非接触の推進や効率化、人手不足などを補うことを目的とし、スーパーだけでなく今やコンビニや飲食店でもセルフレジや注文時のタッチパネルが導入されています。
当ブログでも以下の代表的なチェーン店で、セルフレジやタッチパネルの実践をしています。
- セルフレジ
- タッチパネル
- やよい軒
- びっくりドンキー
- ガスト
- 吉野家
- すき家
- 松屋(松券セレクト)(サービス終了)
- 松屋(店内飲食)
- 松屋(お持ち帰り)
- はま寿司デジタルレーン
- レジカート
- スマホレジ
そんな中、ケンタッキーでは注文と支払いが同時にできる「セルフオーダー」を導入しています。
そこで実際にケンタッキーでセルフレジを利用してきました。
本記事では、ケンタッキーのセルフレジの利用手順や、支払い方法・ポイント・クーポン・株主優待券の使用有無等についてまとめています。
ケンタッキーにセルフレジが導入
ケンタッキーでは、注文も会計も店頭のタブレットで完結するセルフレジ「セルフオーダー」が導入されています。
詳しい導入スケジュールについての発表はありませんが、早いところでは2021年の秋頃には導入されており、2023年夏頃に導入店舗が急増しているようです。
導入店舗
公式サイトの店舗検索でも「セルフレジ」導入店を絞り込んで検索することは出来ません。
また、セルフレジの導入店舗についてケンタッキーに問い合わせたところ、正確な回答は頂けませんでしたが、私の住む札幌でも2023年7月14日時点で「3店舗」のみであることを教えていただきました。
セルフレジは直営店、フランチャイズに関わらず導入されているとのことです。
また、都心部を中心に導入店舗が増えており、今後ますます導入店舗が増えるであろうとのことでしした。(2023.7.14ケンタッキーに確認)
支払方法
私の利用した店舗では、現金、クレジットカード、交通系IC、QRコード決済、電子マネー、KFCカードがセルフレジに対応していました。
auPAYやメルペイのクーポン支払いもセルフレジで可能です。
KFCカード支払いでセルフオーダーしてみた
実際にセルフレジ導入店舗にて、店内飲食で注文し、クーポン利用やポイントカードの提示、KFCカードでの支払い等を試してきました。
休日昼時のフードコート内のケンタッキーということもあり、注文には列が出来ていましたが、皆さん通常レジ利用で、赤丸部のセルフオーダーにはお客さんがいなかったため、待たずに注文が出来ました。
セルフレジの全体はこんな感じです。
まずはトップ画面で「店内飲食」か「お持ち帰り」を選択します。
下の赤ボタンからKFCカードの残高照会やチャージも出来ます。
次に「KECアプリ」または「LINE」の会員証の有無を選択します。
「持っている」を選択すると「QRコードをかざしてください」と表示されるため、
案内通りこちらのリーダーにスマホをかざします。
続いて、Pontaの有無を聞かれるため、今回は「持っている」をタップして同じくバーコードをリーダーにかざします。
続いてメニューの選択です。
単品やセットメニューの他、サイドメニューや
ハニーメイプルボトルもこちらで注文できます。
クーポンを利用する際は、左上か下部の「クーポンをつかう」をタップして、
クーポン番号の入力、またはバーコードの読み込みで
クーポンが適用できます。
セットドリンクの種類も画面で指定できます。
また、このようなサービス価格商品も
画面で選択できるため、有人レジに並ぶ必要がありません。
全てカートにいれたらお会計に進み、
支払い方法を選択します。
今回は「デジタルKFCカード」で支払うため、「KFCカード」をタップして
デジタルKFCカードのQRコードを読み込ませました。
これで注文と支払いが完了です。
レシートも自動で出力されますが、
レシートに注文番号が書かれているため、忘れずに受け取りましょう。
注文番号が呼ばれたら、商品を受け取って終了です。
ケンタッキーはレジ待ち、注文、支払いに時間がかかるイメージなのでセルフオーダーで待ち時間なくすぐに受け取りまでできてとても快適でした。
注文内容もばっちりです。
株主優待券・ジェフグルメカードは使える?
