2019年10月末、docomoが2026年3月に「iモード」ならびに「FOMA」、すなわち3Gサービスの提供を終了することを発表し、話題となりました。
softbankは既に一部の3G周波帯の提供を段階的に終了していますが、終了しているのはあくまでも一部の端末に留まります。
本ページではそんなSoftbankの3Gサービス提供状況をまとめてみました。
※2019年11月8日現在の状況です。新しい情報が発表され次第、随時更新します。
※2020年1月1日に最新情報に更新しました。
Softbankの3G停波・終了はいつ?
Softbankの3Gサービスの完全終了日は2024年1月下旬とアナウンスされています。
「下旬」というアバウトな表現ですが、近くなると詳しい日程が発表されているはずです。
Softbankではすでに段階的に3Gサービスの提供は終了しています。
1.5GHz帯 3Gサービスの終了
2017年3月31日(金)午前2時に1.5GHz帯の3Gサービスを終了しています。
「1.5GHz帯 3Gサービス」というのは、3Gサービスを提供している複数の周波数帯の1つです。
終了理由は「LTEエリア拡大のため1.5GHz帯を振り変えるため」です。
影響がある機種は下記の通りです。
利用できなくなった機種(データ) | 101SB 、007Z、005HW、006Z※データフラットプラン for BB/データライトプラン for BBご契約および、データフラットプラン、データフラットプラン for ULTRA SPEEDご契約でデータフラットプランSとセットでご契約していない場合に限ります。 |
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サービス提供エリアが縮小となった機種 | 101SI、102HW、102Z |
最大通信速度が低下した機種 | 004Z、005HW、007Z、007Z for Biz、101F、101SB、106SH、204SH |
現在ULTRA SPEED対応エリアとなっている地域での利用時に影響(速度の低下)がでる場合のある機種 | 001P、001SC、002SH、003P、004SH、004SH PJ、005SH、006SH、007HW、007SH、007SH J、007SH KT、008Z、009SH、009SH Y、009Z、101K、101N、101P、101SH、102P、102SH、102SHⅡ、103SH、104SH、107SH、107SH B、841SH、841SH s、842SH、941P、942P、943SH、944SH、945SH、945SH G、DM010SH、DM011SH、DM012SH、DM013S |
1.7GHz帯 3Gサービスの終了
2018年2月1日(木)午前0時に1.7GHz帯の3Gサービスを終了しています。
終了理由は1.5GHzと同じく「LTEエリア拡大のための振り変えめ」です。
影響がある機種は下記の通りです。
利用できなくなる機種(データ) | 006Z、007Z、005HW、101SBW |
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サービスが変更となる機種 | C01HW、C02HW、C01LC、C02LC |
セキュリティ強化による機能制限
2019年12月3日より、厳格なサーバ証明書の切り替えによる機能制限が実施されます。
3Gケータイ・3Gスマホの一部が「GPS・S!メール・ワンセグ・カメラ・ブラウザ等」の主要機能が利用できなくなる可能性があります。
詳しくは下記記事で解説しておりますので、よろしければご確認をお願いします。
Y!mobile(ワイモバイル)の3G停波・終了について
Y!mobileはSoftbankと同じ電波を利用しているため、Softbankの3G提供状況と同じ扱いとなります。
従ってY!mobileの3Gサービスの完全終了日は2024年1月下旬となります。
乗り換えプランは?
Softbankでは3G停波・終了に向けて、下記の施策を行っています。
事務手数料無料
Softbankでは3Gの機能制限を受ける端末を利用している人を対象に、機種変更の事務手数料を無料にしています。

対象期間が2019年12月2日までとなっていますが、この手のキャンペーンは継続する可能性が非常に高いです。
もし本キャンペーンが終わっていたら、同じようなキャンペーンがやっていないか、チェックすることをオススメします。
ケータイなんでもサポート
Softbankでは「ケータイなんでもサポート」という新しいケータイやスマホを買ったあとの操作サポート体制が存在します。
ただし月額500円がかかりますのでご注意ください。
スマホデビュープラン

Softbankケータイもしくは他社ケータイからの乗り換えで、加入できる特別なプランが用意されています。
通信容量1GBだったら、月額980円(機種代を除く)〜利用できる、というのがウリのようです。

ただし2年目からは利用料が上がるため、十分に検討する必要があります。
Wi-Fiでは利用可能です
一部のWi-Fi接続が可能な端末は、Wi-Fiを経由してデータ通信が可能です。
ネットサーフィン、Youtubeをはじめ、各種アプリ利用等、活用方法は様々です。
ただし、3G端末は古い端末が多いため、どうしてもiOSやAndroidのバージョンが低い端末が多いです。
対応していないアプリも多く、かつスペックが低い端末が多いため利用できるアプリも限られます。
まだまだ使えるSoftbankの3G
Softbankの3G完全終了日は「2024年1月末」とアナウンスがされました。
auが2022年3月、docomoが2026年3月と発表しているので、ちょうど真ん中の時期をとった形となります。
携帯電話端末の寿命が2年〜3年と言われていますので、3G端末を2台くらいは使い潰せてしまいますね。
まだまだケータイは現役です。
各社3G停波・終了状況
各社の3G停波・終了状況をまとめています。
興味ある人は下記からお願いします。
- docomoの3G停波・終了状況
- auの3G停波・終了状況
- Softbankの3G停波・終了状況(本ページ)
- 楽天の3G停波・終了状況
- 格安SIMの3G停波・終了状況(後日公開予定)
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