真しやかに噂されている、2019年11月からソフトバンクの3Gガラケー全滅問題。
※Softbankの都合により、2019年11月→2019年12月3日からに変更となりました。文中の日付も訂正しております。
ソフトバンクの3Gガラケーが全く使えなくなるって本当??
勘違いされている方が多いため、本ページではソフトバンク3Gガラケー問題について正しい情報をご紹介します。
2019年12月3日よりソフトバンクのガラケーが使えなくなるって嘘?本当?
この噂、結論を言うと半分くらい本当です。が、「全く使えなくなる」わけではありません。
2019年12月3日以降、自動的に制限がかかる機能は以下の通りです。
2019年12月以降、ネットワーク自動調整後に制限がかかる機能は以下の通りです。
GPS、カメラ、ワンセグ、S!メールなど幅広い機能が使用できなくなります。
上記2つの画像のポイントは「3.ネットワーク自動調整後、ご利用いただけなくなる機能」です。
これを文字通り受け取るならば「ネットワーク自動調整」を行うと、カメラやS!メールなどが使用不可ですが、「ネットワーク自動調整」を行わない限りは利用可能である、と言えるかと思います。
「ネットワーク自動調整」はSIMの抜き差しやバッテリー残量0からの復帰時を認識し行われるものなので、
「SIMを抜き差ししない、かつバッテリーを0%にしなければ、しばらくはカメラやS!メールなどが使用できるもの」
という認識で問題ないかと思います。
制限がかかっても使える機能は?
2019年12月3日以降、複数の機能に制限がかかることはわかりましたが、今まで通り使用できる代表機能は下記の2つです。
- 電話(発信・着信)機能
- ショートメッセージサービス機能(SMS)
携帯電話としての最低限(?)の機能は今まで通り使用できるようです。
ということは、「ガラケーでは通話しかしてないよ〜」という使い方をしている人にとっては、今回の制限は全くもって影響はない形になります。
機能制限がかかる機種は?
本機能制限はすべてのソフトバンク3G携帯に影響するわけではありません。
主に、2013年以前に発売された端末に対して制限が行われます。
具体的な制限機種は下記の通りです。
【カシオ】
https://www.softbank.jp/mobile/special/sha1-01/
930CA、830CA
【HTC】
X06HTⅡ、X06HT、X05HT、X04HT、X03HT、X02HT、X01HT
【NEC】
001N、940N、931N、930N、841N、840N、831N、830N、821N、821N GLA、820N、804N、802N、 741N、740N、706N、705N、703N、V-N701
【NOKIA】
X02NK、X01NK、804NK、705NK、702NK、702NK2、V-NM701、N82
【Panasonic】
001P、942P、941P、940P、931P、930P、920P、842P、841P、840P Premium、840P、832P、831P 、830P、823P、822P、821P、820P、810P、706P、705P、705Px
【Samsung】
001SC、941SC、940SC、931SC、930SC、920SC、840SC、830SC、821SC、820SC、805SC、740SC、731SC、730SC、709SC、708SC、804SS、707SC II、707SC、706SC、705SC、X01SC
【SHARP】
943SH、942SH KT、942SH、941SH、940SH、936SH、935SH、934SH、933SH、932SH、930SH、923SH 、922SH、921SH、920SH、920SH YK、913SH G、913SH、912SH、911SH、910SH、905SH、904SH、903SH、902SH、840SH Premium、840SH、832SH s、831SH s、831SH、831SH KT、830SH、830SH Premium、825SH、824SH、823SH、822SH、821SH、820SH、816SH、815SH、814SH 、813SH、813SH for Biz、812SHs II、812SH s、812SH、812SH Premium、811SH、810SH、804SH、802SH、705SH、703SH、703SHf、DM002SH、DM003SH、DM004SH、DM005SH、V801SH
【ZTE】
302ZT、840Z
【SANYO】
V801SA、V-SA701
【Sony Ericsson】
802SE
【TOSHIBA】
X02T、X01T、921T、920T、912T、911T、910T、904T、903T、902T、832T、831T、830T、824T、823T、822T、821T、820T、815T、815T PB、814T、813T、812T、811T、810T、803T、705T
【Motorola】
702MO、702sMO、V66
また、ソフトウェア更新で機能制限を回避できる機種は下記の通りです。
(ソフトウェア更新をしない限り、機能制限がかかります)
301P、103P、301SI、002P、002P for Biz、840P for Biz、008SH、830SH s、921P、824P、832SH、843SH、931SH、 830SH for Biz、001HT
https://www.softbank.jp/mobile/special/sha1-01/
なんで機能制限を行うの?
そもそもなんで機能制限が行われるかと言うと、インターネット接続に対するセキュリティ対策が原因となります。
インターネットに接続する際、通信情報を暗号化する必要があるのですが、暗号化の方式は日々進歩しています。
その中で「旧形式」の暗号化方式しか対応していない端末が今回の制限対象機種となります。
逆に、今回制限がかからない端末は「新形式」の暗号化方式に対応している機種です。
まとめ
2019年8月現在、「4G」が主流ネットワークであり、積極的な「5G」化が推進されています。
電波は限られた資源であるため、徐々に「3G」は淘汰される存在ではありますが、auは2022年まで、他キャリアでも2020年半ばまでは使用できる見込みです。
慣れ親しんだ機種を手放すのが惜しいという方は、もうしばらくガラケー生活が楽しめる模様です。
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