セルフレジでは、株主優待券やジェフグルメカードなどの金券に非対応です。
その他、5万円以上の支払いになる場合には、有人レジを利用しましょう。
なお、ジェフグルメカードはお釣りの出る金券です。
お得に手に入れる方法については以下の記事でまとめています。
レシートクーポンは使える?
今回、「公式アプリクーポン」と「LINEクーポン」を使用してみましたが、どちらもクーポン番号の入力でセルフレジ利用が出来ました。
また、レシートクーポンは通常、アンケート回答後に表示される認証番号を記入し、店員さんに見せることで適用になります。
しかし、セルフレジでは赤枠の3桁(752)の入力でアンケートに答えずともクーポンが適用できてしまいます。
ただし、店舗によっては商品受取時にアンケートレシートを確認されるかもしれませんのでご注意ください。
手元にないクーポンも使える?
セルフオーダーの導入により、クーポン番号がわかればその値段で注文できるようになったため、「適当に押したクーポン番号で注文ができたり、ネット上に掲載されている手元にないクーポンが利用できる」という状況を疑問視する声が挙がっています。
この仕組みはタッチパネルでクーポンが適用できるガストにおいても同様です。
私が利用する店舗では、店員さんからクーポンの提示を求められたことは1度もありませんが、提示を求められても問題ないような利用をするように心がけましょう(当たり前ですが)。
ポイントは貯まる?使える?
繰り返しになりますが、セルフレジではメニュー選択前にケンタッキーの会員証の提示やポンタカードの提示を求められ、
このようにマイルや税抜200円ごとに1Pontaポイントが貯まります。
ただし、Pontaポイントが貯まるのは以下の支払い方法の場合です。
- 現金
- KFCカード
- ジェフグルメカード
反対に、以下の支払い方法はポイント付与の対象外です。
- クレジットカード
- 電子マネー
- コード決済
さらに、支払い画面では「ポイントを利用する」をタップすることでPontaポイントを支払いに充当することが出来ます。
ただし、Pontaポイントはお得なポイント交換所や、ローソンお試し引換券など、1pt=1円以上の価値を持つポイントのため、個人的にはポイント利用はお勧めしません。
2023年10月1日に楽天ポイントが導入された後も、貯めるポイントはPontaポイントがオススメです。
領収書はもらえる?
支払い完了後は自動でレシート(領収証)が出ます。
上部に宛名欄があるため、記名が必要な人は商品受取時等に店員さんに記載をお願いしましょう。
テイクアウトでも使える?
ケンタッキーのセルフレジ(セルフオーダー)は、店内飲食・お持ち帰りのどちらでも利用できます。
テイクアウト時には、電話注文やモバイルオーダーの方が待たずに受け取れるメリットはありますが、モバイルオーダーはクレジットカード決済のみや最短30分後の受け取りのデメリットがあるため、個人的には注文も支払いもスムーズなセルフオーダーはとてもオススメです。
部位指定は出来ない
ケンタッキーではオリジナルチキンなどを注文の際、「ドラム多めで」「サイ抜きで」などの部位指定が出来ます(店舗によります)。
しかし、セルフオーダーではイレギュラーな注文が出来ませんので部位指定やアレルギー問題がある場合には有人レジを利用しましょう。
お得な支払い方法
ケンタッキーの支払いには、今回実践したKFCカードでの支払いがオススメです。
KFCカードを安く買う方法についてはこちらの記事でまとめていますが、残高移行可能・実質無期限の使いやすいギフトカードです。
おわりに
ケンタッキーのセルフオーダーにて、クーポン利用やKFCカード支払いを実践してみました。
まだまだ導入店舗の少ないセルフオーダーですが、クーポンやポイントの利用、多様な支払い方法への対応など個人的にはとても使いやすいセルフレジで、初めてでも流れのままにスムーズに利用できました。
特に、私が見た限りでは多くのお客さんが有人レジを選び、混雑する休日のフードコートであってもセルフレジなら注文・支払い共にほぼ待ち時間なしでノンストレスだったため、今後ますます様々なチェーン店でセルフオーダーが増えてくれることを望みます。
コメント
アンケートクーポンはセルフレジでは答えなくても利用できて、となりの有人レジでは購入しないと利用できないと…
お断りすると言うことですね