提供当初に比べ基地局の数もだいぶ増え、都市圏においては自社回線のカバー率が急上昇している楽天モバイル。
本記事作成時点では5Gの基地局数の増加が後ろにずれ込むことを発表しており、しばらくは4G・5G両エリアの拡大に注力することと思われます。
そんな中、私が住んでいる地域(札幌)も有難いことに楽天モバイル回線エリアになったのですが、いつ試してもパートナーエリアにしか繋がらない…
本ページでは楽天モバイルエリア内なのにパートナーエリアに繋がる原因と、その対策をまとめています。
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楽天モバイル回線の仕組み
そもそも楽天モバイルの回線の仕組みについて簡単に説明します。
楽天モバイルの通信網は「自社回線エリア」と「パートナーエリア(au回線)」の2種類あります。
例えば下の画像は2020年8月3日時点の札幌における対応エリアの状況です。
- 濃いピンクが楽天回線エリア
- 薄いピンクがパートナーエリア(au回線)
- 色なしが通信網なしエリア(繋がらない)
となっています。
楽天回線エリアに繋がっている場合にはデータ容量無制限の使い放題。「容量」という概念がない正真正銘の使い放題です。
パートナーエリアに繋がっている場合には月5GBの高速通信で、容量が無くなった場合には1mbpsの制限がかかります。
つまり「いかに楽天回線に繋がるか = 楽天モバイルを快適に使えるか」という図式になっています。
楽天モバイルエリア内なのにパートナーエリアに繋がる?
私の住んでいる地域は、楽天モバイルに契約した当初はパートナーエリアだけだったのですが、ここ1週間〜2週間くらい前に楽天回線エリア(地図でいったら濃いピンクのエリア)になりました。
「これでデータ使い放題だ〜!!」と思っていたのですが、my楽天モバイルアプリでチェックするといつ開いても接続先が「パートナーエリア」に…
これだと月5GBを使い切ってしまうと低速になってしまうため、楽天モバイルのポテンシャルが十分に発揮できません。
なんでパートナーエリアに繋がってしまうのか、ネットやSNSで情報収集をしたり、なかなか繋がらないことで有名な楽天モバイルのカスタマーセンターに聞き取り調査をしてみました。
繋がらない原因
収集した情報を精査すると、楽天回線に繋がらない原因は主に3つあることがわかりました。
そもそも機種が対応していない
1つ目の理由が「そもそも機種が楽天回線の通信バンドに対応していない」というパターン。
楽天モバイル アンリミットを契約するときに一緒に購入した端末であればこの可能性はありません。
当てはまるのが楽天モバイルのSIMを手元にあった他社端末で使う場合等です。
その場合にはお手持ちの端末が楽天回線エリアであるバンド3に対応しているかを確認してください。
auなど日本のキャリアから発売されている端末であればほとんど問題ないかと思います。
海外メーカーのSIMフリー端末だと対応していない場合がありますので要チェックです。
基地局の密度が低い
2つ目の原因が楽天回線を提供する基地局がまだまだ少なく、電波の強いパートナーエリアに繋がっちゃう、という現象です。
楽天モバイルのカスタマーセンターの方曰く「これが1番多い原因かと思われる」とのこと。
特に私が住む地域のように最近楽天回線エリアになった場合にはこれが顕著であるようです。
現に東京・大阪なども前々から楽天回線エリアに対応していた大都市では、パートナーエリアに繋がる現象がだいぶ解消されたとの報告を多く聞きます。
電波が届きにくい
3つ目の原因が楽天回線の電波が届きにくい場所で使っているため、パートナーエリアに繋がってしまうことがあるようです。
例えば地下鉄だったり鉄筋コンクリートのマンションの場合には、電波が強いパートナーエリアに繋がりやすくなってしまう、とのこと(カスタマーセンター談)。
結局は2つ目の原因である「基地局が少ない」ということが起因します。
対策を考える
楽天回線エリア内なのにパートナーエリアに繋がってしまう原因はわかりましたが、対策はあるのでしょうか?
結論を言ってしまうと「ずばりコレをすると常に楽天回線に繋がるよ!」と言う対策はありません。
そもそも機種が楽天回線に対応していない場合には対応機種に買い替えると、もしかしたら楽天回線をメインに使えるかもしれません。
電波が弱くてパートナーエリアに繋がってしまう場合には窓の近くで端末を利用してみるともしかしたら楽天回線に繋がるかもしれませんが…私の場合は効果はありませんでした。
なので結局は東京・大阪のように「安定した電波を供給できるような数の基地局が揃うまで待つ」というのが現状のようです。
接続先を選べるとベストなのですが、「現時点ではそのような対応をする話は聞いたことがない」とのこと(カスタマーセンター談)
楽天モバイルはアリなのか?
以上のことから、住んでいる地域によっては楽天回線は利用できず、パートナーエリアでの利用を余儀なくされることがわかりました。
こんな状況ではありますが、家族や親しい身内に「楽天モバイルを契約するのはアリなの?」と聞かれると、私は間違いなく「アリだよ」と答えると思います。
使い放題の楽天回線に繋がらない場合でも、ほとんどの地域でパートナーエリア回線で楽天モバイルは利用できます。容量は5GBです。
さらに楽天モバイルには通話・SMSが無料になる「楽天リンク」という秀逸アプリがあります。楽天リンクについては別記事で使用感をレビューしていますので、よろしければ合わせてご確認ください。
そして何より「これらが1年間無料で使える」というのは大きな大きなメリットです。
ただしパートナーエリアでもカバーしきれていない地域にお住まいの人は契約してはダメです。
必ず対応エリアを確認してから、契約を検討してください。
対応エリア:https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/
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2023年6月以降は新料金プランへ移行
2023年6月以降は新料金プランになります。
詳しくは別記事で解説しているので、合わせてご確認ください。
まとめ
楽天モバイルでは自社回線だとデータ通信無制限というウリがありますが、「楽天回線エリア内でもパートナーエリアに繋がってしまう」という問題が多く発生していることがわかりました。
その原因の多くは「基地局の少なさ」です。
東京・大阪などの大都市ではだいぶ解消しているようですが、私が住む札幌ではまだまだこの問題が発生します。
また根本的に解決できる対策は現時点ではありません。
外や窓際など電波が拾いやすいところで使っても私の場合は解決しませんでした。
カスタマーセンターにも問い合わせましたが、基地局の数が増えるのを待つしかなさそうです。
楽天回線かパートナー回線か、接続先を自分で選べるようになればいいのですが…現時点では望みは薄そうです。
ただ5GBの通信容量・電話し放題・SMSし放題・そして何より1年間無料というのは、上記問題を吹き飛ばすほどのメリットです。
枠が埋まるそぶりは今のところありませんが、1年間無料は先着300万名まで。
キャンペーンが終了する前に、是非早めに検討してみてはいかがでしょうか。
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