルの回線について厄介な問題が「勝手にパートナーエリアに繋がっちゃう問題」です。
地図で対応エリアを見ると楽天回線エリア内にも関わらず、なぜかパートナーエリアに繋がってしまう現象です。詳しくは別記事でまとめていますので、よろしければ合わせてご確認ください。
この現象が頻発してしまうと結局は月5GBまでしか高速通信が出来ないため固定回線の代わりなんて到底無理なお話です。
住んでいる地域によっては安定して楽天回線に繋がるようなので、事前に検証することを強くオススメします。
通信範囲が狭い
楽天モバイルを固定回線化する方法はいくつかあります(詳しくは後述)が、方法によってはWi-Fiが届く範囲がかなり狭くなるケースがあります。
5LDKの3階建ての家で使いたい!という場合には本格的な無線LANルーターに接続するなど、何かしらの対策が必要です。
楽天モバイルの固定回線化方法
住んでいる地域や環境によっては楽天モバイルを固定回線化できることがわかりましたので、具体的に固定回線化する方法を3つご紹介します。
その1.スマホテザリング
1つ目はスマホでテザリングをする方法です。
今お使いの楽天モバイルSIMが紐づく端末にテザリング機能があれば今すぐにでも利用できるため、とても気軽に試せるのがメリットです。
デメリットは「電波の届く範囲が狭いこと」と「電池の消耗が激しいこと」です。
もしスマホテザリングを固定回線化の手段にするならば、普段利用しないサブ端末を常に充電&常にテザリングONにして、テザリング専用端末にするのがベストかと思われます。
その2.モバイルルーター
2つ目はモバイルルータを利用する方法です。
楽天モバイルアンリミットではAPN設定さえ適切に行えば一部モバイルルーター端末でも利用できることがわかっています。
例えば「MR05LN」というNECのモバイルルータに楽天モバイルSIMを挿入して利用することが出来ます。
機種にもよりますがモバイルルーターはスマホテザリングより電波が届く範囲が広く、また電池の消耗も緩やかです。
もし固定回線化を検討するにあたり、それ専用の端末を買うのであればスマホよりもモバイルルーターをオススメします。
その3.モバイルルータ×無線LANルーター
モバイルルータをオススメする最大の理由として、クレードルと無線LANルーターを買えば広い範囲に強い電波を届けることができます。
クレードルというのはこのようにモバイルルーターを置く台のようなものです。
多くのクレードルの背面には有線LANを繋げるポートがあります。
ここにLANケーブルを挿して、例えば下のような無線LANルーターと接続します。
こうすることでスマホテザリングやモバイルルーター単体での利用時とは比べ物にならないくらい広い範囲に、強い電波を届けることが可能です。
実際に試してみた
手元にGL04Pというバンド3(楽天回線)に対応しているモバイルルーターがあったので、とりあえずモバイルルーター単体で固定回線の代わりになるかを検証してみます。
私の住んでいる地域は本記事作成の1週間〜2週間前くらいに楽天回線エリア(対応エリア地図でいう濃いピンク)になりました。
その対応エリアの地図だけ見ると問題なく通信できそうなのですが…APN設定をしてもたまに電波を拾う程度で、基本的には圏外になってしまいます。
我が家における楽天モバイルの固定回線化は検証写真を載せるまでもないほどの大失敗に終わってしまいました。
楽天回線エリアなのにパートナー回線に繋がる問題の記事でも書いた通り、我が家では楽天回線エリア内だけれども楽天回線の電波が弱く、パートナー回線の電波が強いようです。
必ず併用期間を設けること
上記のようにパッと見は固定回線化できる条件が揃っているように見えても、全然実用に耐えないケースもあります。
なので現在固定回線を契約しており、その固定回線の代わりに楽天モバイルを利用しようと思っている人がいましたら、必ず楽天モバイルが実用に耐え得るかを検証する併用期間を設けることをオススメします。
固定回線は未だに2年縛り・3年縛りが多いので、1度解約してしまうと取り返しがつかないケースも…。
楽天モバイルの場合は1年間は無料なのと、途中で解約しても違約金はかかりません。
併用期間を設けることで余計なリスクを排除することができます。
通信容量が多すぎると…
楽天モバイルを固定回線化するにあたりもう1点注意すべき点があります。
それは通信が多すぎることによる速度制限です。
本記事作成時点では具体的な制限条件は明記されていませんが、通信制限を行う旨はしっかりと書かれています。
噂には「1日10GBの通信で低速モード(1Mbps)になる」と聞いたことがありますが、本当かどうかはわかりませんし、この条件も変わる可能性も高いです。
私は普段パソコンをメインに利用していますが、1日10GBも使うことはありません。
動画を頻繁にダウンロード・ストリーミングする人はこの点も注意する必要がありそうです。
まとめ
楽天モバイルアンリミットは「楽天回線なら使い放題」という特徴を生かし、固定回線代わりにすることが出来ます。
ただし固定回線代わりにできるのは「楽天回線に安定して繋がる地域に住んでいる人」に限ります。
私の家のように楽天回線が弱い・不安定な場合にはとてもじゃありませんが固定回線の代わりは務まりませんので注意が必要です。
また現在固定回線を契約している人は解約前に、楽天モバイルが実用に耐え得るかを検証する併用期間を設けることをオススメします。
解約してから「楽天モバイルが固定回線代わりにならなかった…」では笑い話にもなりません。
楽天モバイルを固定回線化するには複数の方法がありますが、広い範囲に電波を届けたいならモバイルルーター×無線LANルーターの構成をオススメします。家にこれらの機器があるなら尚更です。
自分しかWi-Fiを利用しなかったり、ワンルームや1LDKの場合だったらスマホテザリングかモバイルルーター単体での使用で十分かもしれません。
自分のライフスタイルに合った使い方がベストです。
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また2023年4月14日~、楽天モバイルで久しぶりの楽天Hand1円祭りが開催中!!終了日は未定ですが、在庫が少なくなり次第終了するものと思われます。
※紹介キャンペーン等とは併用できませんのでご注意ください
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